日誌

2019年6月の記事一覧

Hello校長室80


■矢印が描かれた右の写真は、自転車置き場等を示すラインです。
矢印方向に、線がまっすぐです。3年生が引いてくれました。すば
らしい技術です。これだけのラインはなかなかひけません。また、
左の写真はゴールテープを持つ生徒です。走者が安全にゴールに入
るように少ししゃがんで、テープをすぐ離せるようにかるく持って
います。運動会は、選手の陰で多くのスタッフが匠(たくみ)の技
で支えました。まもなく2年生は職場体験に行きます。職場は、い
ろいろな役割をもった人で成り立っていることを学ぶはずです。そ
れこそ、何かの仕事に数十年うちこんでいる方々との出会いを大切
にしてください。いやあ、ここまで述べて、じゃあ私が数十年うち
こんだものって何があるんだろう……?自問自答が夜明けまで続き
そうです。              (6月19日飯田芳男)

Hello校長室79


■運動会での二中生の皆さんの活躍を嬉しく思います。前任校で
は、選抜リレーの選手と一緒に「教職員本気リレー」を展開して
いました。私も体育科女性の先生に命じられ三年間出場、いえ参
加していました。一人50㍍から100㍍がノルマでしたが、副
校長先生に私の分け前をさしあげ、私は30㍍程度を力走するに
とどまりました。それでも皆さんのご厚意でアンカーとして堂々
とゴールしました。ただあまりにも短い登場時間なので本部テン
ト内の来賓の方に、「校長先生、急にいなくなってどうされたの
ですか?教職員リレー盛り上がったわよ、先生に似た方がゴール
に倒れ込んできたの…。」と言われた時もありました。しかし、
二中生の皆さん私も三週間ほど秘密特訓をして、このレースに挑
んでいました。座学は完璧です。「短距離走入門」「実践バトン
パス」「陸上競技マガジン」等、数冊読破しました。実技面では、
モノレールの駅の階段で入念に走り込みをしました。うさぎ跳び
はやりませんでしたが、きちんと青春していましたっけ。絵文字:出張
                  (6月18日飯田芳男)

Hello校長室78


■運動会の順延を金曜日に決定しました。しかし「天気は神のみ
ぞ知る」であります。土曜日はあいにくの雨になりました。雨に
なってしまって、二中生の皆さん、本当にごめんさなさい。その
分今日は皆さんの勇姿にふれ感動しました。順位が今一歩の生徒
もいたかと思います。気にすることはありません。オリンピック
の創立者クーベルタン男爵の「参加することに意義がある」とい
う言葉をおくります。        (6月17日飯田芳男)

Hello校長室77


■二中生の皆さんの中には、運動会の練習で足腰がパンパンにな
っていないでしょうか。もしそうならゆっくり休養してください。
それでも今日、部活に参加する生徒もたくさんいるのでしょう。
若いって素晴らしいです。でも身体も心もメンテナンスが大事で
すよ。そういえばミスタージャイアンツ長嶋茂雄氏は、肉離れの
選手に、「ウ~ン 彼はミートグッドバイですね!」とオリジナ
ル言語で励ましていました。その長嶋氏「雨降ってグランド固ま
る」という名言も残しています。「アイム失礼!」さらに笑った
名言です。             (6月16日飯田芳男)

Hello校長室76


■大相撲では勝負がつかない時「水入り」というルールがあります。休憩
がもらえるルールです。本校の運動会は順延になりました。まだスタート
していないのですから、「水入り」ではありません。でも、「雨」という
正真正銘の水入りになりました。お子さんを応援したいのに、月曜日では
来られないという、ご家族もいらっしゃるでしょう。生徒も残念がってい
ます。お察しします。お仕事の合間にお気持ちを寄せていただければ嬉し
いです。さて、昨日は本来なら前日、二中生の皆さんは各係で最後の追い
込みでした。美術部の皆さんも装飾関連の色塗りで大忙しでした。吹奏楽
部の皆さんは息のあった演奏でした。そしてテントの用意では飛ばないよ
うに固定したり、用具の準備や点検の係も丁寧に取り組んでくれました。
かげになって働いてくれる人のおかげで運動会は成り立っています。まさ
に「おかげ様」です。月曜日は絶好の天気になるように、「アメフラーズ」
というまじないを、となえまくります!    (6月15日飯田芳男)

