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日誌
校長室から
Hello校長室239
■校庭にも冬の風物詩「ジョウビタキ(尉火焚)」がやってきました。火打石を
たたくようなさえずりは聞きとれませんが、オスは頭が銀白色なのでよくわかり
ます。メスはスズメに似ています。金田一春彦博士によれば、尉(じょう)は老
人を指すそうです。オスの頭をロマンスグレーの髪に例えたということです。二
中生の皆さんも見かけたらさえずりを聞いてみてください。冬の楽しさでもあり
ます。私は「♪ロマンスの神様」をさえずっています……。
(11月25日飯田芳男)
Hello校長室238
■この時期の連日の雨を「さざんか梅雨」というそうです。唱歌「たき火」の
2番に『さざんかさざんか咲いた道 たき火だたき火だ おちばたき』という
歌詞があります。さざんかは一般的に10月から12月に咲きます。似ている
椿はおおむね年明けに咲きます。小学校4年の理科を教える時、さざんかと椿
の区別を教えられたら一人前だよとよく先輩に言われました。とてもむずかし
い判別です。二中生の皆さんはいかがでしょうか。さて、右の写真は、「♪か
きねのかきねの曲がり角」のモデルになった中野区上高田の垣根です。たき火
の作者、巽聖歌さんが近隣に住んでいたという地です。巽さんは、立川八小の
作詞もされています。私は時々この垣根の周りを歩いています。でも歌は歌い
ません。 (11月24日飯田芳男)
Hello校長室237
■勤労感謝の日です。二中生の皆さんはすでにどんな日か知っているでしょう。
以前私が校長として勤めた小学校では、先生方に一人一回「祝日講話」をお願
いしていました。前日に講話に関して下調べしている先生方に感謝しっぱなし
です。まさしく「勤労に感謝」です。ところで、二中生の皆さんも多くの方々
にお世話になっていることを自覚していると思います。でも自分自身に感謝し
てあげるのが一番です!。今日は、私も自分にお礼と謝罪を言おうと思います。
「こんな私ですみません」と。 (11月23日飯田芳男)
Hello校長室236
■人は利き手がありますが利き足もあります。私は靴を履くとき左足から履き
ます。ズボン(スラックス??)に最初に足を通すのは左足です。でもボール
を蹴る時は右足が中心です。利き足は右と思っているのですが、日常生活では
左足が先に出ます。二中生の皆さんはどうでしょうか。私はプロ野球選手にな
りたくて、大リーグボール養成ギプスをつけて練習しようと思っていました。
漫画「巨人の星」を真似ていました。それはともかく左打ちを練習してみまし
た。でも左投げは練習してもなかなか身につきませんでした。不思議です。し
かし、いつもの習慣を変えて普段と違うことをやってみるって新鮮ですね。小
さなことでも新たな発見があると嬉しいものです。(11月22日飯田芳男)
Hello校長室235
■今日の読売新聞「ぷらざ」欄に、「印象に残った名前の説明」という投稿が
ありました。投稿者は浩子さんと言います。「さんずいに広告の告」とふだん
は説明するそうです。しかし遺失物係の警官が「さんずいに告訴の告ですか」
とか「告白の告ですか」と聞きなれない言葉が使われたので吹き出しそうにな
ったという内容でした。私は自分の名を「ごはんの飯、田んぼの田、芳しい男
です」と説明します。ところが若い人の中には「かんばしい」がわからない方
もいて、「草かんむりにホウです」と言い直したことが何度もあります。祖母
の晩年に「おばあ~ちゃん、今日かんばしい!がわからない店員さんがいたよ」
と耳元で大きな声で伝えたことがあります。「やかましい!」と返されました。
(11月21日飯田芳男)