日誌

校長室から

焼けあとのちかい(Hello校長室 8月10日)

 8月12日まで、国立市中1のギャラリービブリオで昭和史研究家で2021年1月に90歳で亡くなられた作家、半藤一利さんの戦争体験を基に描かれた絵本「焼けあとのちかい」(大月書店)の原画展が開催されています。半藤さんの「戦争だけは絶対にはじめてはいけない」という誓いを、絵本作家の塚本やすしさんが表現しています。この原画展を見てきました。展示されている「焼けあとのちかい25点の原画」から戦争の悲惨な状況がこどもたちが見ても心に届くようになっていると感じました。時間があれば是非、見に行ってみることをオススメします。昨日は長崎に原爆が投下された日でした。平和について考える歩みを止めてはいけません。

 

レスリング女子53キロ級(Hello校長室 8月9日)

 レスリング女子53キロ級に出場している藤波朱理選手が金メダルを獲得しました。準決勝に勝った後に「決勝を注目してください」と話していました。「注目してください」すてきな言葉だと思います!その言葉通り、決勝の戦いを観戦しました。藤波選手の父親は高校の教員をしていましたが娘のために高校の教員を退職し娘と歩んできました。「想像できないと成功しない、はっきりと金メダルを獲得できることを想像できる」と言い切っていた通り、金メダル獲得しました。おめでとうございます。

甲子園開幕(Hello校長室 8月8日)

 夏の高校野球甲子園が開幕しました。熱中症対策として試合時間をずらす等の対策は、球児ファーストで良かったと思います。始球式では怪物といわれた江川卓投手が登場しました。69歳という年齢に時の流れを感じます。銚子商業との雨の中での延長戦の試合が江川投手の夏の甲子園最後となりました。その試合は今でも覚えています。どんな思いで始球式に立ってボールを投げたか、江川投手の思いを想像しています。

水の事故(Hello校長室 8月7日)

 今年は中学生の水の事故の報道が多いように感じます。水泳の授業の普及は、修学旅行での船の沈没から始まった(1955年にあった紫雲丸沈没事故)と新聞記事にありました。自然の力は人間の力より遥かに大きいです。川が増水しているときは近寄らない等、自分の命を守ることを第一として行動してください。

原爆の日(8月6日)

 パリオリンピックで盛り上がっている世界の一方で、紛争が止まない地域があることを忘れてはいけません。日本もまた広島に原爆が投下され、多くの人が命を落とした歴史的事実を忘れてはなりません。ぜひ、平和とは何かについて考えてほしいと思います。