日誌

校長室から

東日本大震災(Hello 校長室 3月11日)

 今日は2011年に東日本大震災が起きた日です。当時、私は3階の教室で総合的な学習の時間をしていました。蛍光灯の揺れが激しく生徒を机の下に避難させました。情報が分からずテレビをつけたことも思い出します。お家のことを心配して涙流している生徒もいました。帰宅困難者のために体育館を開放をしました。今年度3年生は、避難所運営の授業を受けました。防災の意識をあらためて高めて行きます。

 

東京大空襲(Hello 校長室 3月10日)

 今日は東京大空襲があった日です。80年が経過します。戦争の犠牲者は推定10万人といわれています。2年生の多くが都内校外学習で訪れた浅草寺には戦火の中で奇跡的に残ったイチョウの木があります。また浅草寺に行く機会があれば見てください。決して忘れてはいけない記憶の一つです。

 

 

朝日新聞の「ひと」から(3月9日)

 昨日の朝日新聞のひとの欄は、裁判官だった方が埼玉県の川越市の市長に就任した記事でした。「事件や事案の背後にある貧困や孤立を目の当たりにしてその解決に事後的にしか関われないことの葛藤があった」とありました。教員は子どもたちと関わる中で、様々な社会問題を考え、解決していく力を身に付けさせる大切な仕事であると実感しました。未来は教育にかかっていると言っても過言ではないでしょう。新たに気を引き締めていきたいです。

 

微笑み(Hello 校長室 3月7日)

 フランスの哲学者アランは幸福論の中で「しあわせだから笑っているのではない。むしろぼくは、笑うからしあわせなのだ」と語っています。心と体は結びついています。笑顔になれば心が楽しくなります。努めて笑顔になるのは難しいですが、笑顔の力を身に付けていきたいところです。

星の王子様から(Hello 校長室 3月6日)

 星の王子様の著者サン=テクジュペリは「愛するとは互いに見つめ合うことではない。一緒に同じ方向を見つめることだ」と述べています。現在のクラスで生活するのも少なくなって来ています。クラスの仲間が同じ方向を向いて進級、進学を迎えることをのぞみます。色々とあった1年間かもしれませんがお互いが認めあい、許しあい、高めあうことが大切です。残りの学校生活がクラス、学年、学校の目標を目指しているか、もう一度振り返ってみてください。

大船渡(Hello 校長室 3月5日)

 大船渡での山火事のニュースが連日流れています。今日の朝のニュースでは待望の雪や雨が大船渡で降ると伝えていました。自然の力で火の勢いを止めて欲しいばかりです。

雫(Hello 校長室 3月4日)

 昨日は久しぶりの雨、雪でした。出張先から歩いて帰ってくるなかで木の枝に雫がありました。寒いためかなかなか下に滴り落ちることはなく、しがみついている様子でした。ほのぼのした瞬間でした。

 

都立高校入試合格発表日(Hello 校長室 3月3日)

 本日は都立高校入試合格発表日です。今はネットでの発表もありますが、高等学校に行って合否の受験番号が記されている掲示板を見るのもハラハラドキドキしたことを思い出します。3年生の進路が全員決まることを願います。

 

気付き(Hello 校長室 3月2日)

 心に余裕をもつために私は星の王子様に出てくる「大切なものは目にみえない」という言葉を思い出します。王子様は自分の国でバラを大切に育てますが、バラのわがままが嫌になり、星を離れます。旅をする中で、バラを育ててきた時間と愛情の大切さに気づきます。あらためて子育てや教員の仕事は日々、忙しいです。しかし、それは目にみえない大切なものを築いている大切な時間なのだとあらためて気付きました。感謝の気持ちが沸き起こってきます。

あけぼの(Hello 校長室 3月1日)

 本校には「あけぼの」という生徒会や部活動を紹介した小冊子が発行されていました。古いものには20周年記念誌があります。コロナ前までは続いていたようです。生徒には書く力が身に付いていたのではとあらためて感心しています。

44年ぶり(Hello 校長室 2月28日)

