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日誌
校長室から
Hello校長室494
■1945年8月6日午前8時15分広島に原爆が落とされました。
爆心地から500メートル以内では、ほとんどの方が命を落としたと
言われています。1945年3月の東京大空襲を経験した祖母は、3
月の寒さでも火傷の痛みを取るため隅田川に飛び込んだと言っていま
した。その祖母が「それで終われば原爆はなっかたのに」と話した内
容の重さを理解したのは中学生になってからでした。また、私が立川
に赴任した時は父が、「東京大空襲のあと4月が立川だった」と教え
てくれました。確かに4月24日は大きな空襲でした。八小の先生方
も亡くなった時です。くりかえしたくないですね。戦争は二度とあっ
てはなりません。 (8月6日飯田芳男)
Hello校長室493
■校庭に散水するのは、おおいに気遣いが必要です。周囲に人がいな
いことを確かめなくてはなりません。しかし、スプリンクラーを稼働
させたいと思う時は、風が強い日ばかりです。いくら人や車に水がか
からないように気を付けても、気ままなお水さんはあっちへ行ったり
こっちへ来たり…となります。何度かお詫びに出向いた経験がありま
す。昨日は熟練の体育科教員の操作で、そういうこともなく水をまく
ことができました。ただ「焼け石に水」の状態で、まいた直後はいい
のですが長くは続きません。打ち水効果はあるので適宜散水をさせた
いです。テントを設置して熱中症の対応もしています。水飲み場の増
設もお願いしていますが、当面は現状のやりくりでご容赦ください。
二中生が健康安全な日々を過ごせるよう、いつもながら願っています。
(8月5日飯田芳男)
Hello校長室492
■夏のお祭り等では露店をまわって、あれを買いたい、これを食べよ
うと思案しながら歩くのが楽しいものです。ところで露店は露天とも
表記しますが露天商となると、「天」の字をあてると金田一春彦先生
が述べています。どっちでもいいというわけではないのですね。漢字
の勉強に終わりはありません。もちろん、バスケットやサッカーのゴ
ールも、どっちでもいいわけがありませんね。しっかりゴールを目指
してほしいです。私も、人生のゴールを間違えないようにしています。
(8月4日飯田芳男)
Hello校長室491
■今日は昭和60年に制定された「ハチミツの日」です。ハチミツは
平安時代にすでに宮中への献上品として使われていたと言います。私
はハチミツを食す機会はありませんが、はちみつレモンは時々飲みま
す。ハチミツは私には高価なイメージがあります。ところで、くまの
プーさんは食いしん坊です。ハチミツを手に入れる旅に出るエピソー
ドが有名です。そういえばハチミツマーヤも有名でしたっけ?いえ、
ミツバチマーヤでした。それに、ミツバチハッチとみなしごハッチも
有名で混乱します。このややこしい話題がホームページの不具合につ
ながったのでしょうか? (8月3日飯田芳男)
Hello校長室490
■土一揆は、「どいっき・つちいっき」と読みます。室町時代には、
農民による一揆が多く科書にも紹介されています。この言葉の読みを
【どいっぱつ】と読み違える生徒もいます。前任校で、たまたまこの
場面に遭遇しました。「どいっぱつ」と生徒は読みました。でも教室
はシーンと静かなままでした。先生だけが興奮して「きちんと読みま
しょう!」と、うながしていました。実は、私こそが中学時代、大き
な声で「どいっぱつ」と読んで笑われました。梅雨が明けると思い出
すひとコマです。 (8月2日飯田芳男)