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2022年3月の記事一覧
Hello校長室1062
■3月は弥生と呼ばれます。金田一春彦先生によれば、イヤオイが転じた名称
とのこと。「いよいよ茂ること」を意味するそうです。旧暦の三月のことなの
で「花見月」や「桜月」とも呼ばれたそうです。たまには旧暦の味わいにひた
るのも「いとおかし」です。万葉の春は気持ちがおだやかになります。
(3月30日飯田芳男)
Hello校長室1061
■花曇りの一日になりました。桜を長く楽しめると思えば、良しとしたほうがい
いかもしれません。天気も人生も同じです。良いとき、そうでないときも、これ
から良くなると信じて過ごしたいですね。明けない夜はないと信じましょう。
(3月29日飯田芳男)
Hello校長室1060
■校庭の桜も見事に満開です。校歌の二番が示す通り、さすが清新の花どころで
す。さて「清新の花どころ」と歌われる校歌の二番は、歌詞は『…明るく美しく
…』とあります。でも「美しく」は『はしく』と歌います。2年前、ある先生に
指摘されたのですが、それまで気がつきませんでした。二中生は「…あかるく
はしく たくましき」と歌います。「はしく」はパソコンで変換しても「美しく」
とは表記されません。ちょっと不思議ですが、謎のまま歌っても味わいがありま
す。私は気に入っています。 (3月28日飯田芳男)
Hello校長室1059
■読売新聞コラムで新美南吉さんの詩「窓」が紹介されていました。『窓を開け
れば 風がくる 風がくる 光った風がふいてくる…』良い気持ちで一日が始ま
ります。 (3月27日飯田芳男)
Hello校長室1058
■兵庫県西宮の甲子園は雨のようです。中学の時、理科の先生が「天気は西から
崩れるが、雨雲が箱根の山を乗り越えるのは大変な事なんだ!」と言っていまし
た。時々思い出す恩師の言葉です。でも私は「箱根の山を乗り越えるのがなぜ、
大変なのか?」を聞き洩らしたようです。解明したいです。またまた取り組むべ
き課題を発見した次第です。 (3月26日飯田芳男)
Hello校長室1057
■二中の桜が咲き始めました。卒業生に見せてあげたいなと思いました。今日
は暖かくて小学校の卒業式には良い日和(ひより)となりました。私は以前か
ら「こぶしもスイセンもいいね」と言いながら、桜びいきの話題を提供してし
まうことにうしろめたさを感じますがお許しを。本校は校歌にもある『清新の
花どころ』です。多くの木々や花を愛(め)でながら、二中生の進学、進級を
お祝いしたいです。 (3月25日飯田芳男)
Hello校長室1056
■読売新聞連載の4コマ漫画、今日は、コボちゃんが400字詰め原稿用紙1
枚に作文を書く話題でした。コボちゃんが先生に提出後、返却された作文をお
じいちゃんが眺めながらつぶやきます。「添削(てんさく)の字数が400字
以上あるな」と…。感じることはいろいろです。コボちゃんの立場、おじいち
ゃんの立場、添削した先生の立場等、感想を交えて意見交換したい話題でした。
それにしても「作文」は難しいですね。文字を綴る作業は一生モンですね。避
けていられません。もちろん読むことも。私は、今年立てた読書計画がはかど
りません!がんばらねば。 (3月24日飯田芳男)
Hello校長室1055
■小学校は、卒業式の予行練習をしているころかもしれません。今はコロナで
練習に多くの時間は費やせないと思います。でも小学校での練習のおかげで、
中学生は礼法にかける時間が少なくて済みます。積み重ねは大事ですね。私は
中学、高校と、証書をいただく練習をしたことがありません。やはり「積み重
ね」の効果があったからでしょう。いつか表彰状をいただくときにも、立派な
礼法で臨むつもりです。しかし私は卒業証書以外にもらったことはなく「積み
重ね」が生かせず残念に思っています。さて、在校生はまもなく修了式です。
修了証を渡す担任の礼法は、積み重ねが生きているはずです。
(3月23日飯田芳男)
Hello校長室1054
■学校の花壇にわずかな積雪がありました。3年生がいない学校は寂しいです
ね。雪の中、校舎も静まり返っていました。春への足踏みです。♪名曲「なご
り雪」をつい歌ってしまいました。明日は暖かくなるといいです。心も!
