日誌

2024年12月の記事一覧

まめまめしく(Hello 校長室 12月30日)

 本屋さんで「おせち」という絵本を見ていました。「くろまめ ぴかぴか あまい まめ まめまめしく くらせますように」と書いてありました。「まめまめしく」とは、形容詞「忠実忠実しい」の連用形で「真面目で」「誠実」「骨惜しみせずよく働く」ことの意味です。また、健康や丈夫さ、達者な様子を意味する方言の「まめ」なという意味も含んでいるようです。おせち料理の意味を振り返ってみるのもよいかもしれません。

 

言志四録(Hello 校長室 12月29日)

 言志四録とは儒学者の佐藤一斎が書いた語録です。西郷隆盛や吉田松蔭、坂本龍馬らがよく読んでいたと言われています。とりわけ西郷隆盛は、言志四録を座右の書として特に自分の心に響いた言葉を抜き書きし、手抄言志録(西郷南州遺訓)として残っています。久しぶりに目を通しています。西郷隆盛の気分になっている自分が可笑しく思えます。「少にして学べば、則ち壮にして為すこと有り。壮にして学べば、則ち老いて衰えず。老いて学べば、則ち死して朽ちず。(言志晩録60)」学びは朽ちないです。

小心翼翼(Hello 校長室 12月28日)

 「小心翼翼」という言葉に出会いました。心細やかに対応すること、心遣い、気遣いという意味だそうです。長官たる者は、「小心翼翼」を忘れること勿れ。(言志晩録160)肝に命じていきます。

 

 

大きな家(Hello 校長室 12月27日)

 「大きな家」という映画を観てきました。児童養護施設のふつうの日常を描いた映画です。こどもたちの語ることば一つ一つに感情が揺さぶられました。「家族とは何か」「前向きに生きるとは」等、あらためて考えさせられることが多くありました。

 

インフルエンザ(Hello 校長室 12月26日)

 冬休みに入りました。インフルエンザA型pdm09が流行っているそうです。pdm とはパンデミックという意味だそうです。パンデミックとは世界的な流行をさしています。09は、2009年に流行した意味です。基本は、20秒から30秒と長めの手洗いです。健康でお正月を迎えるためにも大切なことです。

2024年漢字1字(Hello 校長室 12月25日)

 本日は、2学期終了式です。保護者、地域の皆様には、あたたかいご支援、ご理解をいただきありがとうございます。本校の2024年漢字1字は、挑戦の「挑」と私は感じています。運動会では実行委員会が自分たちではじめて考えた競技(箱を運ボックス)をしました。合唱祭では、有志合唱団が結成され「手紙」を歌いました。2年生は、職場体験の報告を1学年にポスターセッションで披露しました。他にも食育講座や落ち葉履き等、新たに始めた取組がありました。そのようなことから「挑」が本校の2024年漢字1字と私は感じています。

税金(Hello 校長室 12月24日)

 昨日の朝日新聞に「103万円の壁」を引き上げる財源として土地の資産価値に応じて課税される「地価税」を検討しているとありました。「地価税」とは1992年バブル期の地価高騰を抑制するために施行されたが、98年分以降は課税が停止されているそうです。固定資産税とはどう違うのかと頭に浮かびました。日本にはおよそ50種類の税金があります。どんな税金が今後生まれるのか、その根拠は何か、生徒の皆さんも考えてみてください。

 

 

短編(Hello 校長室 12月23日)

 図書館に行き、国語の教科書に出てくる作品が掲載されている「教科書名短編」を借りて読みました。中学生の頃を思い出してみたくなったのかもしれません。吸い込まれるように読んでしまいました。芥川龍之介の「トロッコ」は、読んだ記憶があり、懐かしく感じました。

 

巳年(Hello 校長室 12月22日)

 昨日、車の中でラジオを聞いていると「巳年」について話している場面がありました。「巳年」は、今までの成果が「実」になることやそうでないことも明らかになる年だと。だから蛇口(出てくるという意味)と言うんだと話していました。蛇口が巳年と結びついているのかと目がテンになった瞬間でした。

基礎と基本の違い(Hello 校長室 12月21日)

 ふと基礎と基本の違いは、何だろうと疑問がわき起こりました。基礎体力とは言うが基本体力とは言わない。基礎は、「認識や価値観を培う土台」「または物事の土台」基本は、「基礎の上に成り立つ応用」「物事の軸」とあります。イメージすると基礎は、「根」基本は、「幹」ともいえるでしょうか。基礎がしっかりとしていないと伸びていかないと考えると基礎を培う体験が必要といえます。たくさん遊ぶことは、こどもの身体づくりに必要といえるかもしれません。普段使っている言葉をあらためて考えてみるのも面白いかもしれません。