Hello校長室75


■運動会の練習を眺めながら、私も中学時代に、土ぼこり舞うグランドで
全員リレーの練習に取り組んだことを思い出しました。個性の強い面々ば
かりで、練習は何度もぶつかり合いました。二中生の皆さんはどうでしょ
うか。さわやかに「きちんと青春」してほしいです。困ったことがあれば
校長室においでください。私が困った時は皆さん相談にのってください。
                      (6月14日飯田芳男)

Hello校長室74


■ラジオ体操第一は、13の運動があります。最初の伸びの運動は息を吸
いながら腕を前から上げ、息を吐きながら腕を横から降ろします。かかと
はあげません。どの運動もかかとを上げるか上げないかで困難さがちがい
ます。また、上げた腕は耳につけるかつけないかで見栄えの美しさがちが
います。ところで副校長先生は体育科の大ベテランです。加えて、大学で
徒手体操を専攻されたので、見事なラジオ体操を披露してくれます。写真
は、8番目の腕を上下に伸ばす運動です。副校長先生は、左足を横に開き
ながら、手先を肩に添え、脇をしめます。腕を体につけながら、素早く伸
ばします。伸ばす時にかかとが上がり、手先を肩に戻す時かかとを降ろし
ます。副校長先生の匠(たくみ)の技に感銘しました。二中生の皆さん、
私と一緒に究極の体操を目指しませんか。   (6月13日飯田芳男)

Hello校長室73


■「いかだながし」という競技は、中学校での定番競技です。小学校だと
「台風の目」に匹敵するでしょうか。1年生は「多摩川下り」という名称
で、ひと工夫されています。予行ですから告知はここまで!当日はおおい
にご声援をお願いします。さて、二中生の皆さん、今年の運動会のスロー
ガンは、「不撓不屈~輝け二中の絆~」です。不撓不屈とは、どんな苦労
や困難にもくじけないことです。辞書によっては「強い意志をもって」と
いう言葉が冒頭につきます。出典は中国の歴史書の漢書(かんじょ)です。
さて、わが人生、苦労や困難にくじけてばっかりです。何度も紹介した話
ですが、中1の時、朝6時に起きてラジオの基礎英語を聴く決意は、早起
きは体に悪いと思って2日でやめました。中2の時、両親とけんかをして
一生口をきかないという決意を固めました。でも「お寿司食べる?」と聞
かれ「ハイ」と返事をしました。わずか10分の絶交でした。二中生の皆
さん、どうか私を反面教師にしてください。  (6月12日飯田芳男)

Hello校長室72


■マッチをするシーンが理科の実験ではいきています。そのマッチで線香
に火をつけます。線香の炎が明るくなるのですから、試験管内にある気体
の正体はおわかりかと思います。今日の理科の授業は電源装置、薬品の他
にマッチと線香があります。電源装置は持ち運びしやすく、コンパクトな
大きさです。私の中学生時代とちがいます。私の頃は電気ショックをかけ
られるくらい大きいものでした。ただ、マッチは昔と同じでした。今日、
マッチの軸は先生が1本ずつ配っていました。安全管理が徹底されていま
す。二中生の皆さんはマッチをする体験は少ないでしょう。火は危険です
が使い方をきちんとすれば、なくてはならないものです。しかし、これほ
ど家庭で日常的に登場しなくなったものはないと思います。時代は確実に
ながれています。今日は帰宅したら「マッチ売りの少女」を読み返してみ
ようと思います。              (6月11日飯田芳男)

Hello校長室71


■ある学級で、ちょっとした視点の工夫でいろいろな見え方になるという
教材を学んでいました。右の絵は、若い女性の左のほほが描かれています。
でも教科書には、「年老いた女性がマフラーをかぶっているようにも見え
ます」とありました。私はなかなかそのように見えず、かなりあせりまし
た。そこで目を近づけて凝視して、ようやく年老いた女性の顔の輪郭に気
がつきました。先入観というか錯覚にまどわされてしまうことってあるの
ですね。ところで私の錯覚の定番は、廊下で尋ねられた「多摩ニュータウ
ン」と「たまに歌うんですね」を聴き間違えたことです。まっこれは、単
なるロウカ(老化)現象ですが…。     (6月10日飯田芳男)