日誌

校長室から

一学年保護者会(4月19日)

 昨日は、一年保護者会が行われました。学年主任の山岡先生からは、進路の話の中でどのような人になりたいか、どんな仕事をしてみたいか、高校を卒業したあとの自分をイメージしている生徒は伸びていく、意欲がある、3年間を通して、そのような生徒に成長させていきたいと力強く話していました。
 色々なことを考え、判断し、迷い、喜び、自分が何をしたいか見つけていく旅が始まっています。私達大人は、その目標や夢が実現できるようにしっかり寄り添っていきたいです。
 

適応(4月18日)

 政治学者のカール・シュミットは、人間は自分がおかれている環境にうまく適応している限りでその環境の本質を理解することはできない と伝えています。 
適応しようと思うあまり、その環境の本質が理解できなくなる可能性がある。
私にとって、はっとする言葉でした。盲点の気がしました。
 教育に環境は大切ですが、適応ばかりに目を向けないようにしたいと思います。

花粉爆発(4月17日)

 編集手帳から 花粉に黄砂がぶつかると花粉爆発という現象が起こるそうです。
花粉が破裂し粒子が細かくなって鼻の粘膜にとどまらず、気管支や肺に入り込む恐れがあるといわれています。空が澄みわたるまではマスクを装着するのが良さそうだとありました。
 花粉症も黄砂も私の少年の頃には聞かなかった言葉の気がします。花粉爆発はこの記事で知りました。黄砂が飛来する日は要注意です。

君たちは夢をどうかなえるか④(4月16日)

 挑戦は本校の目指す生徒像の一つです。松本零士さんは、本当の若者は、負けることは考えない。一度や二度しくじっても最後には勝つと信じている。と伝えています。
うまくいかないことがあっても、最後は自分を信じて挑戦し続けていくことに価値はあります。失敗は若者の特権です。
自分の夢や目標に向かってどんな小さなことでもチャレンジしてください。周りの人も応援、支援してくれるはずです。
夢をかなえるには、自分を信じることです!

君たちは夢をどうかなえるか③(4月15日)

 松本零士さんは、女海賊エメラルダスを描いています。彼女には左頬に大きな傷跡があります。彼女はあえて修復せず、いつでも見える傷として残し、自分への戒めとしている、自分に訪れた逆境という垣根を人生の糧に変える彼女のストイックさを際立たせるためにその設定にしているそうです。
 自分の夢や目標に向かって進んでいくと、何度も逆境や壁に当たります。それを乗り越えるために心身ともに傷つくこともあります。相手を傷つけてしまうこともあるかもしれません。しかし、自分の痛みを知っていれば相手の痛みもわかります。
 傷つくのが嫌だから逃げたりすることは、貴重な体験を経験しそこなう可能性もあります。
 自分の人生をどう生きるか、どうしていきたいのか、大いに悩むのが中学校時代の醍醐味です。挑戦・チャレンジです。

予習(4月14日)

 授業が始まりました。予習をすることをおすすめします。
分からないことがあれば、先生の話をよく聞こう、質問しようと考えます。
自分で調べてみたいことが見つかるかもしれません。授業が復習のような形になると良いと思います。
教科書を読んで授業に臨むを習慣化してみましょう。

試み(4月13日)

 野球のリトルリーグでは、2023年の大会から全員連続オーダー制を導入するとしています。ベンチ入りする選手が全て打順に入る。
つまり、打線は1番から9番で一巡ではなく、守備についていない選手を含め最大14番打者まで打席に立つという試みです。 
 打つことは野球の楽しみです。このような試みは少年時代には大切です。
ルールを工夫することにより皆が楽しめるようにできます。
他のスポーツではどんな工夫があるとよりスポーツが楽しめるか、考えてみるのも良いかもしれません。
 

視力(4月12日)

 昨日は身体測定の中で視力検査が行われました。私は、中学1年生の時に視力検査で0.3と言われびっくりしたのを今でも覚えています。
眼科に行ってみてもらいましたが、仮性近視の状態が過ぎてしまい、戻らないと言われました。それでも少し訓練して0.5くらいまでになりましたが、現在では0.1も裸眼では見えない状態です。
 遺伝ではないのでどうして、小学校の時に全く気づかなかったのか今でも不思議なことです。
 身体測定になると思い出される出来事です。

チャットGPT(4月11日)

 チャットGPTに関する新聞記事を目にすることが多くなりました。
チャットGPTとは、米新興企業オープンAIによる対話型AIで、読書感想文などが瞬時に作成できるとのこと。
文科省は、教育現場でのガイドライン作成の検討に入り始めました。
作文の宿題等が間に合わない場合にとっては、ありがたいものになりそうですが、自分で考える力は育たないですね。一方、昨日の朝日新聞の夕刊では、日本の医師国家試験正答率55%とあり、将来的にはこうしたAIが臨床現場でも医師の診療を助けることが期待されているとありました。
 使い方を間違えないように、しっかりとした判断力を身につけさせていかないといけません。

春の語源(4月10日)

 春の語源となった3つのはるとは、墾る(田畑を墾る)、晴る(気候が晴る)、張る(草木の芽が張る)だそうです。
草木は、芽吹いてきています。若葉の緑が美しい時期になってきます。
3つの語源を感じて春を謳歌したいです。