(3月23日飯田芳男)
Hello校長室1053
■昼と夜の長さが同じと言われても、微妙に差がある今日春分の日です。自然
をたたえ、生物をいつくしむ日です。そして春分の日の3日前からの7日間が
『春彼岸』です。私は時々文豪のお墓参りに行きます。夏目漱石のお墓参りの
時は水たまりに足を取られてボッチャン! (3月21日飯田芳男)
Hello校長室1052
■さわやかではない話題ですが、サリン事件が起きたのが平成7年の今日でし
た。中央区の学校に赴任していたので時々集団下校をしていました。「安全」
「平和」「昨日と同じ日常」どれも大切なキイワードです。地震の被害に遭わ
れている方々にお見舞い申し上げます。もちろん国際情勢も案じています。
(3月20日飯田芳男)
Hello校長室1051
■寒い日もあれば日差しが心地良い日もあります。二中生のすべての皆さん
にとって、いい一日となることを祈ります。3月31日まで3年生も、本校
の3年生です! (3月19日飯田芳男)
Hello校長室1050
■私の人生では、中学校生活はあっという間に過ぎ去ったという印象です。
高校も3年間でしたが「あっという間」と思わなかったのは、先への見通し
がもてたからだったのかなと分析(?)してみました。二中生の皆さんはい
かがでしょうか。皆さんが卒業する時も「3年間充実していてあっという間
だった!」と思ってもらえれば幸せです。 (3月18日飯田芳男)
Hello校長室1049
■西門のこぶしは、いくつかつぼみが開きました。杏子(あんず)の花は、
春の訪れを喜んでいます。生徒の活躍を近くで見てきた200本以上の木々
たちも3年生の旅立ちを祝福していることでしょう。でも空からは、涙雨が
降ってくるかもしれません。 (3月17日飯田芳男)
Hello校長室1048
■ミニ揚げパンが人気の給食でした。「食事が楽しみ」ということはいいこと
だと思います。母の晩年が流動食だったので切実にそう思います。ビタミンサ
ラダもおいしくいただきました。ネーミングの良さで食欲も倍増です。我が家
には冷蔵庫一掃チャーハンとか残り野菜炒めとか、食欲が??というネーミン
グもありますが、おいしく食べています。さて、校庭のスイセンに目がいきま
した。「私を見て!」とばかりにきれいに咲いています。黄色のスイセンは、
「私の元へ帰って」という花言葉です。心に留めておきます。
(3月16日飯田芳男)
Hello校長室1047
■気温が25度以上は夏日です。昨日は24度台なので「夏日に一歩手前」と
報道されていました。3月にしては珍しく高温だったと言えます。でも昨夜は
昼間の夏日がうそのように木枯らしが吹き荒れていました。寒暖を繰り返し春
になるといいますがまさにそのとおりです。また春は、短い周期で天気が変わ
るとも言われているので、間違いなく春の訪れです。卒業式が「晴れ」の周期
に当たることを願っています。 (3月15日飯田芳男)
Hello校長室1046
■学校の植物は春の気配を感じ、動き始めました。西門の花は自生しているよ
うで、今朝は一気に開花していました。折々に花の名前を調べているのですが
名前がわかりません。ユリのようでユリでなく、白紫蘭(しろしらん)のよう
ですがそうでもなく…。アナログ的ですが図鑑を開いてみようと思います。
(3月14日飯田芳男)
Hello校長室1045
■春めいてきて、桜だけなくこぶしもチューリップ、沈丁花も「私を見て!」
とばかり、開花へのスタンバイが完了したようです。3年生には春の景色が
どう映るのでしょう。春本番、もうすぐです。 (3月13日飯田芳男)
Hello校長室1044
■1876年、明治9年の今日、官公庁の日曜は休み、土曜は半休の制度が
実施されました。午後からお休みの形態は半ドンと呼ばれました。オランダ
語のゾンタークは休日を意味するそうです。それがなまってドンタク、半分
お休みなので「土曜は半ドン」となったようです。「博多どんたく」という
名称も調べてみます。 (3月12日飯田芳男)
Hello校長室1043
■東日本大震災から11年経ちました。今もまだ行方不明の方がいらっしゃい
ます。津波等、被害に遭われた方々に心より哀悼の意を表します。時計の針は
もどすことができません。どんな時も前を向いて、ゆっくりでも歩みを進めて
いこうと思います。 (3月11日飯田芳男)
Hello校長室1042
■今日は東京都平和の日です。昭和20年3月10日は、未明から下町を中心
に爆撃を受け、10万人が犠牲になりました。改めて哀悼の意を表します。明
治生まれの祖母が、私が中学のころその模様を語ってくれていました。ところ
で、私が勤務した都心の学校は、関東大震災からの被害を教訓に、建て替えら
れた復興小学校でした。空襲の時は学校の地下室が役立ったという話も聞きま
した。復興小学校の多くは窓がアーチ型です。明日は2年生が校外学習で都内
を巡ります。復興小学校を探してほしいですね。 (3月10日飯田芳男)
Hello校長室1041
■今日の給食は、第10話「二人だけのカレーライス」ドラマ「おいしい給食」
とのコラボと、献立表にありました。何のことかわからずカツカレーをほおば
りました。学生時代は王道のメニュー、なつかしくいただきました。私が中学
の時は一日5食くらい平気でした。あの食欲はどこから湧いたのかと思いつつ、
人生の下り坂を実感しています。昨日食べたものもすぐ思い出せません。完全
に下り坂です。 (3月9日飯田芳男)
Hello校長室1040
■給食のおかずは「ひじきとカラフル野菜」です。二中生が考えたメニューの
登場です。そして主食は卒業をお祝いするお赤飯です。3年生の皆さん、あと
少しの学校生活ですをどうか楽しんでくださいね。さて、今日は散髪の日です。
平成27年に制定された記念日です。理髪店は明治の初めに、横浜に開業した
お店が第1号のようです。理髪店には赤・青・白のサインポールがあります。
サインポールという呼び方は諸説あります。また色は赤が動脈、青が静脈、白
が包帯と言われてますが、こちらも諸説あるようです。もし私が小学生にもど
れたら「散髪の日」を「夏休み自由研究」として取り組みます!
