日誌

2020年9月の記事一覧

Hello校長室522


■ゲリラ豪雨とかゲリラ雷雨は、地域が限定されることが多いです。
昨日はまさにそうで、立川駅は降っていませんでしたが国立駅は強い
雨でした。新宿方向の電車がスピードを落としたので気がついたので
すが、立川駅と国立駅の中間で、雨の境目をはっきり見ることができ
ました。いつかは、私の右肩はぬれずに、左肩はびしょびしょという
くらいの境界線を歩いてみたいなと思っています。「秘境を歩く!」
を今後の目標にしています。        9月3日(飯田芳男)

Hello校長室521


■先日、体育科の先生が校長室に来て、ペットボトルを見ながら「こう
すいですか?」と尋ねてきました。私はペットボトルなので「香水?」
と首をかしげました。体育科の先生はこの暑さで疲れがたまったのだと
思い、小さい子に伝えるように「これはねミネラルウオーターと言って
お水です」と心の中でつぶやきました。すると体育科の先生がまたもや
「香水ですよね」と言ってきました。そこで私はようやく気が付きまし
た。さすが体育科の先生です。教養のかたまりです。「硬水ですか?」
と尋ねていたのですね。私は自分の早とちりを詫びました。そして再び
我が人生でベストワンの聞き間違えを思い出しました。「たまに歌うん
です」と「多摩ニュータウン」を聞き違えたのです。どこに住んでるの
ですか?の答えが、私の耳には、はっきりと「たまに歌うんです」と聞
こえたのです。               (9月2日飯田芳男)

Hello校長室520


■『おいしい記憶』で賞をとったエッセイを読みました。8月30日読売
新聞に掲載されていました。筆者が高校に落ちた時、合格と聞き待ちえた
近所のおばちゃんが、手作りスポンジケーキを持ってきてくれたそうです。
続けて内容を紹介します。泣きじゃくる筆者と両手で×をするお母さん。
沈黙の中、おばちゃんが奇声をあげます。「わあーやってもうたあ」ケー
キにおばちゃんのメガネが落ちケーキの文字がつぶれました。その文字は
「…でとう」になっていたとか。「おめでとう」を見せないおばちゃんの
優しい荒業(あらわざ)だったと筆者は述べています。文末で、美味しさ
とは、「美しい心で届けられた味」だと結んでいます。読後、私は、自分
の『おいしい記憶』をたどっています。    (9月1日飯田芳男)