己を知る(Hello 校長室 12月20日)

 元プロ野球の野村克也監督は、大切なことは「己を知る」ことと記しています。徒然草の一節には「我を知らずして外(ほか)を知るという理(ことわり)あるべからず。されば己を知るを、物知れる人といふべし」とあります。自分のことをあらためて分析してみたいと思います。

 

継承(Hello 校長室 12月19日)

 戦争における被曝体験の次世代の継承が課題となっています。先日の日経新聞の記事では、原爆資料館に新たな新展示室を設けるとありました。AI(人工知能)を活用して被爆者と擬似的に対話ができる装置等が導入される予定だそうです。また2027年秋に完成予定だそうです。忘れてはいけないものの継承をしっかり受け止めていかなくてはと思います。

 

名前(Hello 校長室 12月18日)

 先日の朝日新聞に2024年生まれの名前表記ランキングが掲載されていました。男の子は「陽翔(はると)」「凪(なぎ)」「朝陽(あさひ)」女の子は「紬(つむぎ)」「翠(すい)」「凛(りん)」の順番でした。名前の多くは、親の願いがこもっていると思います。その事に恥じてないかどうか、この時期になると振り返ってしまうことがあります。私の場合は「聡明な人」。まだまだ精進しなければと思います。

 

朝日が差し込んでの風景(Hello 校長室 12月17日)

 出勤すると私は校舎内を回り、教室の窓を開けて換気をしています。先日、運良く朝日が廊下に差し込んでいる瞬間に出会いました。

ちょうど3年生の廊下に差し込んでいたので、未来の扉のように感じました。進路に向けて邁進している3年生、常に応援しています。

立川ジュニアユースサッカー大会(Hello校長室 12月16日)

 昨日は立川ジュニアユースサッカー大会が立川一中(U13)と立川二中(U14)会場で行われました。市内の中学校のサッカー部の選抜チームが出場し、クラブチームと対戦しました。市内の選抜チームの活動は、30年以上続いています。私が監督をしていた頃の生徒は、今でも選抜チームの仲間と交流があります。出会いを大切にし、切磋琢磨してほしいと思っています。

今朝の月

 

教え子(Hello 校長室 12月14日)

 昨日はサッカー部の教え子たちと久しぶりに会いました。年齢的に一番上は45歳、中学卒業後30年ぶりの再会でした。医者になりたいと夢を語っていた教え子は実際に医者になっていました。都大会に出場した年代の生徒は40歳。他にも40代になっていて時の流れの速さを感じました。また、皆、立派な大人になって活躍していることに心から嬉しかったです。ららぽーとのフットサル場で久しぶりにボールを蹴り、中学校時代を思い出していました。私も10年ぶりにゲームに参加し、とりあえずけがをしないでほっとしています。

 

菊池雄星さん④(Hello 校長室 12月14日)

 菊池雄星さんの続きの最終回です。「プロとして15年間プレーしてきて、組織を強くするのは、誰からもリスペクトされる人間的にも成熟したリーダーだと痛感しました」・・・『いい時も悪い時も、いつも一緒だよね』と。感情的にならず、精神的に安定している人こそ一流です。そんなリーダーのいるチームは、強いです」。私はまだまだオロオロしてしまうので反省です。学級や部活のリーダーさんは今、大変と感じていることもあるかもしれません。感情的にならず、お互いが歩み寄るためにの視点を忘れずに取り組んでください。将来、とても素晴らしいリーダーになることでしょう。今は自分が鍛えられている時期かもしれません。

 

菊池雄星さん③(Hello 校長室 12月13日)

 昨日からの続きです。「やり続ける」ために菊池雄星さんは、「意志ではなく、仕組みに頼った方がいいですね。例えば勉強しなくてはいけないのにSNS を見てしまう人は、1回ごとにログアウトする。パスワードを入れないとログインできなければ開くのが面倒ですよね」と語っています。これは参考になる考えだと思いました。仕組みを変えることで仕事も効率よくできます。働き方改革にもつながります。生徒の皆さんも意志だけでなく、仕組みを考える視点をもつと良い習慣が身に付くかもしれませんね。

菊池雄星さん②(Hello 校長室 12月12日)

