日誌

2020年4月の記事一覧

Hello校長室395


■今日は昭和の日です。天皇誕生日が昭和の日になって10数年経ち、私も
ようやく認識してきました。ようやくというのも平成元年から平成18年ま
で今日は「みどりの日」だったからです。みどりの日が5月4日になったの
は諸説あるようです。私は大型連休の存続に影響力があったからかなと推測
しています。そしてこの時期、5月1日を開校記念日にしていた学校は、今
どうしているか、ちょっと気にしています。しかし今年は、休日が多くても
歓迎しにくい状況です。ふつうに、普通に、過ごせる日々を願っています。
                       (4月29日飯田芳男)

Hello校長室394


■3年生の相談日でした。熱心に問題の解き方を質問する生徒が多かったよ
うに思います。職員室前の廊下から生徒の声が聞こえ学校らしさを実感しま
した。5月は相談日を設けるのではなく、通常の学校生活が戻ることを願う
ばかりです。先生方も長引く休校と言っても、再開に向けて教材準備に余念
がありません。では二中生の皆さん、ここで数学科130先生からの出題で
す。ちなみに130で先生の姓を表します。出題とは、『次の暗号文を解読
せよ』というお達しです。さて暗号文です。33441265-73です。
「ー」は、引き算の「ひく(マイナス)」ではなく、伸ばし棒です。ヒント
は、「数字二つでカタカナになる」ということです。いかがでしょう。今の
皆さんの状況も手がかりになる暗号文ですね。  (4月28日飯田芳男)

Hello校長室393


■電車内の「中つり広告」が減っています。この時期はたくさんの広告で車
内を見渡せば飽きずに過ごすことができました。しかしこの頃は車内が寂し
くなりました。たしかに学校のオープンキャンパスもないし、デパートの物
産展もあるわけがないですからね。イベントがないというのはこんなところ
にも影響があるのですね。このようにいろいろなできごとが「人生初!」で
す。二中生の皆さんも「人生初」の経験の中、不自由な生活に苦労している
のことでしょう。お察しします。もちろん、皆さんが日々健康であることを
願っています。私もさすがにマスクの生活に慣れてきました。さらに出勤し
たら手洗いとうがいです。この生活にも慣れてきました。今日もマスクをし
たままコップの水を口にもっていきました。マスクが顔の一部です。
                       (4月27日飯田芳男)

Hello校長室392


■生徒会誌あけぼのを読むことがあります。平成19年の冊子には、釣り部
の紹介がありました。また、パソコン部が文字入力コンクールで入賞したこ
とが掲載されていました。最近は発行されていませんが、1948年に創刊
されています。本校の生徒会活動の歴史が凝縮されています。令和2年度の
スタートは数度、仕切り直しとなっています。月曜から、少しでもいい風が
吹くことを願っています。           (4月26日飯田芳男)

Hello校長室391


■読売新聞の4コマ漫画コボちゃんは、妹のミホちゃんに翼(つばさ)をつ
けてあげる話題でした。「鳥はいいな どこにも飛んでいけて」のセリフで
はじまります。人はなぜか「鳥になりたい」願望をもちます。もちろん私の
勝手な推論です。しかし、1年に数回「鳥になりたい 空を飛びたい」とい
う児童や生徒の作文に目がいきます。自由になりたいとか広く世界を眺めた
い気持ちがそうさせるのでしょうか。少なくとも私はそうでした。私の少年
時代、風呂敷をマントがわりにして、こたつから飛び降りました。空を飛べ
ると思って…。するとこたつの足が1本折れました、こたつはぺシャンと倒
れています。恐ろしい父が帰ってきたので、私はこたつに入り、折れた足を
ささえていました。5分くらいで手がけいれんしてきました。すると父が、
お茶を飲みながら私に用事を言いつけました。仕方なくというか、意を決し
てこたつを離れました。飯田少年は先を見通して行動できません。こたつは
スローモーションビデオのように…かたむきました。以来、鳥になろうとは
思いません。                 (4月25日飯田芳男)

Hello校長室390


■坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」をリレー形式でつなぐ取り組みが
紹介されていました。私はこの曲を耳にするとなぜか前向きな気持ちになり
ます。♪…涙がこぼれないように 泣きながら歩く 一人ぼっちの夜…とい
う悲しいフレーズもあるのですが曲を聴き終えると、まさに「上を向いて歩
いていかなくては…」と笑顔になります。つらさを乗り越えたら、手が届く
ところに「しあわせがあるよ」と教えてくれるからです。あわせて「自分ら
しく生きなさい」って言ってもらえているような気がして前向きになれます。
私もこの曲で、コロナ対応に尽力する方々を応援させていただきます。
                       (4月24日飯田芳男)

