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日誌
校長室から
Hello校長室469
■新聞の書籍案内に『小学校1・2年生の漢字を使って読めない言葉』が載
っていました。その中で「三和土」が出題されていました。読み方は「たた
き」です。赤土、砂利などに消石灰とにがりを混ぜたもので、土間の床に使
われたのが「たたき」のようですね。今は玄関で靴を脱ぐ場所がたたきと呼
ばれています。そういえば「たたきで靴をトントンするな」と祖母は口を酸
っぱくして言っていました。さて思いがけず「三つの和をなす土の謎がとけ
ました。」かつおやアジのたたきとは違うのですね。
(7月12日飯田芳男)
Hello校長室468
■『昔は雷さえ鳴れば梅雨は明けるに決まっていた』という高齢の女性の言葉
は、夏目漱石の三四郎にあるそうです。11日の読売新聞編集手帳で紹介され
ていました。今年は災害につながった雨が続き何ともやりきれません。明日が
今日より少しでもいい一日になるように願っています。いつもより強く…です。
(7月11日飯田芳男)
Hello校長室467
■江戸末期から続く朝顔市は、今年で71年目になるようですが残念なことに
中止になっています。私が子供のころは、夏休みにアサガオの観察をしたもの
ですが、今では、5月から9月上旬まで花の観察をしているところもあるよう
です。ところでアサガオは、夏に限らず日本の代表的な花です。では、果物な
ら何でしょうか?金田一春彦先生は「りんご」と言っています。日本では「桃」
だとか。似ても似つかないものに例えられることが名誉ということになるよう
です。パイナップルはりんごに似ていないですし、山桃はいちごのようです。
似てなくても堂々とマルがもらえる一例です。 (7月10日飯田芳男)
Hello校長室466
■私が中学生の時、試験監督にどんな先生が来るのか、結構気にかけていま
した。その日の授業の時間割の先生が来るのかと思うと、そうでもなかった
り…誰が来るのかが不思議でした。こんなことを気にしているより『試験に
集中!』に決まっていますが、私には気になる項目でした。今は業界人なの
でカラクリがわかりますが、そんなに重い理由はないようです。ところで、
どのクラスでも、偶然担任の先生が監督に入ることがあります。担任が監督
だと生徒は安心感を抱いて、落ち着いて受験しているような気がします。担
任冥利につきますね。では明日は、どこかのクラスに私がいきましょうか?
(7月9日飯田芳男)
Hello校長室465
■中学に入学して初めての定期考査を迎えたときは、勉強の仕方がわからず
混乱していました。『中1コース』『中1時代』という学習雑誌があって、
テスト対策の記事がありましたが、私にピタリとあてはまる記事は見当たり
ませんでした。中学校生活に慣れてくると勉強イコール暗記だと思い、とに
かく覚えまくりました。今この年になって、朝何を食べたか思い出せません。
中学の時の暗記力はすごかったとうぬぼれています。二中生の皆さん、試験
初日は帰宅後の午後も大切です。私は「ひと眠りして起きたら朝だった!」
という経験を何度やったか。「Get up! It´s seven o´clock」を夢に
みます。 (7月8日飯田芳男)