日誌

2021年9月の記事一覧

Hello校長室880


■生徒に人気があるスパゲティーミートソースが給食でした。自校式給食の
学校では、給食のにおいでお腹が空いたものでした。二中生の皆さんは家庭
で「今日の食事は何かな」とにおいで台所に近づくこともあることでしょう。
私は中学の頃は勉強に飽きるとよく冷蔵庫を開けに行ったものです。我が家
の冷蔵庫内には目新しいものが入っていることがないのですが、一日に何度
も開閉していました。試験勉強に疲れたらどんな休憩時間を過ごしているの
でしょうか。私は休憩時間が多かった気がします。反省です。皆さんはがん
ばってください。              (9月29日飯田芳男)

Hello校長室879


■昨日の給食「他人丼」は、今月の予約率ベスト3に入る気がしています。
生徒の皆さんが、「他人」という言葉にひかれたのだと思います。牛か豚と
卵が入れば他人丼です。発祥は、関西だと聞いています。あぶら揚げがのっ
た京都のきつね丼や、かまぼこと卵の、木の葉丼等、関西はネーミングがお
しゃれなどんぶりが多いです。きつね丼の「卵とじバージョン」が衣笠丼と
呼ばれています。いつか京都で調査したいです。いくらと鮭も親子丼ですが
鴨と卵だといとこ丼です。もっと調べたいですが試験前はこれくらいで!!
                       (9月28日飯田芳男)

Hello校長室878


■中学時代、定期考査の数日前は、一緒に帰る友人4人がお互いに「勉強
してる?」と声をかけあっていました。成績が4人ともバラエティーに富
んでいたので、どう答えても私たちの友情がこわれることはなく、のんび
りしたものでした。時代背景も影響していたと思いますが…。中3の時は
「定期考査や入試が終わったら大人に近づく!」と思って元気??に試験
勉強をしていました。鏡の前で笑うことも試験勉強かもしれません。
                      (9月27日飯田芳男)

Hello校長室877


■満月から5日目は更待月(ふけまちづき)と言われています。月の出は、
「亥(い)の刻」午後10時頃だそうです。現代の東京標準時では、20時
29分に月が登場します。先人の案内とややずれますがそれも趣(おもむき)
があります。ところで、中間考査初日は9月30日です。旧暦ではありませ
んから、どうぞご留意くださいね。       (9月26日飯田芳男)

Hello校長室876


■読売新聞コラムで慣用句の『雨模様』を取り上げていました。雨模様とは
「雨が降っている状態ではありません」という解説でした。「雨の降りそう
な空」が正解でちょっとびっくりしました。でも世の中では雨が降っていれ
ば雨模様が多数説かなと思っています。混乱するので試験に出ないことを願
っています。さて今日は3年生の登校日です。雨が降らないといいですね。
                       (9月25日飯田芳男)

Hello校長室875


■私は、祝日があると、翌日が何曜日であっても月曜日と錯覚したことが
多々あります。月曜日の時間割をそろえて困ったことが何度かありました。
「休日の次は月曜日」と、パブロフの犬のように反応していました。中学
の時の模擬国会の授業で、私が「休日の次の日は休日にするという法律を
作る」という提案をしました。先生は「飯田君、落ち着いて考えよう」と
温かく声をかけてくださいました。つい昨日のようです。
                      (9月24日飯田芳男)

Hello校長室874


■十六夜の月も趣がありました。今日は秋分の日です。「暑さ寒さも彼岸
まで」という言葉どおりになりそうです。今日一日、先祖を敬いつつ、季
節の移ろいに心を留めたいと思います。きのう、生徒が「この頃、ほうじ
茶がブームだよね」と言って校長室前を通り過ぎました。私もそう思いな
がら「ほうじ茶」の表示を何回見たか、指を折っています。
                      (9月23日飯田芳男)

