日誌

校長室から

Hello校長室454


■ゴッホの『ひまわり』が上野と新宿で公開されると、読売新聞が紹介し
ていました。私は、ゴッホの「最期の手紙」という映画を見忘れていまし
た。「見ておけば良かった」と後悔していました。また、教科書でしか見
たことがない名画なので、ぜひ鑑賞したいと思いながら記事を読みました。
今朝の収穫は、ゴッホのフルネームを知ったことです。『フィンセント・
ファン・ゴッホ』です。ライバルのゴーギャンについても調べてみようと
思います。                 (6月27日飯田芳男)

Hello校長室453


■生徒が「ごみを掃除する」と言っていました。別の生徒は「教室を掃除
する」と言いました。「ごみ」をの「を」は対象物を、「教室を」の「を」
は場所を表します。ある日本人が外国で「髪を刈ってください」を『Pl
ease cut my head off』と床屋さんに伝えたそうです。床屋さん
は仰天したそうです。これは床屋さんが「頭を切り落としてくれ」と解釈し
たのではないでしょうか。日本人なら、「頭を刈ってください」と「髪を
切ってください」の意味は同じと理解できます。私は中学の英語の授業で、
先生に「ガラスを最初に割ったのは誰だ?」と聞かれ、アイアム ブレック
ファーストと答えました。ブレックファーストは朝食という意味です。でも
「最初に壊した」という意味で答えました。教室中笑いに包まれました。
しかし英語の先生は「ブレックファーストには飯(めし)だ!という意味」
もあると言ってくれました。英語の先生の、飯だ=飯田のフォローに今も
感謝しています。              (6月26日飯田芳男)

Hello校長室452


■数学の授業を見ていたら、先生が生徒に「分数、苦手な人?」と、なげか
けていました。数名が挙手し、ある生徒は「通分しなくてはいけないから」
と答えました。私も同感です。プラスとマイナスが混じったうえに、通分と
約分が求められる分数はやっかいですね。分数同士のわり算も逆数が登場す
るから慎重に計算しなくてはなりません。とは言っても、私は、加減乗除、
どれも得意なものはないですねえ…。でも今皆さんと、二中で過ごしている
ことを考えると、重ねれば重ねるほどプラスになる足し算が一番好きですね。
努力も思い出も、良き人との出会いも、まだまだ一生足し算です。
                       (6月25日飯田芳男)

Hello校長室451


■第一生命のサラリーマン川柳ベスト10に『パプリカを 食べないわが子
が踊ってる』という作品がありました。私もパプリカをめったに食べたこと
がありません。なす科のとうがらし属で原産地は中・南米ということをさき
ほど知りました。果重が(←この言葉もさきほど知りました。)100㌘以
下がなんとピーマンと呼ぶそうです。昨年は小学校の運動会ではパプリカが
人気でしたが、確かに「踊るけど食べない」傾向はあったように思います。
サラリーマン氏は目のつけどころが見事でした。第1位は『我が家では最強
スクラム 妻・娘』でした。共感しています。  (6月24日飯田芳男)

Hello校長室450


■例年なら市内の小学校で「ホタル観賞」が開催される頃です。今年は休校
もあり、平家ボタルがとばなかったのでしょう。残念です。ところで、平家
ボタルに対して大きめのホタルは、源氏ボタルと言います。民俗学者の柳田
国男先生は、本来は「験師(げんじ)ボタル」と言ったと著書で述べてます。
昔、民衆にとって崇高の的(まと)であった山伏に例えて、大きなホタルの
見事さをほめて、この名を贈ったそうです。それにつれて小さいホタルは、
しゃれで平家ボタルと言われるようになったとか。チコちゃんに聞いてみた
いところです。今年はプールのヤゴも救出できませんでした。ヤゴはどこに
行ってしまったのでしょうか?それもチコちゃんに聞いてみたいです。
                       (6月23日飯田芳男)