Hello校長室389


■シャープがマスクを製造しているようですが、工場は三重県多気町(たき
ちょう)だと知りました。確か液晶パネルを作っていたと記憶していました。
でも今は亀山工場の方が記憶に新しいです。しかし、多気工場は、「ちりの
ひとつも存在しないクリーンルーム」に定評があったと聞きました。という
ことはマスク製作にもぴったりなんだなあと納得しました。液晶テレビ「ア
クオス」等、電化製品で著名なシャープです。マスク製作にも企業なりのこ
だわりと理念があるのでしょう。ところで二中生の皆さんも愛用するシャー
プペンの創業者は、家電のシャープの創業者でもあります。早川徳次さんと
言います。私が中学生の頃、祖母がたまに「早川式の繰出鉛筆を使わせて」
と言ってましたね。祖母が勝手につけたオリジナル製品名かと思っていたら、
なんと特許名が「早川式繰出鉛筆」でした!!  (4月23日飯田芳男)

Hello校長室388


■『花は盛りに、月は隈(くま)なきをのみ見るものかは。…』徒然草の一節
です。兼好法師は、「花は満開の時だけを、月は曇りがないのだけを見るもの
であろうか、いやそうではない。」と述べています。二中の校庭はたくさんの
花が咲いています。満開の時がいいなあと思いますが、兼好法師は、見えない
月や、すだれを垂らして室内にこもり、春が移り行くのを知らずにいるのも趣
(おもむき)があると言います。見るべき価値がたくさんあると言っているの
かなと思います。兼好法師さん、さすがです。私は盛りをとっくに過ぎました
が、こんな私でもどこに価値があるか職員に聞いてみます。「なさそうです」
って言ったのはどなたですか?         (4月22日飯田芳男)

Hello校長室387


■今年度は、「昨年度の教科書は保管しておいてください」とよびかけていま
す。3月の休校に対応するためですが、私は大人になっても国語や歴史の教科
書をとっておいて、たまにながめていました。今は時々「花曇りの向こう」と
いう作品を読んでいます。読後は、つい駄菓子屋さんを探してしまいます。歌
手の川嶋あいさんも「旅立ちの日に」の歌詞に「放課後行った常連の店 いつ
もの駄菓子屋忘れないで…♪」と、駄菓子屋さんを登場させてくれています…。
実は私は、教科書の名作より駄菓子屋さんに郷愁を感じています。二中生の皆
さんの心のポケットには何が入っていますか?!  (4月21日飯田芳男)

Hello校長室386


■年間計画だと今日は朝礼の予定でした。つたない話しですが「キリの理容室」
の本から引用する予定でした。主人公神野キリさんが人気理容室を開く夢を追
うストーリーです。「夢を追う」って素敵なことです。いずれ春らしくアレンジ
してお伝えします。週が変わりました。少しずつ前へ進める週にしたいです。
世は相変わらずのコロナ禍ですが、これからは事態が好転するといいなと思いま
す。いい夢は粘り強く追っかけていきます。    (4月20日飯田芳男)

Hello校長室385


■今日は「飼育の日」です。私は小学校教員時代、なりてのない飼育委員会の
顧問を10年以上やってきました。休日にニワトリやウサギにエサをやるのは
結構しんどいものがありました。でもそんな経験で、金魚やメダカをふやすこ
とに魅了され何年か挑戦してきました。第三世代くらいになった金魚は、今も
立川六中にいます。もらった先生は「とんだキンギョ迷惑」ですね。生きもの
の世話は大変ですが楽しみもあります。我が家に帰宅後、水槽に近づくと金魚
が飛び跳ねます。ご主人様のお帰りがわかるんですね!!いえ、ありえません。
信じないでください(´∀`)            (4月19日飯田芳男)

Hello校長室384


■今日の読売新聞のコラムは、「空欄にあてはまる言葉を入れなさい」という
出題を話題にしていました。四文字熟語の空欄をうめる出題。『用意□□』の
正解は?という出題です。正解はもちろん「周到」、珍答例は『ドン』です。
ウ~ン。解答者のお気持ちをお察しします。30年前は『□肉□食』の空欄を
うめる問題で、焼と定をいれた解答が伝説として語られていました。私自身の
珍答は、(数年に一度述べますが)『ひじを骨折したとき添えるものは?』
正解は副木(ふくぼく)、またはそえ木ですが、私は「まくら木」。 担任に
「おまえの腕は線路か」と言われました。     (4月18日飯田芳男)

Hello校長室383


■校長室のアレンジメントフラワーも終演となりました。まさに『花のいのち
は短くて苦しきことのみ多かりき』とは、林芙美子が、花の命を人生に例えた
(私の推測です‥。)短詩です。この言葉には思い出があります。隣の席の友
人が、「林芙美子が紡(つむぎ)ぎだす言葉は、迫力あるね。この間、ピザを
食いながら読んだけどすごいね」と言いました。私は、林芙美子も、紡ぐとい
う言葉も、それが迫力あることも感じないし、ましてピザも食べたことないし
衝撃を受けました。「もっと勉強しなくっちゃ。そしていつかピザをたべたい」
45年前の国語のノートのはじっこに、そう書いてありました。
                        (4月17日飯田芳男)

