日誌

2023年4月の記事一覧

質と量(4月29日)

 サッカー部の顧問の頃によく部員に質と量の話をしていました。部活動の練習時間はどこの学校もほぼ同じ(量は同じ)。勝つためには質を上げなくてはいけない。質とは考えてプレーすることだ。 
 放課後に部活動を見学していると顧問の先生がアドバイスをしています。
そのことを意識して繰り返し練習できるかが大切です。
考えることが伸びていくポイントの一つです。
身体も疲れた〜とともに頭も疲れた〜になると素晴らしいです!

壁の正体(4月28日)

 アテネ五輪男子体操キャプテンで金メダリストの米田功選手の言葉から
目標にむけて頑張りたいと思うとき、目の前に大きな壁のようなものが、必ず立ちはだかります。しかし、そのほとんどが自分自身が勝手につくり上げたもので、理想とのギャップや、他者と比較したりすることで生じる見えない壁だったということに気がついたのです。
 壁は自分がつくりあげているもの。どう振り返るかが大切です。

ホークスメソッド(4月27日)

 朝日新聞から プロ野球の福岡ソフトバンクホークスは、野球選手の育て方について球団の指導理念や考え方をまとめ、ホークスメソッドとして発表したと掲載されていました。
 メソッドは、主に7項目で、選手をよく観よう、長所を見つけ、伸ばすことを助けよう、気づきを与え、自ら考えることを促そう等記されています。
 メソッドから私達教員も気づかされることは多いのではないかと感じます。是非読んでみたいデータです。(冊子化はされていません)

積読(4月26日)

 日経新聞から 読書には3種類ある。朗読、黙読、積読だ。未読の書を抱え込む積ん読の歴史は古い。東京都立中央図書館が現在 みんなの積ん読展 というユニークな催しを開いている。・・・と掲載されていました。
 読もう読もうと思っていましたが、未だに読めていない本が我が家にもあります。読まないならなんとかしてと言われながらも、いつか読むぞと思っている自分がいます。
今年のGWは未だ予定なし。未読の書物を読むと共にみんなの積ん読展を見にいきたいと思いました。

岡田武史監督(4月25日)

 元日本サッカー代表岡田武史監督がFC今治高校里山校の学園長になる記事がありました。自分も66歳。いつまでこんなことをやっていられるか分からない。そういうものを担える人材をつくっていかなきゃいけないと語っています。
 学び続ける、挑戦する岡田武史さんを見習い、前に進もうと決意しました。

植物学者(4月24日)

 草花や植物が花を咲かせています。今日は植物学者で知られる牧野富太郎の誕生日です。彼は独学で植物学を研究し命名した植物は2,500種以上で植物学の父と呼ばれています。
 草花等をみてすぐに名前を言える人に出会うといつも凄いなと感心します。自分で調べて特徴を覚えようと思いますが実践できていない私です。
 
  

林修の仕事原論(4月23日)

 昨日は、林修の仕事原論の本を読みました。
林先生の仕事に対する見方を知ることができました。 
すべてを勝ち負けで考える章の中で、主に負ける原因は3つあると述べています。
①情報不足②慢心③思い込み とありました。
自分がどこまで突き詰めて考えているか、振り返りさせられました。
仕事観を確立することが自分を確立することになると林先生は考えています。
まだまだあまい私です。

二中の良いところ(4月22日)

 離任された先生から2中は、教室や廊下が明るいと話されていました。
それはすべてLEDになっているからです。まだまだ蛍光灯の学校は多いようです。
蛍光灯の価格も上昇しており教育予算を圧迫しています。
明るい環境で学習できていることに感謝し、明るく、元気に、たくましく、過ごしいきましょう。

都中学校校長会(4月21日)

 昨日は、東京都中学校長会による定期総会・研究発表会が渋谷区文化総合センター大和田で開催されました。
 昨年度60歳で定年退職、退会された方は116名、定年前退職者は5名、再任用退職校長は51名いました。また、新たに新会員になられた方が89名でした。60歳で定年退職を迎え、再任用されている方はたくさんいます。今年度の都中学校長は610名です。
 今後は退職の年齢が1歳ずつ上がっていき、最終的には65歳になります。各学校で活躍されている校長先生方に恥じないように本校の教育活動に真摯に取り組んでいきます。

チャトGPT②(4月20日)

 チャトGPTの記事を連日、目にします。日経新聞では、次の産業革命かと題し、米インディアナ大の推計では126の専門職の内、翻訳者等75%の95職種はチャットGPTに多くの業務が代替されると伝えていました。
授業の中にもAIが入ってきています。
AIの進化が問うのは人類の真価だと記事にありました。この命題については深く考えてみる必要があると感じています。
変化の激しい時代をどう生き抜いていくか、変化に対応する思考力が求められています。そして適切な判断力をどう身につけさせていくか、教育の大切な役割です。

一学年保護者会(4月19日)

