日誌

校長室から

Hello校長室84


■二中と、二中に入学予定の各小学校をあわせて「二中校区」という
「学区」が構成されています。当然のように「校区」や「学区」と言
っています。しかし、21日の読売新聞夕刊を見て、違う名称がある
ことを知りました。東北、北海道の一部は「校下」、愛知・名古屋は
「聯区(れんく)」栃木は「結社」とのこと。記事では「秘密組織」
のようだと紹介していました。この記事のタイトルは「方言探偵団」
です。勉強になります。この話を北海道出身の先生に話したら、「な
まら勉強になりました」と言われました。 (6月23日飯田芳男)

Hello校長室83


■今日は夏至です。芒種と小暑の間が二十四節気の夏至です。先人は
夏の日差しが待ち遠しいと思ったのでしょう。先人は、地球温暖化を
予測しなかったのでしょう。でも季節の移ろいは大事にしたいもので
す。伊勢の二見興玉(ふたみおきたま)神社では夏至祭が行われると
ききました。スウェーデンでは夏至を祝う「ミッドサマーの祝日」が
クリスマスと並んで大切な祝日だそうです。大阪の友人は夏至には、
タコを食べると言ってました。稲の根が八方にしっかり張るようにと
いう願いが根拠とか。その友人、家にはタコ焼き器が生まれた時から
あるそうです。             (6月22日飯田芳男)

Hello校長室82


■学級通信を読んでいて学ぶことは多いです。運動会で優勝して見え
る景色のことが綴られていました。何度もうなずきながら拝読しまし
た。また、保護者の方が寄稿している記事には目がうるみなました。
二中生の皆さん、学年だよりや学級だよりはどうか熟読してください。
時々、クスリと笑ってみたり、落ち込んだとき読めば「薬」にもなり
ます。私は担任時代、授業日は毎日学級だよりを発行していました。
宿泊の移動教室のときは、自費で購入した印刷機をバスに積み込み現
地で発行しました。今なら、それが何なのって感じですが、若かった
ということですね。そういえば、私が校長として勤務している学校で、
隣の学校の先生が学級だよりを綴じ込んでいるところに遭遇しました。
1年分を製本していたようです。感動しましたね。よその学校なのに。
学級だよりの発行にはドラマがつきものです。(6月21日飯田芳男)

Hello校長室81


■曇りや雨が多い梅雨の季節、外に遊びに行けないお子さんのひと
ことが名言カレンダーに載っていました。『おひさまは きょうも
はずかしがり屋さんみたい』なかなか味があります。二中生の皆さ
んの皆さんも、素敵な表現をしているはずです。多摩モノレールで
は五行歌を募集しています。私は毎年落選しています。二中生は何
度も入選しています。今年も私は応募します。五行にすべてをぶつ
けます。ところで二中生の皆さん、海の水はどうしてしょっぱいの
でしょう?おさかなさんが泣いたからです。どうです、この答え?
                    (6月20日飯田芳男)

Hello校長室80


■矢印が描かれた右の写真は、自転車置き場等を示すラインです。
矢印方向に、線がまっすぐです。3年生が引いてくれました。すば
らしい技術です。これだけのラインはなかなかひけません。また、
左の写真はゴールテープを持つ生徒です。走者が安全にゴールに入
るように少ししゃがんで、テープをすぐ離せるようにかるく持って
います。運動会は、選手の陰で多くのスタッフが匠(たくみ)の技
で支えました。まもなく2年生は職場体験に行きます。職場は、い
ろいろな役割をもった人で成り立っていることを学ぶはずです。そ
れこそ、何かの仕事に数十年うちこんでいる方々との出会いを大切
にしてください。いやあ、ここまで述べて、じゃあ私が数十年うち
こんだものって何があるんだろう……?自問自答が夜明けまで続き
そうです。              (6月19日飯田芳男)