日誌

校長室から

Hello校長室1014


■札幌にいる教え子が「自分の人生で最大の積雪です。160センチです」
とメールをくれました。「東京も警報級の雪が降りそう」返信しようと思い
ましたがやめました。桁(けた)が違うので思いとどまりました。でも東京
は雪に弱いので降雪となれば警戒しなくてはいけません。学生時代、駅周辺
の線路では、ポイントごとに凍結防止のカンテラがたかれていました。保線
作業の方々のご苦労をひしひしと感じていました。さて、受験生の皆さん、
健闘を祈っています。              (2月10日飯田芳男)

Hello校長室1013


■降雪に備え、融雪剤として使われる塩化カルシウムを校庭に撒(ま)きま
した。塩化カルシウムが水に混ざると0度では凍らなくなります。でも凍結
防止には塩、つまり塩化ナトリウムが一番だそうです。塩化カルシウムは、
雪にとけて発熱する特性があるので大雪の時は役に立つようです。どちらも
うまく使いこなしたいです。私は雪なら演歌です。さて、冗談はともかく、
入試の皆さんが無事に会場に行けることを切に願っています。
                        (2月9日飯田芳男)

Hello校長室1012


■中央線から、本校の校名の看板をほんの一瞬だけ見ることができます。
また国立駅方向から乗車すると、進行方向左手には富士山、右手に校名が
見えます。両方見たいので、車窓ウオッチングはとても忙しいです。看板
か富士山か、時々どっちつかずになります。そんな時、某都立高校の校訓
「二兎を追い、二兎を得る」のごとく頑張って体制を整えます。しかし、
今日も「一兎をも得ず」という結果でした。    (2月8日飯田芳男)

Hello校長室1011


■1184年2月7日は、源平合戦の花形、一の谷の戦いが行われた日で
す。一の谷は、今の神戸市須磨区あたりらしいです。私が中学生のころ、
関西の地名の「谷」は、「タニ」と読み、関東の「谷」は「ヤ」読むのが
一般的だと言う話を聞きました。確かに都内なら、四谷、世田谷、渋谷で
す。でも「鶯谷(うぐいすだに)」「清水谷(しみずだに)」「茗荷谷
(みょうがだに)」等はどうでしょう?これは江戸の武士が、京都にあこ
がれて名付けたので例外とのこと。では「タニ」と「ヤ」の境界は日本の
どこなのでしょうか。2年に1回くらい考えています。
                       (2月7日飯田芳男)

Hello校長室1010


■今日は「お風呂の日」です。平成28年に制定されたようです。お風呂
関連の記念日は多く、調べてみると奥が深いです。また、風呂の語源は、
物を保存するために作った洞窟のような部屋「室(むろ)」や、茶の湯で
湯を沸かす道具の「風炉(ふろ)」等、諸説あるようです。私は、語源や
物ごとの由来を調べる時、語源辞典を愛用してます。アナログも「いと 
をかし」です。                 (2月6日飯田芳男)

Hello校長室1009


■読売新聞連載のコボちゃんで、おじいちゃんは「1ミリの興味もありま
せん」というコメントが気に入らない様子。ところが、掃除を始めたおば
あちゃんに「あなたは(こたつから)1ミリも動かないわね」と言われて
しまいました。でも、おばあちゃんに「その(言葉の)使い方はしっくり
くる」と平然と言ってのけています。おじいちゃんに学びました。
                       (2月5日飯田芳男)

Hello校長室1008


■子供の頃、朝日年鑑が大好きで、学校の図書室でじっくり読んでいま
した。統計やその年のニュースが載っているので小・中学生時代のお気
に入りでした。小学校の時は、なぜか学校で配られていた「科学」と
「学習」も好きで、毎月、次の号が出るまで飽きるほど読んでいました。
この雑誌がなぜ担任の先生から配布されていたのか、今も不思議です。
                      (2月4日飯田芳男)

Hello校長室1007


■節分で鬼が登場するので、小学校では「赤鬼と青鬼のタンゴ」が歌わ
れることが多いです。また、フニクリ・フニクラの替え歌で「鬼のパン
ツ」も人気があります。それだけ節分にかぎらず、鬼は子供たちに愛さ
れているのかもしれません。人生には何度か「鬼」とご対面することが
あるかもしれません。二中生の皆さんが、金棒を持っていない、優しい
鬼に出会えることをお祈り申し上げます。   (2月3日飯田芳男)

Hello校長室1006


■2月2日のゾロ目で何となく嬉しくなります。個人の感想ですが……。
ゾロ目とは、2個のサイコロを振ったときに同じ目が出ることだそうで
す。そこから2桁以上の数列がすべてそろうのがゾロ目とのことです。
今日のように「2」がふたつのゾロ目は「安定」を示すようです。科学
的根拠はわかりませんが、今日は「2」中生の皆さんには良いことがあ
りそうですね。               (2月2日飯田芳男)

