日誌

校長室から

エビングハウスの忘却曲線(4月16日)

 「エビングハウスの忘却曲線」とは、忘れるまでの時間と記憶の関係を表した図のことで、ドイツの心理学者のヘルマン・エビングハウスという人が提唱したものです。

 人の脳は一度勉強したことは、1時間後には56%忘れ、1日後には74%、さらに一週間後には77%、1ヶ月後には79%忘れるとされています。もちろん、これには、個人差があります。時間が経つほど、記憶は減るというのは事実です。

 復習のタイミングをどうしていくか。記憶を定着するにはどうしたらよいか、是非、調べて取り組んでみてください。

 そこから昨日の記事にある、付箋を活用して、特許をとって商品化した高校生には脱帽です。

ふせんへの気付き(4月15日)

 4月14日の朝日新聞の夕刊に高校生が考案した ふせん に関する記事がありました。
 単語を覚えたのに、すぐ忘れてしまう→効果的な復習はないか→エビングハウスが提唱した忘却曲線を活用した問題集に出会い、取り組む→成績が向上→より効果的な方法を考えたときにふせんに出会う。

 ふせんから特許を申請→試作品を生産してくれる会社を探し、2社か決定。

 「エビングハウスフセン」と名付け、販売もはじまる。

 発明は身近なものにある、効果的な方法を探す(探求する)なかで発見、気付きがあると強く感じました。

 忙しさに心を失われず、アンテナを張っていきたいです。

杉の木(4月14日)

 中学校給食の共同調理場方式の移行に伴い、校舎の工事が始まります。1年生の昇降口が2年生と重なり、ご不便をおかけしております。工事に伴い、杉の木も切られてしまう予定です。長年、第二中学校を見守ってきた杉の木、伐採後に何か活用できないかと思うところです。

  

進んで学ぼう③

 内発的動機付けには、楽しいからやる、自分の成長が実感できる、ワクワク感があるという要素があると思います。
 他者から認められることや、認められている自分を感じることで、内発的動機は高まるそうです。
 子どもが自分でできたということが実感できる そのような取組を目指していきたいです。

進んで学ぼう②

 学習意欲 やるきスイッチはどこにあるのか、知りたいところです。
 
 脳科学の知見では、「線条体」という脳の中心部に近い部分に位置する領域が動機付けと関連しており、やるきスイッチの場所かもしれませんと言われています。内発的動機付けが高いほど、線条体が活発になるそうです。

 内発的動機付けって何? みなさんもちょっと調べてみてください。

ありがとう(4月11日)

 全校朝礼が行われました。全校生徒545名でのスタートです。自分の命、仲間545人の命を大切にすることをまず最初に伝えました。

 私達はお互いに支え合って、励まし合って、多くの人と関わり合って生活しています。お互いに「ありがとう」と感謝のことばを声に出して、伝えていこう、そして世界一、「ありがとう」のことばであふれる学校、立川第二中学校にしていきましょうと話をしました。

 今日は、ありがとう のことばを だれかに 伝えたかな!

進んで学ぼう(4月10日)

 本校の教育目標に「進んで学ぼう」があります。「学ぶ」だけでなく、「進んで学ぶ」というのは、学習意欲と関連します。
 進んで学ぶには、学ぶことが楽しいと感じることが必要です。そのために先生方は今日も授業づくりに励んでいます。
 自分が興味のあることを少しずつ追求していくのが良いかもしれません。

魔法の言葉(4月9日)

 先日、テレビをみていたら、あるお医者さんがストレスをためない、魔法の言葉を紹介していました。それは「お先にどうぞ」という言葉です。その言葉を使うと心が落ち着いていくそうです。
 忙しい時でも「お先にどうぞ」と言えるように励んでいきたいと思いました。 

新入生歓迎会(4月8日)

2,3年生による新入生歓迎会(各種委員会の紹介、部活動紹介)が行われました。1年生は、何に取り組んでみたいと思いましたか。あらたな挑戦ですね。2,3年生も自分のやりたいことに積極的に取り組んでください。

 青春です。

 

 

 

 

入学式(4月7日)

 第76回入学式を行いました。182名(在籍数)の新入生を迎えました。新入生の皆さんは、今日から立川第二中学校の一員です。担任の先生から名前を呼ばれ、しっかりと返事して、より中学生になった実感が強くなったと思います。

 入学式では中学校生活が始まるにあたり、心がけてほしいことを2つお話ししました。

 一つは、「お互いを認め合う」ことです。

 二つ目は、「挑戦、チャレンジする」ことです。

 是非、取り組んでみてください。

着任式・始業式(4月6日)

