日誌

2020年4月の記事一覧

Hello校長室390


■坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」をリレー形式でつなぐ取り組みが
紹介されていました。私はこの曲を耳にするとなぜか前向きな気持ちになり
ます。♪…涙がこぼれないように 泣きながら歩く 一人ぼっちの夜…とい
う悲しいフレーズもあるのですが曲を聴き終えると、まさに「上を向いて歩
いていかなくては…」と笑顔になります。つらさを乗り越えたら、手が届く
ところに「しあわせがあるよ」と教えてくれるからです。あわせて「自分ら
しく生きなさい」って言ってもらえているような気がして前向きになれます。
私もこの曲で、コロナ対応に尽力する方々を応援させていただきます。
                       (4月24日飯田芳男)

Hello校長室389


■シャープがマスクを製造しているようですが、工場は三重県多気町(たき
ちょう)だと知りました。確か液晶パネルを作っていたと記憶していました。
でも今は亀山工場の方が記憶に新しいです。しかし、多気工場は、「ちりの
ひとつも存在しないクリーンルーム」に定評があったと聞きました。という
ことはマスク製作にもぴったりなんだなあと納得しました。液晶テレビ「ア
クオス」等、電化製品で著名なシャープです。マスク製作にも企業なりのこ
だわりと理念があるのでしょう。ところで二中生の皆さんも愛用するシャー
プペンの創業者は、家電のシャープの創業者でもあります。早川徳次さんと
言います。私が中学生の頃、祖母がたまに「早川式の繰出鉛筆を使わせて」
と言ってましたね。祖母が勝手につけたオリジナル製品名かと思っていたら、
なんと特許名が「早川式繰出鉛筆」でした!!  (4月23日飯田芳男)

Hello校長室388


■『花は盛りに、月は隈(くま)なきをのみ見るものかは。…』徒然草の一節
です。兼好法師は、「花は満開の時だけを、月は曇りがないのだけを見るもの
であろうか、いやそうではない。」と述べています。二中の校庭はたくさんの
花が咲いています。満開の時がいいなあと思いますが、兼好法師は、見えない
月や、すだれを垂らして室内にこもり、春が移り行くのを知らずにいるのも趣
(おもむき)があると言います。見るべき価値がたくさんあると言っているの
かなと思います。兼好法師さん、さすがです。私は盛りをとっくに過ぎました
が、こんな私でもどこに価値があるか職員に聞いてみます。「なさそうです」
って言ったのはどなたですか?         (4月22日飯田芳男)

Hello校長室387


■今年度は、「昨年度の教科書は保管しておいてください」とよびかけていま
す。3月の休校に対応するためですが、私は大人になっても国語や歴史の教科
書をとっておいて、たまにながめていました。今は時々「花曇りの向こう」と
いう作品を読んでいます。読後は、つい駄菓子屋さんを探してしまいます。歌
手の川嶋あいさんも「旅立ちの日に」の歌詞に「放課後行った常連の店 いつ
もの駄菓子屋忘れないで…♪」と、駄菓子屋さんを登場させてくれています…。
実は私は、教科書の名作より駄菓子屋さんに郷愁を感じています。二中生の皆
さんの心のポケットには何が入っていますか?!  (4月21日飯田芳男)

Hello校長室386


■年間計画だと今日は朝礼の予定でした。つたない話しですが「キリの理容室」
の本から引用する予定でした。主人公神野キリさんが人気理容室を開く夢を追
うストーリーです。「夢を追う」って素敵なことです。いずれ春らしくアレンジ
してお伝えします。週が変わりました。少しずつ前へ進める週にしたいです。
世は相変わらずのコロナ禍ですが、これからは事態が好転するといいなと思いま
す。いい夢は粘り強く追っかけていきます。    (4月20日飯田芳男)