日誌

2020年3月の記事一覧

Hello校長室345


■東京大空襲から75年になります。B29爆撃機による2時間半の空襲は、
墨田区、江東区、台東区を中心に1665トンの焼夷弾が投下されたと言われ
ています。10万人が犠牲になりました。その後4月には、立川も空襲を受け
立川八小の先生がお亡くなりになりました。その時二宮金次郎像が吹き飛ばさ
れ、足が欠けてしまったまま放置されていました。私が八小の校長の時、金次
郎像は再興しました。地元の方々のおかげです。私の祖母は、東京の空が真っ
赤になったと言っていました。平和が続いてほしいです。
                        (3月10日飯田芳男)

Hello校長室344


■職員玄関の花が咲き始めました。いつもなら登下校の生徒たちが見てくれる
はずでした。無観客花壇になってしまい残念です。相撲、野球、マラソン等、
いろいろなスポーツが、無観客で行われています。テレビを見ているかぎりで
は、観客のいない競技は盛り上がりにかけますね。選手は周囲の応援で、大き
く成長や飛躍を遂げているのだと感じました。花壇の花も「きれいだね」と声
をかけてあげたら、ぐっときれいさに磨きがかかるのでしょう。今春の主役で
ある3年生には、エールがたくさん届くよう何とか努力します。
                         (3月9日飯田芳男)

Hello校長室343


■私が中学生というと40年以上も前になります。今日読売新聞の日曜版に、
森永乳業の「クリープ」が来年で発売以来60年になるという記事が載って
いました。中学の卒業式の日、友人宅でコーヒーにクリープを入れ「クリー
プを入れないコーヒーなんて…」というCMの真似をしたことが思い出され
ます。当時とても流行ったCMでした。友人4人で苦いコーヒーをクリープ
で甘くしていました。惜しんで夕方まで談笑しました。ただ、それ以降4人
がそろうことはありません。「いつかまた」で40年以上経っています…。
                        (3月8日飯田芳男)

Hello校長室342


■今日は消防記念日です。消防組織法が制定されたのが昭和23年の今日だと
いうことです。昭和25年に国家消防庁が消防記念日に制定しました。また、
今日はサウナの日でもあります。何となく語呂あわせでわかります。もうひと
つメンチカツの日でもあります。この制定理由も、語呂合わせがきっかけでも
あります。関西で、ミ(3)ンチ(シチ⇒7)というからです。ちょっと強引
ですが愉快ですね。週末も笑顔でお過ごしください。
                         (3月7日飯田芳男)

Hello校長室341


■3月2日で学校生活が止まってしまいました。教室では、机が泣いているか
のような寂寥感がただよっています。いつもの放課後とは雰囲気がちがいます。
ところで、今日発行の読売中高生新聞の記事を紹介します。タイトルは『一斉
休校で困ったこと』です。・こんなとき先生方の謎の団結力がはたらいて大量
の宿題が作られる(鹿児島中1男子)・今までで一番良いクラスだったけど、
今までで一番短いクラスだった(茨城中1男子)・47冊の教科書を、一日で
持ち帰った(千葉県中2男子)等、全国の中学生もいろいろと大変な思いがあ
るのですね。二中生の皆さんの気持ちもお察します。いい一日になりますよう
いつも願っています。               (3月6日飯田芳男)

Hello校長室340


■「すさまじきもの」という文を読み「ものすごい」と解釈しましたが、すさ
まじという漢字は「冷」だということをウィキペディアで知りました。清少納
言が「すさまじきもの」の代表例に「火のない火ばち」を挙げています。いい
所をついているなあと思いました。電気の入っていない電気こたつもそうです
ね。寒そうです。昨日中央線に乗っていたら、「混雑のため窓を開けてくださ
い」と車内アナウンスがありました。どなたかが開けてくれました。コロナ対
策です。「寒い!」なんて言う人はいませんでした。こんな時代を清少納言は
どう表現するのでしょか。            (3月5日飯田芳男)

Hello校長室339


■「背中で語る学年に」学年新聞の見出しです。いい言葉です。校風というの
はよき先輩がつくっていきます。先輩のふるまいで後輩が育ちます。一人一人
の背中は、二中のお手本といっても過言ではありません。私も皆さんのために
背中でものを語れるよう精進します。学年新聞にも学びました。ほめてあげら
れぬまま修了式を迎えてしまいます。ごめんなさい。(3月4日飯田芳男)

Hello校長室338


■本校の図書室にかわいいおひな様がありました。生徒がいない図書室で留守
を守っていました。三月三日は桃の節句です。私は梅、桃、あんず、川津桜の
区別が苦手です。これに蝋梅(ろうばい)が加わると狼狽(ろうばい)してし
まいます。我が家にもひな人形を飾りました。その脇にひしもちを置きました。
お菓子のですが…。ひしもちがひし形になったのは江戸初期、このころはヒシ
の実を入れたよもぎもちだったそうです。つまり緑。明治になってくちなしの
実が入ったもちが登場、赤、白、緑になったようです。三色の重ね方は地方に
よってそれぞれのようです。重ねる順番で景色の例えが違います。『雪の下に
は新芽が芽吹き、桃の花が咲いている』という光景なら、下から緑、白、赤の
順だそうです。ロマンがあります。そろそろ夕暮れです  (^^♪あかりを
つけましょ ぼんぼりに…♪            (3月3日飯田芳男)

Hello校長室337


■3年生のある教室も「卒業まであと1日」という表示に変わりました。寂し
いかぎりですね。授業最終日ということで、生徒の校長室前の談笑も少しシン
ミリした様子が感じられました。そういった時、人の心は目に表われると言い
ます。詩人の吉野弘さんは『目は、正直だ』と述べています。(2月29日読
売新聞コラムより)そして、「目」という字は、表裏もないし裏返しても逆さ
にしても目は目。(だから本物の)目は正直だという意味のことを付け足して
いました。勉強になりました。私も今から、自分の気持ちを表せない時、透き
通った目で語ろうと思います。おっと、職員室から笑い声がしています…。
                         (3月2日飯田芳男)     

Hello校長室336


■亡き父は「1日(ついたち)」に、神棚に何やら手を合わせる等の儀式(?)
をしていました。そういえば修学旅行で行った神社でも「ついたち」の儀式を
見ることができました。どうやら「月次祭」と書いて「つきなみさい」という
儀式らしいです。それほで月の初めを大切にしていたのでしょう。今日は年度
の最終月の始まりです。時間は誰にでも平等に与えられ、時の刻まれ方も公平
平等です。しかし、このところ猛スピードで時間が動いています。来月の今日
は3年生が新たな生活を始めます。状況は混迷を極めていますが、輝く明日を
期して応援していきます。             (3月1日飯田芳男)