Hello校長室382


■出勤すると、校庭のハナミズキが私にだけ微笑んでくれます。そう思うように
しています!ピンクや白の花は桜が見ごろを終えた頃から、ぐっと存在感を発揮
してくれます。桜をアメリカに送った際、返礼にいただいたのがハナミズキのよ
うです。また一青窈(ひととよう)さんが歌うハナミズキの歌は、同時多発テロ
の被害に見舞われたお母さんが、幼い娘さんにおくったメッセージであると言わ
れています。歌詞にある『♪君と好きな人が百年続きますように…』は、お母さ
んと娘さんとの愛情が百年以上続くようにという意味だと解釈しています。日々
大きな課題が向かってきます。「果てない波」かもしれませんが、世界中のハナ
ミズキの微笑みが押し返してくれるような気がしています。
                         (4月16日飯田芳男)

Hello校長室381


■コロナ禍が早く「しゅうそく」してほしいと強く思います。この気持ちを皆さ
んに伝える時、「終息」か「収束」で迷います。NHK放送文化研究所の説明で
は、「しゅうそく宣言」のように完全に終わるなら「終息」で、感染状況が落ち
着く様子を言うなら「収束」を用いるとのことです。病気自体について「収束す
る」と言う表現はしないようです。コロナ菌を完全制圧したら「終息」、新型肺
炎の感染状況が社会的に落ち着いてきたら「収束」ということです。ところが、
NHKさんがどちらでも良い例を3例挙げています。そのうち1例を述べます。
「新型肺炎の問題が、早くシューソクしてほしい」という文例では終息も収束も
OKとか。ちょっとやっかいな文例です。でもコロナ禍の結果は「終息」「収束」
のどちらでも歓迎ですね。人々の健康、安全を願うばかりです。
                         (4月15日飯田芳男)

Hello校長室380


■この頃「ソーシャル ディスタンス」(social distance)という言葉が使わ
れています。「社会距離」という意味があるそうです。公衆衛生戦略をあらわす
用語とするとソーシャル ディスタンシングという語が適切らしいですね。ここ
数日の知識です。コロナ禍のせいで「人生初」という言葉にふれることが多いで
す。さて二中生の皆さん、「コロナ禍」って読めますか?中高年の代表である私
は今更聞けず日夜悶々としていました。これは「コロナか」とふつうに読めばい
いということがわかりました。「禍(わざわい)」は、人為的ミスなどで起きた
凶事なんですね。一方「災い(わざわい)」は、防ぎようのない元凶(げんきょ
う)にもたらされたものを指すようです。天災がまさにそうですね。コロナは、
人の知恵と工夫で防げるといえるのかもしれません。期待したいです。そんなこ
とを考えながら、ソーシャルディスタンスで電車に乗ろうとしたら、直前でドア
が閉まりました。とんだ禍(わざわい)です!!   (4月14日飯田芳男)

Hello校長室379


■学習相談や書類を持ってきた生徒で、少しだけ校舎がにぎやかになりました。
でも感染防止に努め、短時間の対面です。生徒の登校に応じて消毒も欠かせませ
ん。インフルエンザでは雨が降るとほっとしたものですが、コロナは相当手ごわ
いので気温や天候にすがることができないようです。とにかく日々生徒・保護者
の皆さんの健康を願うばかりです。医療に従事されている保護者の方もいらっし
ゃいます。どうかお身体を大事にしていただきたいと思います。また経済的にや
りくりが大変なご家庭もおありでしたらご相談にのります。平凡な日常がとても
しあわせであることを実感しています。       (4月13日飯田芳男)

Hello校長室378


■テレワークと言われ、意味を調べてみました。この期(ご)に及んで聞けない
テレワークです。tele=離れた所と work=働くを合わせた造語だということを
改めて知りました。類語のtelecommuting(テレコミューティング)とは、情報
通信技術を活用し時間や場所の制約を受けずに柔軟に働く形態ということもウイ
キペディアで知りました。今まで「テレ」は電話のことだと思っていました。チ
コちゃんに叱られたらテレ笑いでごまかします。   (4月12日飯田芳男)

Hello校長室377


■今日はガッツポーズの日だそうです。昭和49年の今日ボクシングのガッツ
石松選手がKO勝ちをしました。そのときのガッツ石松選手のポーズを、記者
さんがガッツポーズと名付けたのがきっかけだそうです。ガッツは「根性」と
訳されます。でもそれは英語の俗称でスラングのようなものだと、英語科の先
生が教えてくれました。辞書をひくと「内臓」とあります。焼肉屋さんのメニ
ューにくわしい私は最初から知っていました。ところで根性と内臓のつながり
は何でしょうか?調べてみます。正解したら私のガッツポーズがHP上にアッ
プされます。                  (4月11日飯田芳男)

Hello校長室376


■4月10日は京都の今宮神社の奇祭、「やすらい祭」が行われる日だと、
雑誌で読んだことがあります。3年生が京都の学習をするころなのになあと
思うと少しさびしいです。「やすらえ、花や」が、やすらい祭の由来のよう
です。花とはズバリ桜です。桜の花を稲の花と見立て、これが早く散って、
凶作を防ごうとしたというのが祭りの始まりのようです。散る桜の花びらを
撒いたらコロナが終息するといいのですが……。とにかく感染しないように
免疫力をつけたいですね。笑顔が一番かな?!  (4月10日飯田芳男)