日誌

校長室から

Hello校長室114


■小学校の先生から、今年の水泳は気温が低い日が多く、なかなか実施でき
なかったと伺いました。でも今日は日差しもあり蒸し暑さも感じます。明日
からは、むしろ熱中症が心配されるくらいの好天になるようです。ところで
夏といえばあさがおです。先週は小学校からあさがおを抱えて帰る保護者を
東京中で見かけました。ちょっとオーバーでしたか?この頃のあさがおは、
9月になっても咲いていますね。そして観察も容易で、1年生には最適の教
材です。さて、7月19日の名言カレンダーの言葉はこれでした。『ぼくは
あさがおをきびしくそだてる!』あさがおに水をやらない小1男子が、担任
に言い放った言葉だそうです。         (7月23日飯田芳男)

Hello校長室113


■右の写真のように、高尾山からは都心見えます。有料の望遠鏡が置いて
あるあたりは、絶好のビューポイントでした。以前勤めていた学校には、
「富士山をめざす会」がありました。その格好の練習場(?)が高尾山と
きいていました。もちろんその学校の遠足は高尾山です。私も引率で4年
間お付き合いしました。練習を重ねて当時の児童・生徒は今は富士山に登
っていると思います。私は富士山に登ったことはありません。でもおかげ
で朝礼の講話で「買い物や散歩のついでにふらっと富士山に登る人はいま
せん。準備が必要です。大きな挑戦の時はとにかく準備が必要です」と使
わせてもらっています。しかし全身筋肉痛の私の状態からすれば、高尾山
も準備が必要です。             (7月22日飯田芳男)

Hello校長室112


■懐中電灯のあかりだけで、緊張して山を登った二中生141名の皆さん、
お疲れさまでした。中学生が、夜を徹して何かをするってないですね。良
い経験だと思います。生徒への水の補給や、軽食、おやつの配布等、38
回のノウハウは見事でした。T前校長先生、二小T校長先生も健脚のご披露
ありがとうございました。さすがです。そして3年生の脚力をみながら、
若さをうらやましく思います。        (7月21日飯田芳男)

Hello校長室111


■私は、小学校6年生を担任すると、学級活動で「ほめことばのシャワー」
を行っていました。ひと月に一度行い、全員の言葉を教室に掲示します。
学級で騒動が起きた時は、なかなか「プラスの言葉」が見つかりません。
相手の立場に立ったり、お互い様ということに気がついたりして、ようや
く「プラス言葉」に変換できます。猛烈なけんかをしかけた児童が、「ぼ
くのわがままを直してくれた○○君ありがとう」とか、「おはようって言
ってくれたのにあいさつできなくてごめんね」等。意図的ですが思いやり
の気持ちを体感させたかったのです。ある年の卒業式の朝、教卓に「飯田
先生、感謝の気持ちって、誰かに使えば使うほど、自分の心の中で増える
んですね。」というメモ書きが置いてありました。グッときました。昨日
の終業式講話に引用しました。       (7月21日飯田芳男)

Hello校長室110


■昨日の夕方、転んでしまった男性を介抱してくれた生徒がいたと思いま
す。奥様から本日、「感謝しています」というお電話をいただきました。
ちょっといい話です。嬉しいですね。心当たりの生徒はどの先生でもかま
いません。声をかけてください。私からもお礼を述べたいです。さて、終
業式になりました。梅雨が明けぬままに夏休みになります。ところが市内
では、来週や再来週、終業式を迎える学校もあります。終業式はさまざま
でも、学生が少なくなり、私が乗る通勤時の電車はだいぶすいてきました。
中央線ではドアに張り付いて外も見られます。国立と立川の間では、本校
屋上に掲げた校名看板が、木立の陰にホントに一瞬、わずかに見えます。
楽しみな一瞬なんです。           (7月19日飯田芳男)