日誌

2020年7月の記事一覧

Hello校長室472


■『「つ」が取れるまで、あとひとふんばり』昨日の名言カレンダーの文面
です。あるお母さんが、ご自身のお母さんからいただいた応援メッセージだ
そうです。「一つ、二つ、三つ…九つ。10歳になったら「つ」が取れて、
体も丈夫になり、次第に手が掛からなくなるよ」と勇気づけられ、励まされ
たようです。二中の皆さんはまさに「つ」が取れた年齢です。保育園や幼稚
園のころから比べると立派になったのがよくわかります。私は祖母に「自分
一人で大きくなったと思ってはいけないよ」と言われ続けました。その意味
がこの年になってようやく、少しだけ…わかったような気がします。
                       (7月15日飯田芳男)

Hello校長室471


■ボランティア部員は、あいさつ運動に取り組んでいます。ありがたいこと
です。「おはよう~」と文にすると、とにかく「おはよう」ですが、目と目
を合わせたあいさつのやりとりからは、温かさが伝わってきます。大きな声
でなくても、ぺこりと頭を下げるだけでもお互いの温もりを感じます。また、
ランニングをしている生徒がピースをしてくれると、「がんばれ、オリンピ
ック目指してね!」等と声をかけたくなります。人生の春真っただ中の生徒
の表情は誰もが美しいのです。夢や希望があるからでしょう。私も今日は、
立川駅まで走って帰り途中でピースをしてみようと思います。たぶん表情は
うつろです。                 (7月14日飯田芳男)

Hello校長室470


■私はテストが返却されると先輩たちがそうしたように、問題と答えをきち
んとファイルしました。そして10日間くらいかけて、正解をノートに書い
ていきます。先輩たちがそうしたように。中三の夏休みはその正解を書いた
3年間分のノートを新しいノートに写します。先輩たちがそうしたように。
思えば勉強の仕方を先輩が教えてくれたような気がします。学校生活でつら
いことがあると、ミスタープロ野球長嶋茂雄氏の名言に大笑いし、元気をと
りもどしました。『 Ī live in Tokyo を過去形にしなさい!』長嶋氏
の解答は『 Ī live in Edo 』 先輩たちが教えてくれました。
                       (7月13日飯田芳男)

Hello校長室469


■新聞の書籍案内に『小学校1・2年生の漢字を使って読めない言葉』が載
っていました。その中で「三和土」が出題されていました。読み方は「たた
き」です。赤土、砂利などに消石灰とにがりを混ぜたもので、土間の床に使
われたのが「たたき」のようですね。今は玄関で靴を脱ぐ場所がたたきと呼
ばれています。そういえば「たたきで靴をトントンするな」と祖母は口を酸
っぱくして言っていました。さて思いがけず「三つの和をなす土の謎がとけ
ました。」かつおやアジのたたきとは違うのですね。 
                       (7月12日飯田芳男)

Hello校長室468


■『昔は雷さえ鳴れば梅雨は明けるに決まっていた』という高齢の女性の言葉
は、夏目漱石の三四郎にあるそうです。11日の読売新聞編集手帳で紹介され
ていました。今年は災害につながった雨が続き何ともやりきれません。明日が
今日より少しでもいい一日になるように願っています。いつもより強く…です。
                        (7月11日飯田芳男)