 着任式・始業式が行われました。今年度は多くの先生方が異動し着任しました。詳しくは本日配布された学校だよりを御覧ください。
 私からは、立川第二中学生で本当に良かったと心から思えて卒業していこう、そのために何を行うことができるか、自分の中に答えはある と伝えました。
立川二中生としての誇り、プライドをしっかり育てていきたいと思います。
 明日は入学式です。先輩として進んで準備をしてくれる2,3年生 ありがとうございます。

Hello校長室1063


■今日はオーケストラの日です。ミミにイチバンという語呂合わせで3月31
日になったようです。今日は、全国で特色あるオーケストラの演奏会が行われ
ることを知り驚きました。二中の学び舎もオーケストラの演奏会に例えること
ができます。一人一人が自分のパートで一生懸命であり、気持ちを一つにして
物事を成し遂げているからです。「二中オーケストラ」は、これからも数々の
名曲を披露することでしょう。南風が心地良い学び舎です。   
                        (3月31日飯田芳男)

Hello校長室1062


■3月は弥生と呼ばれます。金田一春彦先生によれば、イヤオイが転じた名称
とのこと。「いよいよ茂ること」を意味するそうです。旧暦の三月のことなの
で「花見月」や「桜月」とも呼ばれたそうです。たまには旧暦の味わいにひた
るのも「いとおかし」です。万葉の春は気持ちがおだやかになります。
                        (3月30日飯田芳男)

Hello校長室1061


■花曇りの一日になりました。桜を長く楽しめると思えば、良しとしたほうがい
いかもしれません。天気も人生も同じです。良いとき、そうでないときも、これ
から良くなると信じて過ごしたいですね。明けない夜はないと信じましょう。
                          (3月29日飯田芳男)

Hello校長室1060


■校庭の桜も見事に満開です。校歌の二番が示す通り、さすが清新の花どころで
す。さて「清新の花どころ」と歌われる校歌の二番は、歌詞は『…明るく美しく
…』とあります。でも「美しく」は『はしく』と歌います。2年前、ある先生に
指摘されたのですが、それまで気がつきませんでした。二中生は「…あかるく 
はしく たくましき」と歌います。「はしく」はパソコンで変換しても「美しく」
とは表記されません。ちょっと不思議ですが、謎のまま歌っても味わいがありま
す。私は気に入っています。            (3月28日飯田芳男)

Hello校長室1059


■読売新聞コラムで新美南吉さんの詩「窓」が紹介されていました。『窓を開け
れば 風がくる 風がくる 光った風がふいてくる…』良い気持ちで一日が始ま
ります。                     (3月27日飯田芳男)

Hello校長室1058


■兵庫県西宮の甲子園は雨のようです。中学の時、理科の先生が「天気は西から
崩れるが、雨雲が箱根の山を乗り越えるのは大変な事なんだ!」と言っていまし
た。時々思い出す恩師の言葉です。でも私は「箱根の山を乗り越えるのがなぜ、
大変なのか?」を聞き洩らしたようです。解明したいです。またまた取り組むべ
き課題を発見した次第です。            (3月26日飯田芳男)

Hello校長室1057


■二中の桜が咲き始めました。卒業生に見せてあげたいなと思いました。今日
は暖かくて小学校の卒業式には良い日和(ひより)となりました。私は以前か
ら「こぶしもスイセンもいいね」と言いながら、桜びいきの話題を提供してし
まうことにうしろめたさを感じますがお許しを。本校は校歌にもある『清新の
花どころ』です。多くの木々や花を愛(め)でながら、二中生の進学、進級を
お祝いしたいです。               (3月25日飯田芳男)

Hello校長室1056


■読売新聞連載の4コマ漫画、今日は、コボちゃんが400字詰め原稿用紙1
枚に作文を書く話題でした。コボちゃんが先生に提出後、返却された作文をお
じいちゃんが眺めながらつぶやきます。「添削(てんさく)の字数が400字
以上あるな」と…。感じることはいろいろです。コボちゃんの立場、おじいち
ゃんの立場、添削した先生の立場等、感想を交えて意見交換したい話題でした。
それにしても「作文」は難しいですね。文字を綴る作業は一生モンですね。避
けていられません。もちろん読むことも。私は、今年立てた読書計画がはかど
りません!がんばらねば。            (3月24日飯田芳男)

Hello校長室1055


■小学校は、卒業式の予行練習をしているころかもしれません。今はコロナで
練習に多くの時間は費やせないと思います。でも小学校での練習のおかげで、
中学生は礼法にかける時間が少なくて済みます。積み重ねは大事ですね。私は
中学、高校と、証書をいただく練習をしたことがありません。やはり「積み重
ね」の効果があったからでしょう。いつか表彰状をいただくときにも、立派な
礼法で臨むつもりです。しかし私は卒業証書以外にもらったことはなく「積み
重ね」が生かせず残念に思っています。さて、在校生はまもなく修了式です。
修了証を渡す担任の礼法は、積み重ねが生きているはずです。  
                        (3月23日飯田芳男)