Hello校長室873


■万葉集で一番多く出てくる花が梅、二番目は萩だと言います。私が大学
の時、先生が確か言ったかなという程度の情報ですからご注意願います。
では、日本で何という草が多いかと言ったら「すすき」です。これも私が
中学の時、担任の体育の先生が言っていたので正解かどうか定かではあり
ません。ところで、萩もすすき(尾花)も秋の七草ですね。おみなえし、
すすき、ききょう、なでしこ、ふじばかま、くず、萩と、覚えにくいのが
秋の七草ですが「お好きな服は」という語呂合わせで完全制覇です。ラス
トが萩です!                (9月22日飯田芳男)

Hello校長室872


■今日の月は中秋の名月です。月齢14.1です。ほぼ満月です。でも中秋
の名月は必ずしも満月ではないそうです。旧暦の8月15日が満月にな
るのが8年ぶりと報道されていました。さて、お団子がおなじみのお月
見ですが、別称、芋名月と呼ばれるように、里芋やさつまいも、ぶどう
を供える地方もあるようです。ツルがあるものにこだわるのは、月との
つながりを表したからと言われています。東京の月の出は18:07で
す。二中生の皆さんもお月見を楽しんでみてください。
                     (9月21日飯田芳男)

Hello校長室871


■昨日は台風一過の青天でした。今日も好天が期待できます。担任を
していた時、『台風一過』と書き取りの出題をしたら、『台風一家』
という解答が返ってきました。子供たちにはなじみのない言葉だった
からもしれません。さて本日は敬老の日です。私は『軽労の日』と答
えたくなる今日この頃です。       (9月20日飯田芳男)

Hello校長室870


■藤棚横、技術室前に、栃(橡)の木(トチノキ)が君臨しています。
モチモチの木でおなじみです。豆太は夜のトチノキを怖がっていまし
た。確かに夜は昼よりも威厳があります。ところでセイヨウトチノキ
はマロニエと呼ばれます。マロニエ通りは各地にたくさんありますが、
トチノキも街路樹の第一人者です。もちろん本校を見守ってきた第一
人者でもあります。           (9月19日飯田芳男)

Hello校長室869


■相撲の序二段、三段目で立川出身の力士が4名紹介されています。
テレビで放映しない時も、陰ながら郷土の力士は応援していきたいで
すね。二中の卒業生もいろいろな業界で活躍しています。いつも声援
をおくっています。先日、卒業生が挙式するというので校庭を見せて
ほしいという申し出がありました。卒業しても、学び舎の思い出を取
り出していただけることを嬉しく思います。(9月18日飯田芳男)

Hello校長室868


■読売中高生新聞で、書籍校閲のお仕事の方が紹介されていました。
二中生の皆さんは『校閲』という言葉はご存じでしょうか。誤字や、
脱字等を直すのが校正だそうです。校閲は、出版物の内容に踏み込ん
だ仕事を指すそうです。校閲者は、書いた本人でも気づかないミスを
見つけることもあり、出版業界の『最後の砦(とりで)』とのこと。
「注目されなければ仕事成功!」という職です。私では務まらない職
です。出版物に間違いがないのは「縁の下の力持ち」の方々のおかげ
なのですね。私の文は、校正、校閲されたらいつも真っ赤です。
                    (9月17日飯田芳男)

Hello校長室867


■日本は四季折々に景観、景色が移り変わるので、日々楽しみがあり
ます。昨日と今日ではさほど変化がないようにみえますが、毎日ぴっ
たり同じという日はないように思います。私は猛烈に忙しく過ごした
数週間に、桜が咲いて満開になったことに気がつかなかった年があり
ました。そんな時は、気持ちにもゆとりがなかったように思います。
「あったかいですね」「さむいですね」と言葉を交わすことがとても
大切だと実感しています。季節の移ろいを楽しむために、心を耕して
おきたいです。             (9月16日飯田芳男)

Hello校長室866


■本校の金木犀も(キンモクセイ)はこれから盛りを迎えるようです。
本校に木造校舎があったころ、広報紙の名前を決めるとき、PTAの
役員の皆さんが全会一致で「木犀」と決めたようです。当時の木犀の
木は2階の窓辺まである大きな木だったという記録があります。西門
を入ってすぐイチョウの木の間に5本の木犀がありますが、こちらは
ようやく開花の準備が整ったところです。秋の気配をゆっくり味わい
たいものです。             (9月15日飯田芳男)

