日誌

校長室から

Hello校長室351


■競輪場側からの門を入ると、こぶしの木があります。桜の開花が話題になりま
すがこぶしの芽もほころんでいます。今日は時々北風が強く吹きました。二中の
木々は強い風に耐え、本格的な春の訪れを待ちわびています。さて、体育館は、
教職員が卒業式の会場を整えました。昨年は、今年の卒業生が在校生として懸命
に式の準備に力を貸してくれたのに、今回は恩返しができずにすみません。当日
は心から皆さんの門出を祝います。今週はゆっくり時がながれてほしいです。
                         (3月16日飯田芳男)

Hello校長室350


■昨日はソメイヨシノの開花宣言がありました。千代田区の靖国神社の標本木で
5輪以上の花が確認されたそうです。昨年より7日早く、史上最速とのことです。
卒業式も入学式にも桜があったほうが気持ちがなごみますね。長く楽しめること
を期待します。さてそんな日に昨日は雪がふりました。「春時々冬」と言ったこ
の頃です。自然界のながれにはさからえません。今朝は快晴です。でも、午後は
にわか雨もあるという予報です。自然界は私にいろいろなことを教えてくれます。
                         (3月15日飯田芳男)

Hello校長室349


■庚子年(かのえねどし)も明けて74日経ちました。「ネズミは猫の姿を見る
と逃げ出す」と思いつつ歩いていると、敷地内に猫が三匹くつろいでいました。
きっと生徒を探していたのでしょう。以前は猫とネズミの戦いを見かけました。
「窮鼠猫を噛む(きゅうそねこをかむ)」ということわざがあります。逃げられ
ない窮地(きゅうち)に追い込まれたらネズミは猫に噛みつく、強いものに反撃
するという例えでもあります。子どもの頃、まったくのことわざ通りの光景に驚
いたものです。さて休業が続く学校です。猫もネズミも、♪ミミズだってオケラ
だってアメンボだってえ~♫二中生に会いたくて、キョロキョロしています。
                         (3月14日飯田芳男)

Hello校長室348


■事務室・職員室前の花壇の除草をしました。陽気がいいので左の写真のように
草が生えてきました。今朝、用務主事が「卒業式にはきれいな花壇にしたい」と
言って整備してくれました。卒業生にも在校生にもこの状況をなんとかしてあげ
たいのですが、もうしばらく辛抱してください。アンズの花は、皆さんの登校を
待ち切れずに満開となりました。二中生の皆さん、登校したら花や木々にも、机
や椅子にも声をかけてあげてください。       (3月13日飯田芳男)

Hello校長室347


■先人は、春は東から吹くやわらかな風にのって訪れるようです。『東風吹か
ば 匂い起こせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ』これは、太宰府へ向かう菅
原道真の一首です。歌の解釈はともかく、この歌で「東風➡こち」と読んでも
らえている気がします。南風より東風のほうが粋(いき)な感じですね。さて
二中生の皆さん、休校でストレスもあるでしょうが、そこかしこにみられる春
を探しに行ってはいかがでしょうか。皆さんがいない校舎は冷えたままで春を
感じません。                  (3月12日飯田芳男)