日誌

校長室から

Hello校長室398


■♫柱のきずは おととしの 五月五日の背くらべ…という歌を聴かなくな
りました。私は曲の中の「ちまき」が食べたくて親にせがんだものです。で
すが、親がつくってくれたのは「かしわもち」でした。それも葉っぱがない
かしわもち?でした。大人になってわかったのですが、柏の葉が大きくなる
のは5月から6月です。5月5日には手に入りにくいということに気がつき
ました。歌詞の柏餅は旧暦?にあわせたものだったのかもしれません。もち
ろん個人的見解です。立川八小には柏の木がありました。近所の人が「いた
だいていいですか」と言って持ち帰っていきました。持ち帰る方は、「かし
わの木は縁起がいい」と語っていました。加えて、花言葉が「愛は永遠にと
いうんですよ」と教えてもらいました。花と葉が落ちにくいからだそうです。
二中界隈でも柏の木を探してみます。       (5月2日飯田芳男)

Hello校長室397


■Hello校長室394の暗号は「ステイホーム」でした。二中生の皆さ
んは解読できたことと思います。ポケベル世代の方々は容易に解読されたよ
うです。3年数学科の某先生は新たな課題づくりに挑戦していることでしょ
う。さて、令和の幕開けから1年が経過しました。去年の今日は、期待感で
心が躍りました。コロナ禍に見舞われている昨今ですが、今までがそうであ
ったように、人々は努力を重ねて難局を乗り越えてきました。これからはき
っと回復傾向に転じていくと思います。この頃つい下を向いて、背中を丸め
て歩いていました。季節は初夏、いつのまにかクールビズの開始です。今か
ら上を向いて歩きます。そして、鯉のぼりを100匹見つけます。鯉のぼり
にもマスクをつけてあげましょう。        (5月1日飯田芳男)

Hello校長室396


■一昨日の暗号文の答えは学年の先生の許可が出たら正解をお知らせします。
さて二中生の皆さんの今日はどんな一日だったのでしょうか。私は「こうい
う時期にどう過ごすかが人としての差が出る」ような気がして、日々小さな
めあてをもって過ごしていますが、容易なことではありません。でも二中生
の皆さんがもってる力をさらに伸ばすという仕事があるので、少し先を見通
して歩みを進めています。時計をもどせればそうしたい4月です。
                       (4月30日飯田芳男)

Hello校長室395


■今日は昭和の日です。天皇誕生日が昭和の日になって10数年経ち、私も
ようやく認識してきました。ようやくというのも平成元年から平成18年ま
で今日は「みどりの日」だったからです。みどりの日が5月4日になったの
は諸説あるようです。私は大型連休の存続に影響力があったからかなと推測
しています。そしてこの時期、5月1日を開校記念日にしていた学校は、今
どうしているか、ちょっと気にしています。しかし今年は、休日が多くても
歓迎しにくい状況です。ふつうに、普通に、過ごせる日々を願っています。
                       (4月29日飯田芳男)

Hello校長室394


■3年生の相談日でした。熱心に問題の解き方を質問する生徒が多かったよ
うに思います。職員室前の廊下から生徒の声が聞こえ学校らしさを実感しま
した。5月は相談日を設けるのではなく、通常の学校生活が戻ることを願う
ばかりです。先生方も長引く休校と言っても、再開に向けて教材準備に余念
がありません。では二中生の皆さん、ここで数学科130先生からの出題で
す。ちなみに130で先生の姓を表します。出題とは、『次の暗号文を解読
せよ』というお達しです。さて暗号文です。33441265-73です。
「ー」は、引き算の「ひく(マイナス)」ではなく、伸ばし棒です。ヒント
は、「数字二つでカタカナになる」ということです。いかがでしょう。今の
皆さんの状況も手がかりになる暗号文ですね。  (4月28日飯田芳男)