 本校の図書館に修学旅行の作文集があることを図書支援員さんが教えてくれました。手にとってみるとなんと自分が書いた作文があるではありませんか。宝物を見つけた気持ちでした。44年ぶりの再会といったところです。また作文集を残してくれた当時の先生方に感謝です。私は三十三間堂でメガネをかけた観音像を探していたとありました。

当時は7クラスありましたが、5クラスの冊子がありました。

私たちのクラスは先生方に迷惑をかけた修学旅行でした。その内容も掲載されており、懐かしく思いました。今は校長室に保管しています。同窓生の皆さん、読んでみたい方は校長室に訪ねて来てください。

 

カジュアルディ(Hello 校長室 2月27日)

 3月8日(土)は学校公開日です。その日に標準服以外の服装でも登校してよいカジュアルディを設定しました。2学期後半から生徒会や中央委員会で話されてきた取組となります。生徒の方では慎重の声が多かった話も聞いていましたが実現となりました。実施後は生徒アンケートを取り今後についても話し合いを進めていきます。さてどのように展開されていくか楽しみです。

ALT (Hello 校長室 2月26日)

 市内の学校にはALT の英語の外国語の教員が配置されています。本校のALT の先生はパキスタンの出身です。私の友達が市内の小学校で働いていますが、本校のALT が応援で授業に行かれたそうです。その中で本校は英語科の先生を中心に家族のように接してくれてやりがいがあると話されていたそうです。本校の先生方に感謝です。私は英語の単語をくっつけて話をしていますが、何時も上手く伝えられません。

 

絵本の魅力(Hello 校長室 2月25日)

 本日から学年末考査が始まります。テストの結果も大切ですが、「計画的に学習ができたか」「自分にあった学習の仕方が見つかったか」等も確認してください。昨日は1歳過ぎの孫が来ているので、グリーンスプリングスにあるプレイミュージアムで行われている絵本の展示を見てきました。

堀内誠一展には多くの人が鑑賞していました。雑誌「an an 」をはじめ絵本を描く等の多才にただ驚きでした。

懐かしい絵本にも出会い、絵本には夢がいっぱい詰まっていることを実感しました。

 

 

 

元気の力(Hello 校長室 2月24日)

 サッカー部の教え子の保護者の方数名と会う機会がありました。息子さんたちは、結婚して子どももいる、開業している、研究している、半導体や車の部品を開発している、警察官、銀行員として働いている話を聞きました。(ほとんどの教え子が東京を離れて地方にいます)それぞれが頑張っている姿を聞くと嬉しさが込み上げてきます。私も元気をもらえた一時でした。

 

漢字の読み(Hello 校長室 2月23日)

 今年度の都立高校入試「国語の漢字の読み」で「貢献」が出題されました。「挑戦する「感謝する」「貢献する」ことを伝えていたので多くの生徒が正解してくれていると信じているところです。先生の話をしっかり聞くことは、大切なポイントです。

 

今日は(Hello 校長室 2月22日)

 3年生の皆さん、昨日の都立入試はどうでしたか。緊張の中、力を発揮できたことを願っています。今日は2月22日なので222となります。何の日なのか調べてみるとたくさんの記念日や年中行事がありました。「猫の日」「世界友情の日」「竹島の日」「ヘッドホンの日」「おでんの日」「忍者の日」等です。私にとっては今日は娘の結婚式で品川にいます。皆さんにとっても素敵な日になることを願っています。

都立一般入試(Hello 校長室 2月21日)

本日は都立一般入試です。私は数学の問題を解いている時に頭が真っ白になってしまい、慌ててしまった経験を思い出します。その時は目をつぶり、深呼吸をしてここまで勉強してきたから大丈夫と心で唱えてまたのぞみました。そうすると頭のモヤが消えて行く感じになり、問題が解けるようになりました。深呼吸は自分を落ちつかせる技です。今まで学習してきた成果を思う存分、発揮できることを願っています。

教員研修(Hello 校長室 2月20日)

 昨日は市内中学校教員対象の全体研修会がありました。褒めるよりも承認していきましょうという内容でした。挨拶や感謝を伝えることも承認の一つです。頑張っていることを認めるのも承認です。承認ができるとコミュニケーション能力が高くなるとも話されていました。今日も挨拶、ありがとうを伝えていきたいと思います。