Hello校長室865


■雨が降り始めましたが、この時期、天気予報では秋雨ということが
あります。この「秋雨」は、国語学者金田一春彦先生の著書には『古
くはこの言葉はなく、江戸時代の中頃春雨に対する言葉としてうまれ
た』とあります。今ではふつうに使われるのが興味深いです。ところ
で食べ物の春雨は、昭和12年、国産初の春雨を製造した森井食品が
ジョウロから押し出された製品が、春の雨のようだったということで
名付けたようです。秋雨という食べ物がないのはもっと興味深いです。
                    (9月14日飯田芳男)

Hello校長室864


■元素記号が今でも夢にでます。『水平りーべぼくの船…』等、友達と
工夫して語呂合わせを楽しんでいました。歴史の年号も語呂合わせをし
ながら覚えた思い出があります。平城京は710年です。「南都(710)
の都は平城京」が覚えられず、ちょっと品がないですが「納豆食ったぜ
平城京!」で記憶しました。中学で覚えたことは今でも忘れないですが
昨日の朝食が思い出せません。       (9月13日飯田芳男) 

Hello校長室863


■今年もキンモクセイの香りがただよってきました。ヒガンバナも咲き
始めました。気候が不順でも、植物たちは自分のセンサーを見事に調整
しているようです。例年多くの観光客でにぎわう、日高市の「曼珠沙華
の里」は今年もコロナで「観光お断り」とか。せめて泉体育館脇のヒガ
ンバナは愛でていこうと思います。もちろん二中のモクセイも。    
                     (9月12日飯田芳男)

Hello校長室862


■2001年9月11日は東京に台風が接近していました。大雨の状況が
報じられる直前、ニューヨークの世界貿易センターが映り、映画のように
飛行機はビルに向かっていきました。被害に遭われた方々のご冥福をお祈
りしています。今日も一日が始まりますが、おだやかに時が過ぎ行くのが
一番かもしれません。            (9月11日飯田芳男)

Hello校長室861


■西門の屋外灯がLED電球になりました。二中生の皆さん、お気づきで
したか?まだ1本だけなのですが、夜はこの屋外灯がほかより明るいと感
じています。しかし従来の電球を備えた屋外灯は、このところとても明る
い気がします。「LEDには負けられない!」という意気込みが伝わって
きます。我が家に22年使用している自転車があります。ペダルが重くな
ってきて、「買い換え?」が頭をよぎると急にスイスイ動き出しました。
長く使っているものは、さらに可愛がってあげなくてはいけないと実感し
ています。昭和…アナログ…が身体に巻き付いている私です。
                      (9月10日飯田芳男)

Hello校長室860


■今日は9と9がゾロ目の重陽の節句です。昨日の校内放送で給食課からも
「重陽の節句」が紹介されていました。別名「菊の節句」です。栗をいただ
くことも多いようです。今日の給食の「しめじと栗のおこわ」はまさに行事
食ですね。小学校でも今日は「しめじと栗のおこわ」(Bブロックは明日)
です。菊を楽しむには少し早いですが、お供え物で秋を感じたいものです。
次の節句は1月7日で「人日(じんじつ)の節句」です。一年は早いですね。
                        (9月9日飯田芳男)

Hello校長室859


■給食は五目あんかけそばです。私の推測では9月の予約№1のような気
がします。『ちょっとイイじゃん中学校給食』のポップが食欲をそそりま
す。さて、いただいた五目あんかけそばには、うずらの卵が2個入ってい
ました。3個とか4個とか入っているものがないかなと、目を細めて?
(いつも細い!)点検したところどの容器も2個です。さすが栄養士さん
です。教職員が暴動??を起こさないように平等です!教室も「ウズラの
卵」で混乱がないよう配慮されていることでしょう。今日も黙食ですが、
おいしくいただきました。           (9月8日飯田芳男)