 昨日は、一年保護者会が行われました。学年主任の山岡先生からは、進路の話の中でどのような人になりたいか、どんな仕事をしてみたいか、高校を卒業したあとの自分をイメージしている生徒は伸びていく、意欲がある、3年間を通して、そのような生徒に成長させていきたいと力強く話していました。
 色々なことを考え、判断し、迷い、喜び、自分が何をしたいか見つけていく旅が始まっています。私達大人は、その目標や夢が実現できるようにしっかり寄り添っていきたいです。
 

適応(4月18日)

 政治学者のカール・シュミットは、人間は自分がおかれている環境にうまく適応している限りでその環境の本質を理解することはできない と伝えています。 
適応しようと思うあまり、その環境の本質が理解できなくなる可能性がある。
私にとって、はっとする言葉でした。盲点の気がしました。
 教育に環境は大切ですが、適応ばかりに目を向けないようにしたいと思います。

花粉爆発(4月17日)

 編集手帳から 花粉に黄砂がぶつかると花粉爆発という現象が起こるそうです。
花粉が破裂し粒子が細かくなって鼻の粘膜にとどまらず、気管支や肺に入り込む恐れがあるといわれています。空が澄みわたるまではマスクを装着するのが良さそうだとありました。
 花粉症も黄砂も私の少年の頃には聞かなかった言葉の気がします。花粉爆発はこの記事で知りました。黄砂が飛来する日は要注意です。

君たちは夢をどうかなえるか④(4月16日)

 挑戦は本校の目指す生徒像の一つです。松本零士さんは、本当の若者は、負けることは考えない。一度や二度しくじっても最後には勝つと信じている。と伝えています。
うまくいかないことがあっても、最後は自分を信じて挑戦し続けていくことに価値はあります。失敗は若者の特権です。
自分の夢や目標に向かってどんな小さなことでもチャレンジしてください。周りの人も応援、支援してくれるはずです。
夢をかなえるには、自分を信じることです!

君たちは夢をどうかなえるか③(4月15日)

 松本零士さんは、女海賊エメラルダスを描いています。彼女には左頬に大きな傷跡があります。彼女はあえて修復せず、いつでも見える傷として残し、自分への戒めとしている、自分に訪れた逆境という垣根を人生の糧に変える彼女のストイックさを際立たせるためにその設定にしているそうです。
 自分の夢や目標に向かって進んでいくと、何度も逆境や壁に当たります。それを乗り越えるために心身ともに傷つくこともあります。相手を傷つけてしまうこともあるかもしれません。しかし、自分の痛みを知っていれば相手の痛みもわかります。
 傷つくのが嫌だから逃げたりすることは、貴重な体験を経験しそこなう可能性もあります。
 自分の人生をどう生きるか、どうしていきたいのか、大いに悩むのが中学校時代の醍醐味です。挑戦・チャレンジです。

予習(4月14日)

 授業が始まりました。予習をすることをおすすめします。
分からないことがあれば、先生の話をよく聞こう、質問しようと考えます。
自分で調べてみたいことが見つかるかもしれません。授業が復習のような形になると良いと思います。
教科書を読んで授業に臨むを習慣化してみましょう。

試み(4月13日)

 野球のリトルリーグでは、2023年の大会から全員連続オーダー制を導入するとしています。ベンチ入りする選手が全て打順に入る。
つまり、打線は1番から9番で一巡ではなく、守備についていない選手を含め最大14番打者まで打席に立つという試みです。 
 打つことは野球の楽しみです。このような試みは少年時代には大切です。
ルールを工夫することにより皆が楽しめるようにできます。
他のスポーツではどんな工夫があるとよりスポーツが楽しめるか、考えてみるのも良いかもしれません。
 

視力(4月12日)

 昨日は身体測定の中で視力検査が行われました。私は、中学1年生の時に視力検査で0.3と言われびっくりしたのを今でも覚えています。
眼科に行ってみてもらいましたが、仮性近視の状態が過ぎてしまい、戻らないと言われました。それでも少し訓練して0.5くらいまでになりましたが、現在では0.1も裸眼では見えない状態です。
 遺伝ではないのでどうして、小学校の時に全く気づかなかったのか今でも不思議なことです。
 身体測定になると思い出される出来事です。

チャットGPT(4月11日)

 チャットGPTに関する新聞記事を目にすることが多くなりました。
チャットGPTとは、米新興企業オープンAIによる対話型AIで、読書感想文などが瞬時に作成できるとのこと。
文科省は、教育現場でのガイドライン作成の検討に入り始めました。
作文の宿題等が間に合わない場合にとっては、ありがたいものになりそうですが、自分で考える力は育たないですね。一方、昨日の朝日新聞の夕刊では、日本の医師国家試験正答率55%とあり、将来的にはこうしたAIが臨床現場でも医師の診療を助けることが期待されているとありました。
 使い方を間違えないように、しっかりとした判断力を身につけさせていかないといけません。

春の語源(4月10日)

 春の語源となった3つのはるとは、墾る(田畑を墾る)、晴る(気候が晴る)、張る(草木の芽が張る)だそうです。
草木は、芽吹いてきています。若葉の緑が美しい時期になってきます。
3つの語源を感じて春を謳歌したいです。