日誌

2020年1月の記事一覧

Hello校長室290


■今日の読売新聞こどもの詩を紹介します。題は「持ってくるもの」小学校4
年生の男の子の作品です。『あしたは 音楽発表会 連絡ちょうの 持ってく
るものらんに オレは がんばる気持ち と 書いた』ほほえましいですね。
「人生で大事なのは、目標をもつこと」そして、その目標は紙に書くべきもの
だと、昨日クリティカルシンキング講座の大野先生が述べていました。この男
の子も「がんばる気持ち」を連絡帳に書いたのは見事です。私はこの頃「あせ
る気持ち」ばかり持ち合わせていたような気がします。私は今から、がんばる
気持ちを形にして持ち歩こうと思います。     (1月15日飯田芳男)

Hello校長室289


■『蒲団着て寝たる姿や東山』嵐雪の句です。やわらかい線を描いて横たわる
冬の京都・東山を描いた句です。金田一春彦先生は、蒲団(布団)を着るとい
う点に着目して、『江戸の人は、蒲団はかけると表現する』と述べています。
加えて、西日本は「着る」を多用し、帽子をかぶることも「着る」と述べ、さ
らに、英語ではput onかweаrですむのに、東京語は、帽子はかぶる、めがね
はかける、手袋ははめる等使い方がわずらわしいと指摘しています。二中生の
皆さんはどう思われますか。嵐雪は松尾芭蕉のお弟子さんで服部嵐雪と言いま
す。たしか湯島の生まれではないかと思います。しかし、淡路島という説もあ
ります。せっかくですからもっと調べてみようと思います。なんせ、毎年『梅
一輪 一輪ほどの 暖かさ(嵐雪)』しか言ってませんから…。まもなく全国
の校長先生がこの句を引用する時期になります。  (1月14日飯田芳男)

Hello校長室288


■今朝読売新聞を読んでいたら、立川駅南口の『オニ公園』の記事に遭遇しま
した。設計者が立川市役所の職員さんで、当時二十代の方とのことでした。こ
の方が、「完成後に、たくさんの子供たちが遊んでいるのを見て本当にうれし
かった」と述べています。公園ができたのは、1981年だそうです。およそ
40年経過しています。折しも今日は成人の日です。40歳は「ダブル成人式」
というそうです。「私が初めて、二分の一成人式を指導した子たちも40歳か
あ…。」と感慨にふけっています。        (1月13日飯田芳男)

Hello校長室287


■昨日は制服の採寸が行われました。新入生が150名近く来校してくれまし
た。また、関連業務でPTAの役員さんもお時間をさいていただき感謝してお
ります。春が待たれます。この冬は、二中前の木立が葉を落とし、中央線から
チラッと屋上付近を垣間見ることができます。校名の看板を少しずらせばよか
ったかなと思案もしてみました。二中の校舎を確認するためにドアにへばりつ
いています。二中生の皆さん、中央線に乗車したら、0.3秒位の至福の時間を、
どうぞお楽しみください。            (1月12日飯田芳男)

Hello校長室286


■鏡餅をいただく鏡開きの日です。切るとか割るという言葉を使わず、開くと
いう表現をしています。私はよく鏡餅を手で細かくするのを手伝っていました。
中学の頃は、母に六日ごろ細かくするよう命ぜられました。宿題をやっていな
い私と口論になったものです。でも両親が年老いてからは、松の内に率先して
鏡割をしていました。餅を乾かして揚げ餅をするためです。乾いていないとカ
ラッと揚がりません。時々市販されているものをいただきますが、美味しすぎ
て、子どもの頃の懐かしい味に出会うことがありません。いつか私が製作する
揚げ餅を、二中生の皆さんに召し上がっていただきたいです。
                        (1月11日飯田芳男)