日誌

校長室から

Hello校長室291


■暖冬とは言っても手はカサカサになり、くちびるは荒れてしまいます。私は
我が家の洗面台にチューブのスキンクリームを置いています。今年もやってし
まいました。スキンクリームを歯ブラシにつけたのです。そして今日は久々に
歯を磨きました。おそろしい朝が始まりました。二中生の皆さんはどうか真似
をしないでください。しっかりうがいをしたので大丈夫だと思います。おかげ
で口の中にうるおいが感じられます。いえ、そんなことはありません。口の中
は元々うるおっています。ところで、手のカサカサをふせぐスキンクリームは
「桃の花」と言います。現代人はおよそ利用しないと思います。効果はありま
すが、ちょっと恥ずかしいです。祖母の愛用品でした。ある日祖母は「うぐい
すのフンも効きめがあるよ」と教えてくれました。「ふ~ん」と答えただけの
私です。                    (1月16日飯田芳男)

Hello校長室290


■今日の読売新聞こどもの詩を紹介します。題は「持ってくるもの」小学校4
年生の男の子の作品です。『あしたは 音楽発表会 連絡ちょうの 持ってく
るものらんに オレは がんばる気持ち と 書いた』ほほえましいですね。
「人生で大事なのは、目標をもつこと」そして、その目標は紙に書くべきもの
だと、昨日クリティカルシンキング講座の大野先生が述べていました。この男
の子も「がんばる気持ち」を連絡帳に書いたのは見事です。私はこの頃「あせ
る気持ち」ばかり持ち合わせていたような気がします。私は今から、がんばる
気持ちを形にして持ち歩こうと思います。     (1月15日飯田芳男)

Hello校長室289


■『蒲団着て寝たる姿や東山』嵐雪の句です。やわらかい線を描いて横たわる
冬の京都・東山を描いた句です。金田一春彦先生は、蒲団(布団)を着るとい
う点に着目して、『江戸の人は、蒲団はかけると表現する』と述べています。
加えて、西日本は「着る」を多用し、帽子をかぶることも「着る」と述べ、さ
らに、英語ではput onかweаrですむのに、東京語は、帽子はかぶる、めがね
はかける、手袋ははめる等使い方がわずらわしいと指摘しています。二中生の
皆さんはどう思われますか。嵐雪は松尾芭蕉のお弟子さんで服部嵐雪と言いま
す。たしか湯島の生まれではないかと思います。しかし、淡路島という説もあ
ります。せっかくですからもっと調べてみようと思います。なんせ、毎年『梅
一輪 一輪ほどの 暖かさ(嵐雪)』しか言ってませんから…。まもなく全国
の校長先生がこの句を引用する時期になります。  (1月14日飯田芳男)

Hello校長室288


■今朝読売新聞を読んでいたら、立川駅南口の『オニ公園』の記事に遭遇しま
した。設計者が立川市役所の職員さんで、当時二十代の方とのことでした。こ
の方が、「完成後に、たくさんの子供たちが遊んでいるのを見て本当にうれし
かった」と述べています。公園ができたのは、1981年だそうです。およそ
40年経過しています。折しも今日は成人の日です。40歳は「ダブル成人式」
というそうです。「私が初めて、二分の一成人式を指導した子たちも40歳か
あ…。」と感慨にふけっています。        (1月13日飯田芳男)

Hello校長室287


■昨日は制服の採寸が行われました。新入生が150名近く来校してくれまし
た。また、関連業務でPTAの役員さんもお時間をさいていただき感謝してお
ります。春が待たれます。この冬は、二中前の木立が葉を落とし、中央線から
チラッと屋上付近を垣間見ることができます。校名の看板を少しずらせばよか
ったかなと思案もしてみました。二中の校舎を確認するためにドアにへばりつ
いています。二中生の皆さん、中央線に乗車したら、0.3秒位の至福の時間を、
どうぞお楽しみください。            (1月12日飯田芳男)