日誌

校長室から

Hello校長室539


■敬老の日です。以前の私は「こどもの日」のヒーローだと
思っていましたがいつの間にか「敬老の日」こそが私の祝日
のように思えてきました。永六輔氏が紹介した言葉に『子供
叱るな来た道だもの 年寄笑うな行く道だもの』があります。
中学生の時にはどうってことない言葉ですが、今では文意を
しっかりかみしめています。この頃エレベーターで下に向か
う時「⇓」下のボタンを押さずに、「⇑」のように上のボタン
を押す自分がいます。「早く俺の所に来い!」と、エレベー
ターに命令している自分が情けないです。気品や落ち着きを
もち年をとりたいです。     (9月21日飯田芳男)

Hello校長室538


■私は、秋の七草がなかなか覚えられません。ハギ、キキョ
ウ、クズ、フジバカマ、オミナエシ、オバナ、ナデシコです。
今年もウイキペディアで確かめました。山上憶良は、七草の
なかで、朝貌(あさがお)を詠んでいます。でもそれがキキ
ョウだというのが定説のようです。秋の七草は万葉集の頃か
ら存在したようですね。春の七草は「食」を楽しみ、秋の七
草は「見る」ことを楽しむと言われています。私はくずもち
やおはぎを連想し、たっぷり「食」がそそられています。
                (9月20日飯田芳男)

Hello校長室537


■卒業アルバム用の写真撮影のためカメラマンさんは大忙し
です。生徒を笑顔にする巧みな話術と共に、あちらこちらで
シャッターの快音を響かせていました。私も撮っていただき
ました。メイクさんに化粧をしてもらい、スタイリストさん
に衣装を用意…なんてことはありません。カメラマンさんか
らの「はい 笑顔で ゆったり」という注文に応じ、3分ほ
どで終了しました。3年生のために、教職員には見せたこと
のない最高(?)の笑顔を用意させていただきました。3年
生の皆さん、まだまだたくさんの思い出作りに精をだしてく
ださい。あっ、カメラマンさん、どうか私の写真に最高(?)
の修正技術をかましてください。 (9月19日飯田芳男)

Hello校長室536


■読売中高生新聞で「司書の先生が選んだとっておきの一冊」
というコーナーがあります。その中で『あさひなぐ』という
作品が紹介されていました。主人公は、東島(とうじま)旭
(あさひ)15歳高校1年です。「なぐ」というのは薙ぐと書
き、刃物などで横に切り払う様子を言います。つまり、なぎ
なたをかっこよく振る姿です。作品が有名なので二中生の皆
さんには説明不要だと思います。33巻にわたるコミックで
すが、どれか1巻読んでみてください。元気になれますよ。
私は女子中・高生にまじり、映画を見ました。青春がよみが
えりました。しかし館内での周囲からの視線は厳しいもので
した。「おじさん、なぜここに…」と。中・高生の心を知る
にはリスクも背負います。    (9月18日飯田芳男)

Hello校長室535


■桔梗の花が見頃だそうです。9月13日の読売新聞が瑞穂町
の青と赤の桔梗を紹介していました。花の下が三つに分かれて
いるのが特徴です。二中生の皆さんも探してみてください。も
うしばらくすると彼岸花も見頃を迎えます。私が中学生の時は
花に興味がありませんでした。若さがあり、日々前を向いて歩
いていたからです。今の私は、下を向いて歩いているので花に
目がいきます。さて定期考査が終わりました。「どいっぱつ!
ができなかったあ」という人。いつか「どいっき(土一揆)」
という正解をゲットできます。ゆっくり歩くのもいいものです。
                 (9月17日飯田芳男)