日誌

2020年7月の記事一覧

Hello校長室462


■熊本・鹿児島の豪雨被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げま
す。今後も被害が大きくならないように祈るばかりです。経験や勘が通用
しにくくなった昨今、私は、常に「想定外」を想定しておかなくてはなら
ないと気を引き締めています。さて二中生の皆さんは、考査前の日曜日で
勉強に追われていることでしょう。「学べる時間」があるのは、しあわせ
なことでもあります。応援しています。     (7月5日飯田芳男)

Hello校長室461


■石英(セキエイ)は、二酸化ケイ素が結晶してできた鉱物で、六角柱状
のきれいな自然結晶をなすことが多いと教科書にありました。中でも自然
結晶で無色透明なものを水晶と言うそうです、右の写真は理科の先生に見
せてもらった水晶の原石です。そして石英がクオーツ、水晶がクリスタル
と呼ぶことも教わりました。昔、水晶は「水精」と呼ばれていたそうです。
パワーストーンは水晶にはじまって水晶に終わると言います。二中生の皆
さん、ぜひ水晶のパワーで期末考査の勉強をがんばってください。 
                       (7月4日飯田芳男)

Hello校長室460


■一昨日の強風で、職員室前の花梨(かりん)の木から実が落ちてしまい
ました。のど飴でおなじみですが、バラ科の植物で本当にのどに効く成分
をもっていると言われています。「カリンポリフェノール」という成分を
ふくんでいるそうです。ピンクの花がつくのが卒業式の頃です。もっと良
く鑑賞してあげたかったです。食べ頃は秋から冬で実が黄色くなるようで
す。少し早く落下した実に、「今日までありがとう」と伝えました。
                       (7月3日飯田芳男)

Hello校長室459


■国文学者の金田一春彦先生は、『日本の日記帳には天気を記入する欄が
ある』と著書で述べています。天気欄は外国にはあまりないのでしょうか。
金田一先生は、「日本人は昔から天気を気にかける民族だ」と論評してま
した。四季があるから日本人は天気に敏感なのですね。晴れと同じように
雨も大事にするのも国民性だと思います。私が望む天候は、災害がもたら
されないような雨の降り加減で、かつ温暖で、さわやかで、時々雪もまじ
って寒くない心地良い天候です。これこそ究極の「無理なお願い」ですね。
                       (7月2日飯田芳男)

Hello校長室458


■今年は「うるう年」で366日あります。半分なら183日です。今日
は元日から数えて183日です。ちょうど前半が終了し、明日からは後半
戦です。学校再開後まだひと月です。今年はまさに「禍(わざわい)」の
年です。さて半分といえば今日は『半夏生(はんげしょう)』です。夏至
から数えて11日目にあたる日、もしくはその日から5日間といわれてい
ます。半夏(はんげ)の花が咲くから半夏生という説と半夏生という毒草
が半分だけ白く、まるで「半化粧」に見えるからという説の二つがあるそ
うです。「半夏生の日以降は田植えをしない」という目安があるそうです。
半夏生とは、その年の後半戦に緊張感をもって臨む日かもしれません。私
の個人的見解です。             (7月1日飯田芳男)