日誌

2020年7月の記事一覧

Hello校長室477


■「ママ『あゆみ』って誰?」小学校1年生のあゆみちゃんは、自分の名
前が書かれた通知表に驚いたようです。今日の名言カレンダーに載ってい
ました。初めての通知表が『あゆみ』で、あゆみちゃんはとてもびっくり
したことでしょう。ほほえましいですね。小学校1年生の感性は新鮮です。
私が小1の担任の時は、所見にも特に心をこめました。文章を書く欄です。
学校生活の記念すべき1年目の通知表ですから緊張しました。その子の入
学式からの成長の「歩み」を思い出しながら作成します。1年生の子が、
大人になって読み返してくれるかなと期待しながら作成していました。
                      (7月20日飯田芳男)

Hello校長室476


■屋根には雨どいがあります。のきさきに横に取り付ける樋(とい)は、
軒樋(のきどい)と言うそうです。屋根から垂直に下に雨水を流す樋(と
い)は、竪樋(たてどい)と言うそうです。たてどいは、地面に近い方が
劣化しやすいと思っていました。劣化したら、下の部分を適度な大きさの
筒状のものを変えれば修理完了だと思います。でもコボちゃんの妹、ミホ
ちゃんは、筒を製作しているおじいちゃんのかたわらで、おじいちゃんが
大事にしている尺八を差し込みました。このあとどういう展開になるか…、
考えないことにしました。          (7月19日飯田芳男)

Hello校長室475


■二中は生徒数のわりに手洗い場が限られています。校庭には水飲み場の
設置をお願いしていますが、校舎内の水道の増設は容易ではありません。
その中で、生徒の皆さんは工夫して利用してくれてありがたいです。写真
は黒板ふきクリーナを洗ってくれている場面です。掃除に熱心なことはと
てもいいことです。私も見習います。さて、雨の土曜になりますが週明け
まで、皆さんの心の中に栄養がたくわえられるよう願っています。
                      (7月18日飯田芳男)

Hello校長室474


■給食は麻婆ナス、ジャガイモとベーコンのソテー、キャベツと小松菜の
ごま和えでした。麻婆ナスのからさがピリリと心地良かったです。麻婆の
麻は、陳さんという姓のあばたのおばさんというのが定説です。麻(ま)
のおばさん(婆)が作った豆腐料理が陳麻婆豆腐とのことです。しびれる
くらいからい麻婆豆腐はマーラー豆腐というそうです。給食では出ません
ね。献立のリクエスト希望があれば1年生の皆さんなら、給食課にリクエ
ストができます。イケメンの私はつけ麺をリクエストする予定です。
                      (7月17日飯田芳男)

Hello校長室473


■夏の食べ物ソウメン。金田一春彦先生はソーメンとは書きません。そのソ
ウメンは素麺と書きます。ところが昔は索麺と書いたそうです。そそっかし
い人がいて素麺と書き間違えたのが起こりだそうです。間違えがそのまま呼
び名、あるいは漢字にあてられる例は多いようです。どっちが正しいか論争
になるのはいいですが、人間関係にひびが入らぬことを祈るばかりですね。
先月の給食予約ナンバーワンは「冷やし中華」でした。9月の1位はカレー
ソーススパゲティーだと思います。メンクイの私が言うのですから間違いな
いはずです。                 (7月16日飯田芳男)

Hello校長室472


■『「つ」が取れるまで、あとひとふんばり』昨日の名言カレンダーの文面
です。あるお母さんが、ご自身のお母さんからいただいた応援メッセージだ
そうです。「一つ、二つ、三つ…九つ。10歳になったら「つ」が取れて、
体も丈夫になり、次第に手が掛からなくなるよ」と勇気づけられ、励まされ
たようです。二中の皆さんはまさに「つ」が取れた年齢です。保育園や幼稚
園のころから比べると立派になったのがよくわかります。私は祖母に「自分
一人で大きくなったと思ってはいけないよ」と言われ続けました。その意味
がこの年になってようやく、少しだけ…わかったような気がします。
                       (7月15日飯田芳男)

Hello校長室471


■ボランティア部員は、あいさつ運動に取り組んでいます。ありがたいこと
です。「おはよう~」と文にすると、とにかく「おはよう」ですが、目と目
を合わせたあいさつのやりとりからは、温かさが伝わってきます。大きな声
でなくても、ぺこりと頭を下げるだけでもお互いの温もりを感じます。また、
ランニングをしている生徒がピースをしてくれると、「がんばれ、オリンピ
ック目指してね!」等と声をかけたくなります。人生の春真っただ中の生徒
の表情は誰もが美しいのです。夢や希望があるからでしょう。私も今日は、
立川駅まで走って帰り途中でピースをしてみようと思います。たぶん表情は
うつろです。                 (7月14日飯田芳男)

Hello校長室470


■私はテストが返却されると先輩たちがそうしたように、問題と答えをきち
んとファイルしました。そして10日間くらいかけて、正解をノートに書い
ていきます。先輩たちがそうしたように。中三の夏休みはその正解を書いた
3年間分のノートを新しいノートに写します。先輩たちがそうしたように。
思えば勉強の仕方を先輩が教えてくれたような気がします。学校生活でつら
いことがあると、ミスタープロ野球長嶋茂雄氏の名言に大笑いし、元気をと
りもどしました。『 Ī live in Tokyo を過去形にしなさい!』長嶋氏
の解答は『 Ī live in Edo 』 先輩たちが教えてくれました。
                       (7月13日飯田芳男)

Hello校長室469


■新聞の書籍案内に『小学校1・2年生の漢字を使って読めない言葉』が載
っていました。その中で「三和土」が出題されていました。読み方は「たた
き」です。赤土、砂利などに消石灰とにがりを混ぜたもので、土間の床に使
われたのが「たたき」のようですね。今は玄関で靴を脱ぐ場所がたたきと呼
ばれています。そういえば「たたきで靴をトントンするな」と祖母は口を酸
っぱくして言っていました。さて思いがけず「三つの和をなす土の謎がとけ
ました。」かつおやアジのたたきとは違うのですね。 
                       (7月12日飯田芳男)

Hello校長室468


■『昔は雷さえ鳴れば梅雨は明けるに決まっていた』という高齢の女性の言葉
は、夏目漱石の三四郎にあるそうです。11日の読売新聞編集手帳で紹介され
ていました。今年は災害につながった雨が続き何ともやりきれません。明日が
今日より少しでもいい一日になるように願っています。いつもより強く…です。
                        (7月11日飯田芳男)