Hello校長室393


■電車内の「中つり広告」が減っています。この時期はたくさんの広告で車
内を見渡せば飽きずに過ごすことができました。しかしこの頃は車内が寂し
くなりました。たしかに学校のオープンキャンパスもないし、デパートの物
産展もあるわけがないですからね。イベントがないというのはこんなところ
にも影響があるのですね。このようにいろいろなできごとが「人生初!」で
す。二中生の皆さんも「人生初」の経験の中、不自由な生活に苦労している
のことでしょう。お察しします。もちろん、皆さんが日々健康であることを
願っています。私もさすがにマスクの生活に慣れてきました。さらに出勤し
たら手洗いとうがいです。この生活にも慣れてきました。今日もマスクをし
たままコップの水を口にもっていきました。マスクが顔の一部です。
                       (4月27日飯田芳男)

Hello校長室392


■生徒会誌あけぼのを読むことがあります。平成19年の冊子には、釣り部
の紹介がありました。また、パソコン部が文字入力コンクールで入賞したこ
とが掲載されていました。最近は発行されていませんが、1948年に創刊
されています。本校の生徒会活動の歴史が凝縮されています。令和2年度の
スタートは数度、仕切り直しとなっています。月曜から、少しでもいい風が
吹くことを願っています。           (4月26日飯田芳男)

Hello校長室391


■読売新聞の4コマ漫画コボちゃんは、妹のミホちゃんに翼(つばさ)をつ
けてあげる話題でした。「鳥はいいな どこにも飛んでいけて」のセリフで
はじまります。人はなぜか「鳥になりたい」願望をもちます。もちろん私の
勝手な推論です。しかし、1年に数回「鳥になりたい 空を飛びたい」とい
う児童や生徒の作文に目がいきます。自由になりたいとか広く世界を眺めた
い気持ちがそうさせるのでしょうか。少なくとも私はそうでした。私の少年
時代、風呂敷をマントがわりにして、こたつから飛び降りました。空を飛べ
ると思って…。するとこたつの足が1本折れました、こたつはぺシャンと倒
れています。恐ろしい父が帰ってきたので、私はこたつに入り、折れた足を
ささえていました。5分くらいで手がけいれんしてきました。すると父が、
お茶を飲みながら私に用事を言いつけました。仕方なくというか、意を決し
てこたつを離れました。飯田少年は先を見通して行動できません。こたつは
スローモーションビデオのように…かたむきました。以来、鳥になろうとは
思いません。                 (4月25日飯田芳男)

Hello校長室390


■坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」をリレー形式でつなぐ取り組みが
紹介されていました。私はこの曲を耳にするとなぜか前向きな気持ちになり
ます。♪…涙がこぼれないように 泣きながら歩く 一人ぼっちの夜…とい
う悲しいフレーズもあるのですが曲を聴き終えると、まさに「上を向いて歩
いていかなくては…」と笑顔になります。つらさを乗り越えたら、手が届く
ところに「しあわせがあるよ」と教えてくれるからです。あわせて「自分ら
しく生きなさい」って言ってもらえているような気がして前向きになれます。
私もこの曲で、コロナ対応に尽力する方々を応援させていただきます。
                       (4月24日飯田芳男)

Hello校長室389


■シャープがマスクを製造しているようですが、工場は三重県多気町(たき
ちょう)だと知りました。確か液晶パネルを作っていたと記憶していました。
でも今は亀山工場の方が記憶に新しいです。しかし、多気工場は、「ちりの
ひとつも存在しないクリーンルーム」に定評があったと聞きました。という
ことはマスク製作にもぴったりなんだなあと納得しました。液晶テレビ「ア
クオス」等、電化製品で著名なシャープです。マスク製作にも企業なりのこ
だわりと理念があるのでしょう。ところで二中生の皆さんも愛用するシャー
プペンの創業者は、家電のシャープの創業者でもあります。早川徳次さんと
言います。私が中学生の頃、祖母がたまに「早川式の繰出鉛筆を使わせて」
と言ってましたね。祖母が勝手につけたオリジナル製品名かと思っていたら、
なんと特許名が「早川式繰出鉛筆」でした!!  (4月23日飯田芳男)