日誌

校長室から

Hello校長室841


■教え子と再会し、小学生のお子さんの自由研究の話となりました。ほ
んの立ち話程度の時間でしたが「新聞の天気図をノートに貼り、感想を
書かせてます」と言われて私の顔が赤らみました。私が教え子に伝授し
た自由研究だったからです。私が子供の時は、ノートに貼った天気図を
パラパラ漫画のようにめくり、「雲の動きがわかります」と自己満足し
ただけでした。でも天気図のスクラップは、自由研究の題材が思いつか
ない児童によく教えていました。「超アナログの取り組みだね」と教え
子に言ったら「昭和のにおいがしますね」と笑ってくれました。「私の
アブラゼミ20匹の昆虫採集の話は、お子さんと奥さんに言わないでね」
と懇願しました。             (8月21日飯田芳男)

Hello校長室840


■『土近く朝顔咲くやけさの秋』高浜虚子の名句です。朝はとても涼し
いのでちょっと早起きすると首筋が冷たいです。でも中学の時はこの頃
宿題をやってなくて、首筋どころか背筋が寒くなっていました。時間よ
止まれと毎年歌っていた中学時代でした。  (8月20日飯田芳男)

Hello校長室839


■小学校1年生で読む「くじら雲」を、二中生の皆さんも覚えていると
思います。今朝空に浮かんだ雲はくじら雲のようでした。教科書では
「くじらはあおい空の中を、元気いっぱい進んでいきます」とあります。
私は時々青い空や青い海に向かって飛び出したいと思う時があります。
私も空を泳げるかなと思って、タクシーを止めるようにくじら雲に手を
上げました。すると、ぐんぐんスピードをあげて私の目の前から去って
いきました。私は気を取り直してせっせと働くことにしました。
                     (8月19日飯田芳男)

Hello校長室838


■サルスベリの赤い(紅い)花を見ると「夏だなあ」と思います。でも、
サルスベリは百日紅と書くように、初夏から三か月くらいは花が咲いて
います。10月初旬でも咲いています。そのころは「秋だなあ」と思わ
ないから不思議です。サルスベリは名前に反して登りやすいです。いえ
あくまでも私の体験です。木登りは降りるのがむずかしいです。祖母は
私に木登りをさせまいとして「サルスベリの木の幹をくすぐると、木が
喜んで動くんだよ」と教えてくれました。祖母は「何度もやるんだよ」
と必ず言いました。私は何度もくすぐりました。するとサルスベリは、
確かに動きます。自分が動くからなんですよね。「何度もやる!」これ
がおばあちゃんの知恵なんですね。この話題、6~7年掲載してます。
「夏だなあ」と思います。         (8月18日飯田芳男)

Hello校長室837


■今日はパイナップルの日だそうです。私が中1の時、英語の先生の
「パイナップル」の発音に感動したのを覚えています。私は「ナ」を強
く発音するのですが、英語の先生は「パ」を強く言って「パイナプール」
と言っていました。美しい発音を真似て、母親に「パイナプール」と数回
言ったら、母は私のおでこに手を当てました。(8月17日飯田芳男)