(3月8日飯田芳男)
Hello校長室1039
■今日は消防記念日です。江戸時代から「いろは四十八組」の町火消し「め組」
が有名です。大岡越前が組織したことで有名で、それにちなんだ記念日かと思
いましたが違うようです。消防記念日は、昭和23年に消防法が施行されたの
がきっかけです。火消しの人は、時代劇等では「粋な人」というイメージがあ
ります。でもなるべくなら、火災で出動しないほうがいいですね。火事もなく
名曲「め組の人」をゆっくり聴ける日々が一番です。 (3月7日飯田芳男)
Hello校長室1038
■昨日は春一番が吹きました。花粉を運んでくることや大きな災害をもたらす等、
喜ばれない面もありますが、春のきざしを感じさせる一日でした。♪重いコート
ぬいで でかけませんか…♪とキャンディーズを思い出し鼻歌を歌った私です。
(3月6日飯田芳男)
Hello校長室1037
■今日は二十四節気の一つ、『啓蟄(けいちつ)』です。虫が冬眠から目覚め
活動を始める頃です。虫も小動物も春を感じる頃になりました。今日を啓蟄と
した先人の感性は見事です。次の二十四節気は春分です。でもその年の春分の
日は、国立天文台が決めています。先人の心境はいかがなものでしょう?
(3月5日飯田芳男)
Hello校長室1036
■給食は、ウドと里芋のグラタンでした。市内中学生が考案したメニューです。
おいしくいただきました。立川産のウドは味も良く、まさに名産品です。市内
のウド農家さんのウド室におじゃましたことがあります。この時期だと暖かく
感じました。暗いウド室で真っ白に育ったウドが数千本?その姿がりりしかっ
たです。「ウドラ」のキャラクターどおりの姿でした。里芋との相性がぴった
りのグラタンでした。優しい味でした。 (3月4日飯田芳男)
Hello校長室1035
■今日は桃の節句、ひな祭りの日です。ひな人形の飾り方や片付け方には作法
や風習があるようです。でも「ご家庭で決めてください」が通説のようです。
二中生の皆さんの家ではいかがでしょうか。子供の頃、ひな祭りの日は、ちら
し寿司を食べながら、母や祖母から「おまえは、まだ、梅、桃、杏の区別がつ
かないのか」と小言を言われていました。不機嫌になった私は、「ちらし寿司
(まぜごはん)より本物のお寿司が食べたい!」と吠えていました。恥ずかし
い思い出です。ともあれ、今年も桃の節句をお祝いします。
(3月3日飯田芳男)
Hello校長室1034
■私は今日、給食の五目あんかけそばが楽しみで学校に来ました。と言ったら
某先生が大笑いしていました。私だって給食は楽しみです。献立表は我が家の
冷蔵庫に貼ってあります。さて「五目」とは?私は五種類の具材を言うのかと
思いましたが、「多彩な具材のことを言う」と、大学の文章構成法という授業
で学びました。こういうことは良く覚えているものです。五目そばや五目ごは
んは見た目もにぎやかで楽しいですね。「楽しく食べる」って大事ですね!!
(3月2日飯田芳男)
Hello校長室1033
■朝の冷え込みがゆるみ、日中も春を思わせる天気でした。しかし、今は一転
雲が多くなりました。でも『花曇り』とよぶには少し時期が早いようです。私
は『花曇りの向こう』という瀬尾まいこさんの作品を読むと、入学したての中
学生の姿を思い浮かべます。3年生の皆さんはこの作品を覚えていますか?あ
のころと違って、卒業直前の皆さんには凛々しさがいっぱいですね。『花曇り
の向こう』には、何が見えますか。二中生の心は「いつも青空」だと思います。
(3月1日飯田芳男)