Hello校長室1005


■光の春、2月になりました。河津桜もつぼみがふくらんできました。
カンヒザクラとオオシマザクラの自然交雑で生まれたと、ものの本には
書いてありました。伊豆半島の河津町で1955年頃偶然見つけた苗を
育て1966年に初めて開花したそうです。今では東京でも早咲きの桜
として楽しむことができます。私はこの時期、いただき物の桜餅の方が
楽しみでした。コーヒーがブラックで飲めるようになった頃、桜餅も葉
っぱごと食べられるようになりました。柏餅を葉っぱごと?無理です。
                       (2月1日飯田芳男)

Hello校長室1004


■給食はチキンカツでした。ヨーグルトもつく豪華版で予約する人が多か
ったです。カツは「敵にカツ!」と言って、試合に挑む前にぴったりです。
でも私の高校の時の先生は、大事な日の前日は「きちんとカツ」でチキン
カツが一番だと豪語していました。ポジティブな発想は楽しいです。この
頃は「きっとかつ」にちなんで某メーカーのチョコレートが人気のようで
す。何かにあやかっても、前向きにいきたいですね。さて今日、電車の中
から、カワセミを見ました。青い宝石と呼ばれるカワセミです。二中生の
皆さんに、いいことがありそうです。    (1月31日飯田芳男)

Hello校長室1003


■今日は「3分間電話の日」です。1970年(昭和45年)公衆電話が
3分10円になったことに由来するそうです。以前は学校に赤い公衆電話
がありました。カップ麺を待つには長く、ウルトラマンが戦うには短く、
3分間のドラマはさまざまです。       (1月30日飯田芳男)

Hello校長室1002


■小学校の担任の時、この時期、縄跳びを良くやりました。低学年を担任
すると♫郵便屋さん、お入んなさい…と歌いながら大繩をやります。この
歌はハガキが10枚落ちましたと歌い、1枚、2枚と拾いながら10枚拾
って、「ありがとさん」で終わります。ある日「いいだセンセも入って」
と言われ参加。「ハガキが50枚落ちましたあ♫」と歌われました。その
日は体調がすぐれませんでした。真冬の思い出です。
                      (1月29日飯田芳男)

Hello校長室1001


■まだまだ影が長いです。冬の日差しは長い影をつくります。影が黒いの
はなぜでしょうか。小学校3年生で勉強しました。光の量が減って色の差
がわかりにくくなるからですね。この影に白い石灰をかぶせたら白くなる
でしょうか。小学生はこの論争で午前中かかります。その小学校3年生を
相手に「飯田先生の影をふんでごらん?」と提案。すると「先生がけがを
しちゃうよ~。」と優しい声が。今の私が影ふみをしたら、ねん挫します。
                     (1月28日飯田芳男)

Hello校長室1000


■校庭のこぶしは、つぼみがふくらみ始めてきました。つぼみのふくらみ
が、小さな子の握りこぶしのように見えるのが名前の由来です。花言葉は
「歓迎」「友情」です。私はこぶしの花が好きです。でもハクモクレンと
区別がつかないので困っています。学校のこぶしは名札がついているので
安心です。このこぶしが咲き始めると、二中に春が来ます。私には去年の
春と同じですが、二中生の皆さんには去年と違った春が訪れます。うらや
ましいです。アオハルですから。       (1月27日飯田芳男)

Hello校長室999


■「おばあちゃんになっても、ほめられるって嬉しいわ!」って言って
歩いているご高齢の女性が、私の横を通り過ぎていきました。まさに同
感です。いくつになってもほめられると嬉しいですね。私は常にほめら
れたいと思っていますが、ふと、他人をどれだけほめているのか?自問
自答してみました。うわー、今日誉め言葉を口から発したのはゼロ回で
す。猛省してます。            (1月26日飯田芳男)

Hello校長室998


■祖母が「相手に腹が立つのは、相手のことを大切に思っているからだ」
と言ってました。私が中学の頃、母親に注意され、母と話さないでいる
と、何回か言われた言葉です。結構、名言(??)を聞かされて育ちま
した。さてその祖母は、私の高校の受験票の1枚を、受験当日まで毎日
着物の帯の中にしまっていました。3校の受験票から1校だけでした。
進学したのはその高校です。学校情報に無縁の祖母が、なぜその一枚だ
けを帯の中で温めていたか、今も謎です。  (1月25日飯田芳男)

Hello校長室997


■先日タレントの勝俣州和(かつまたくにかず)さんが、インタビュー
にこたえて『失敗も数多くやっているけど、一生懸命やった失敗って輝
くんですよね…』と述べていました。新聞で読んでから数日たちますが
心に残っています。何事も一生懸命やらなくては…!と奮起した私です。
                     (1月24日飯田芳男)

Hello校長室996


■今日は「ワン・ツー・スリー」で奇術の日だそうです。手品や奇術で
びっくりさせられることは楽しみでもあります。「たねもしかけもあり
ません」という言葉に加えて「♪オリーブの首飾り」という曲がかかる
とワクワク感に拍車がかかります。     (1月23日飯田芳男)

Hello校長室995


■各地から大雪の便りが届きますが、今日の東京は冬晴れです。青空の
下で深呼吸をすれば気持ちが落ち着きます。試験会場にいる3年生に、
エールをおくります。           (1月22日飯田芳男)