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校長室から
Hello校長室216
■合唱祭当日、舞台の袖(そで)の生徒もきびきび動いていました。
裏方の仕事を行うメンバーがしっかり仕事を全う(まっとう)する
と会が成功します。今回もそうでした。そして、いわゆるバックヤ
ードはドラマがいっぱいでした。ステージで話をした生徒は、戻る
と一段と輝いていました。指揮台を運ぶ面々も、出番ごとに素早く
台を動かしていました。バックヤード大賞をあげたいです。そうい
えばパプリカの本物が登場していました。この下準備も見事でした。
請求書が私にまわってこないことを祈っています。
(11月2日飯田芳男)
Hello校長室215
■合唱祭で、あらゆる場所から丁寧に撮影している担任に感心して
いました。写っていない生徒が出ないように配慮に配慮をかさねて
いました。そんな光景で思い出したことがあります。私は、文集を
作ったとき、一人の子を忘れてしまったのです。小学校3年生を担
任したときです。38人そろえたつもりが一人抜けていたのを見落
としてしまったのです。配慮が足りませんでした。年度末の保護者
会で文集を配布した直後、お母さんに猛抗議を受けました。用紙も
自腹で用意し休日に出勤した努力も一瞬にして消えました。子ども
の気持ちを思えばお叱りを受けるのは当然です。丁寧にお詫びまし
た。その年の暮れから30年間、その子と年賀状のやりとりをして
います。昨年の葉書には、「今は息子があの文集を読んでいます。」
とありました。作り直して良かったと思っています。でも私にとっ
ては、ほろ苦い思い出です。 (11月1日飯田芳男)
Hello校長室214
■昨日の名言カレンダーのひとことは、「ファとソの指が痛いの」
でした。小学校2年生の女児の言葉です。日頃からリコーダーや、
鍵盤ハーモニカの練習に熱心なのでしょうか。「人さし指とか薬指
が痛い」と言ってしまうより、温かみと独特の表現にユーモアを感
じます。ところで今日は合唱祭です。伴奏や指揮者の人は、どこか
同じところが痛いのではないでしょうか。そうだとすればこの女児
のように。日頃の練習で疲弊したのでしょう。また二中生の皆さん
の中にも練習の疲れがでている人がいることでしょう。でも「継続
は力」です。練習を積み重ねた日々は、生涯の宝です。
(10月31日飯田芳男)
Hello校長室213
■明日は合唱祭です。手元にある平成7年、1995年の写真は、
合唱祭と演劇部、英語部の舞台発表が撮影されています。「文化祭」
というイベントの歌部門が、合唱祭だったようです。合唱祭が本校
の伝統行事というのがよくわかるひとコマでした。さて明日「夢は
大空を駈ける」が1年生、2年生は「この地球のどこかで」が学年
合唱曲です。気持ちをこめて歌い上げてほしいですね。そして3年
生は定番、大地讃頌です。最後の合唱祭を飾る真摯な歌声は場内を
魅了するでしょう。二中生の皆さんの誰かは、今日お風呂で自分の
パートを練習するでのしょう。そして教員チームは更に猛練習に励
む?…はずです! (10月30日飯田芳男)
Hello校長室212
■図書室には合唱コーナーが設けられています。司書や図書協力員
の皆さん、いろいろなレイアウトをこしらえていただき、ありがと
うございます。応援していただいていることに、感謝の気持ちでい
っぱいです。さて、いよいよ合唱祭は明後日に迫りました。誰もが
学級への愛着を心の中に抱いて歌ってくれることでしょう。当日歌
う曲を自然と口にしている頃でしょうか。友人の歌声を心でキャッ
チする経験はいいもんです。人はゴール直前や締め切り直前といっ
たタイムリミット寸前にものすごい力を発揮します。皆さんの渾身
(こんしん)の歌声を期待します。私はいつも「あの時もっと練習
をしておけば良かった」と後悔していました。中学校生活を再度や
りたいものです。 (10月29日飯田芳男)