日誌

校長室から

道徳科は面白い(10月12日)

 昨日の道徳科は各学年とも「二通の手紙」を題材として行いました。元さんは、動物園に数十年勤め、定年後も働く話がありました。定年間際に奥さんを亡くし、子どももいなかったので、動物園で働き続けることを楽しみにしていました。しかし、小さな子どもが閉園間際に動物園を訪れ、園の規則に従わないで入園させてしまいます。子どもを捜索することになってしまい、無事に発見され、保護者から感謝の手紙が届きますが、元さんは解雇通知を受けてしまいます。

 元さんは子どもを入園させるかどうか、とても悩んだと思います。心の葛藤がありました。この心の状況に寄り添ってみることは大切です。最後に元さんは、「二通の手紙のお陰で新たな出発ができそうです」と話し、晴れ晴れとした顔で職場を去っていきます。

 どうして、元さんは晴れ晴れとした顔で職場を去ることができたのでしょうか。元さんのこの時はどんなことを考えていたのか、そして最後に人にとって法や決まりとは、どんなものか、ルールや決まりを守ることにどんな意味があるのか考えてみるとよいと思います。

 道徳科は、答えがあるわけではありません。今回のようにたくさんの意見交換が行われることは楽しいことだと思います。また、生徒の皆さんがよく考えていくことが求められます。今回の道徳科の授業のことを保護者の方と話し合ってみることをお勧めします。

いくつになっても(10月11日)

学び続けることを考えていたらある言葉に出会いました。

「もっと人生は楽しくなる」 たぐちひさとさんが書いた本の一部を紹介します。題名は「いくつになっても」です。

 10代の時に わからないことを知り

 20代の時に 当たり前の違いを知り

 30代の時に 自分の可能性を知り

 40代の時に まだ頑張れることを知り

 50代の時に 健康の有難みを知り

 60代の時に 人生の楽しみ方を知る

 いくつになっても学びがあり、

 自分で決められるなら幸せ

 

道徳授業地区公開講座(10月10日)

 今週の土曜日(14日)は、1、2校時授業公開、3校時は道徳授業地区公開講座(道徳科の授業公開)、4校時は地域、保護者との道徳科に関する意見交換会があります。9月の学校公開は感染症拡大防止のために中止となりましたので今月は実施したいところです。

 道徳科の授業のテーマは生命尊重です。意見交換会では各学年ごとに分かれて行う予定です。先生方と顔を合わせての話し合いです。地域、保護者の皆様の参観をお待ちしております。

悔しさ(10月9日)

 昨日は中学生女子バレーボールの新人戦地区予選が立川3中で行われ、第一試合に応援に行きました。第一セットを取られるも第二セットを取り、第三セットでは競り合いの中で惜しくもこのセットを取ることができませんでした。

 悔しさは、人を成長させる、本気にさせる大きな要因です。その悔しい思いを忘れずに練習に励むことが次につながります。以前に比べるとサーブの質も良くなっています。練習は嘘をつきません。その原動力は悔しさです。次回の試合に向けてまた励んでほしいと思います。

 

成長(10月8日)

 昨日は本校で野球の市民大会が開催されていました。新チームになって練習にコツコツ取り組んでいます。自分がうまくなっていると感じれることは大切です。まだまだと思うことはたくさんあるかもしれませんが、自分の良さをさらに伸ばしていってほしいと思います。地道に取り組むことが成功の近道です。