 昨日の続きです。菊池雄星さんは、練習について「どんないい機器があっても、なぜ練習するかを理解しないと意味がありません」「少しずつうまくなるのではなく、コツをつかむと一気にうまくなります。練習するのは、うまくなるきっかけをつかむためで、そのチャンスは、100回練習するよりも1千回練習した方が多くなる。努力は、ひらめくためにするんです」と伝えています。コツをつかむ感覚があるまで「やり続けること」も大切です。ひらめくとは、「一瞬するどく光る」「考えや思いが瞬間的に思い浮かぶ」意味があります。こうしたら上手くいった感覚が起こるまでコツコツ練習を積んでいきましょう。

☆表参道に置いたあったゴミ箱

菊池雄星さん(Hello 校長室 12月11日)

 昨日の朝日新聞に大リーグのエンゼルス投手、菊池雄星さんのインタビューの記事がありました。地元の岩手県花巻市に練習施設を完成させました。「それまで物を贈ったり寄付金を渡したりするだけで貢献した気になっていた自分が、情けなくなりました。必要なのはふれあいだと気づいたのです」とありました。本校の目指す生徒像に「貢献する」があります。顔と顔をあわせての貢献活動をこれからも追求していきたいと思いました。また、その気になっていることも多いかもしれません。振り返りもしっかりしていきたいと思います。

昭和記念公園の松ボックリ

ノーベル平和賞授賞式(Hello 校長室 12月10日)

 ノーベル平和賞授賞式がノルウェーで行われます。日本被団協が受賞します。授賞式前の会見の言葉をしっかりと心にとめて、平和とは何か考えて行動していく思いを強くしました。身近なことでもお互いが認め合うことが大切です。一歩下がって振り返ってみるのも良いかもしれません。平和を築いて行くのが私達が求めているものです。

願い(Hello 校長室 12月9日)

 昨日の8日は、旧日本軍が真珠湾を爆撃した日で太平洋戦争の始まりともいわれています。世界ではまだまだ戦争が止んでいません。始めてしまったら終わりにするのが難しいのも戦争です。一日も早く戦争が終結することを願うばかりです。

 

表参道(Hello 校長室 12月8日)

 昨日は表参道にあるホテルで、結婚式があり、参加してきました。披露宴が終わって外に出るとイルミネーションの世界が広がっていました。これも新郎、新婦さんからのプレゼントだと思いました。原宿駅まで歩き、光の世界を堪能して帰ってきました。新郎、新婦さん、御結婚おめでとうございます。

落ち葉掃き掃除②(Hello 校長室 12月7日)

 昨日は男子バスケットボール部が落ち葉掃き掃除のボランティア活動に参加しました。ありがとうございます。チームでまとまっての貢献活動は、心を一つにしていきます。私はこれも大切な練習だと考えています。

 

月と金星(Hello 校長室 12月6日)

 昨日、理科の先生が月と金星が接近して綺麗に見える日ですよと教えてくれました。調べて見ると地球照(月の暗い部分が、地球から反射した太陽の光によって照されて、うっすら光って見える現象)を伴った細い月とマイナス4.2等と明るく輝く金星が近づく様子は幻想的ですとありました。

幻想的でもあり、神秘的な空の世界です。

落ち葉掃き清掃(Hello 校長室 12月5日)

 多くの学校で取り組まれている生徒による落ち葉掃き清掃が本校でも始まりました。部活動を中心にボランティア活動として貢献してくれています。タイミングが合わず写真の掲載ができていませんが、新たな本校の挑戦と貢献活動に嬉しく感じているところです。

3年生面接練習が始まりました(12月4日)

 3年生の面接練習が始まりました。進学したい高校への志望動機、そこで自分が何をしたいのか、そこに進むことで自分がどのように成長できるのか、自分のことばで伝えて欲しいと思います。言葉には力があります。自分を信じてのぞんでいきましょう。

三者面談が始まります(Hello 校長室 12月3日)

 全校三者面談が始まります。学校の様子やご家庭での様子を話し合ったり進路について確認したりするなど短い時間ですが貴重な時間になればと思います。どちらかというと反省点や課題が中心の話になりがちですが、お子さまの良いところを再確認して欲しいとのぞんでいます。

 

衣替え(Hello 校長室 12月2日)

 校庭の外の南側のイチョウ並木は、葉が黄色に衣替えしています。昨年よりも遅い紅葉は、やはり温暖化の影響なのでしょうか。樹木が一番に地球の変化を感じているのかもしれません。

 

ready (Hello 校長室 12月1日)

 電車の広告に「ready 」を使った大学入試の文章がありました。準備ができているかという意味だろうと思っていましたが、「覚悟ができているか」と訳されていました。思わず「覚悟か」と心に響きました。覚悟をもって準備にあたる心のあり方をあらためて教えてもらいました。