Hello校長室858


■今日は二十四節気の白露です。秋分のひとつ前ですが、秋の気配が濃く
なる時期です。二中生の皆さんの中には、朝は「寒い」と感じた人もいた
かもしれませんね。また、朝露は宝石のように見えます。私は中学の時は
季節の移ろいに無頓着でした。でも、中学の頃感じた「季節の匂いや味わ
い」は宝石のように輝いています。皆さんの中学校生活を、うらやましく
思うばかりです。               (9月7日飯田芳男)

Hello校長室857


■昨日から低温注意報が出ています。農作物への影響がないことを願ってい
ます。私は毎年、そろそろ秋かなと思う頃、町の八百屋さん、果物屋さんに
ぶどうのナイアガラがないかキョロキョロしています。生食の流通が少なく
大型スーパーではなかなか見つけられません。私の年中行事です。ナイアガ
ラは、ワインの父「川上善兵衛」氏が日本にもたらしたと言われています。
北海道と長野で7割の生産です。ニューヨーク州ナイアガラ発祥です。いろ
いろなドラマがあって日本で生産されているのでしょう。それにしても多く
の品種を生みだす農家の方々に敬服します。今年もたくさんの実りがある事
を心から祈っています。             (9月6日飯田芳男)

Hello校長室856


■『朝顔に つるべ取られて もらいひ(い)水』(加賀の千代女)とい
う句を何度か学校だよりに引用してきました。でもこの句は秋の句なので
すね。朝顔が秋の季語だと気がつきました。朝顔が咲く8月は、旧暦の7
月だからというのが理由です。季語をひもとく歳時記には風情があります。
私は時々歳時記を眺め、季語の味わいを楽しんでいます。
                       (9月5日飯田芳男)

Hello校長室855


■今日は串の日です。串ものの食べ物を普及させる目的で制定されたよう
です。食材が主役とは言っても、串のおかげでメニューのバリエーション
が広がっています。串の製造に携わる人に感謝して食材をいただきたいと
思います。串の生産量を調べてみようと思います。(9月4日飯田芳男)

Hello校長室854


■4コマ漫画の主人公コボちゃんが、お母さんに「ねえ 先生」と呼びか
けるシーンを見ました。小さい子でなくてもいつも一緒にいる人の名前が
口から出てしまうことがあります。私もよく教室で児童に「お父さん!」
と呼びかけられたことがありました。今日は「先生!」と呼ばれたお母さ
んが何となく喜んでいる気がして微笑ましかったです。先日ある幼稚園に
学校だよりを届けに行きました。すると園児さんが、私に向かって、友達
同士でひそひそと「誰のお父さん?」と言い合っていました。私は「誰の
おじいちゃん?」と言われなかったことで、一日中背筋を伸ばし笑顔で過
ごせました。「人は、ほめて伸ばす」 学びました!(9月3日飯田芳男)

Hello校長室853


■九月は長月と言います。私は、30日までしかないのにどうして「長月」
なのか疑問でした。むしろ「短月」ではないでしょうか。でもそうなれば
2月 4月 6月 11月は言わば「にしむくさむらい」は、みんな短い
月です。さて、金田一春彦先生の名答は「夜長月」です。夜長月の略が、
長月だということです。さすがです。金田一春彦先生は、民俗学者の折口
信夫博士の説も紹介しています。9月は長雨の時季で「ながめ」という物
忌み(日常的な生活を控えること)の行われる月なので「なが月」とよば
れたのだろうとのことです。明日も雨かもしれませんね。
                       (9月2日飯田芳男)

Hello校長室852


■防災の日です。1923年(大正12年)9月1日午前11時58分に
マグニチュード7.9の関東大震災が発生しました。死者、行方不明者が、
10万人以上と言われています。当時の方々がどんなにか怖い思いしたか
と思うと胸が痛みます。私の祖母は、母がおなかの中にいて火災から逃れ
ようと必死に逃げたそうです。私がこの世にいるのは祖母のおかげという
ことになります。誰もが安全に過ごせるようあらためて祈念した一日です。
                       (9月1日飯田芳男)