日誌

2021年7月の記事一覧

Hello校長室819


■今日の読売新聞に、避難誘導の日本最古の言葉が紹介されていました。出典
は古事記です。おおくにぬしのみこと(大国主命)を火事からすくう時の呪文
です。ネズミが言ったといわれてます。「内はほらほら 外はすぶすぶ」と唱
えるそうです。「穴の内側は広い、穴の入口はすぼまって狭いけれど」と、穴
の中で火をやり過ごせるように教えたと言われています。なんとなく雰囲気が
伝わる呪文です。呪文といえば、学芸会でおなじみのマジョリンが、魔法をか
けるときの「ポンピロパ~ン」が好きでした。しかし、子供のころ使ったのは
「テクマクマヤコン」です。テスト前は「優秀な男子」に変身するため鏡の前
で20回くらい唱えていました。暗黒の少年時代でした。
                        (7月30日飯田芳男)

Hello校長室818


■今日は図書室の開室日でした。生徒が数名利用していました。立派ですね。
私は、老眼に近眼ですから読者は苦痛です。ですから、中学生の時もっと本を
読んでいれば良かったと後悔しています。こんな私でも、2年間ほど図書館で
アルバイトをしていた経験があります。苦労したのは、本にカバーをかける仕
事です。ブッカーというカバーは、空気が入りやすく、下手をすると本がぼこ
ぼこになります。私はうまくかけられず、職員の方にやり直させてばかりだっ
た思い出があります。でも、本が多くの人にわたるまでには、いろいろな作業
があることを知り、やりがいを感じていました。今も、図書館の本にしろ購入
した本にしろ、とにかく本との出会いに感謝してページをめくっています。し
かしページを開いた瞬間に睡魔と出会うことが増えました。    
                       (7月29日飯田芳男)

Hello校長室817


■『110mハードル走』という競技があります。何となく100mの方が区
切りが良いのにどうして110mなのか疑問でした。二中生の皆さんはもう知
っていますね。これはこの競技が、メートル法以前のヤード法時代にできたか
らのようですね。高校時代に学びました。1台目のハードルまでが、15ヤー
ド、ハードルが9区間でハードルとハードルの間は10ヤードですからここま
でで90ヤードです。そしてゴールまでが15ヤードです。合計は、120ヤ
ードです。1ヤードは0.9144メートルです。120ヤードは、109.7メートル
です。現代のメートル法に換算した時、ゴール前の距離を調整し110mにし
たようです。せっかくメートル法にしたなら、100mにしておけば良かった
と思いますが、諸事情ありそうです。それにしても、人生におけるハードルは
数が多いです。もう何台倒したかわかりません!! (7月28日飯田芳男)

Hello校長室816


■読売新聞のコラムで『ことこと笑った』が論評されていました。川端康成氏の
伊豆の踊子の一節にあるそうです。「くすくす」と「あはは」の中間くらいでし
ょうか。はたしてどんな笑い方でしょうか?想像力をフル稼働させて、校長室で
実演しました。周囲に誰もいなくてよかったです。気を取り直して思い出したの
は、宮沢賢治氏の『やまなし』です。たしか「かぷかぷ笑う」が登場しています。
かぷかぷとは、にっこりの中間くらいでしようか。実演してみました。我ながら
不気味です。では昨日から話題の『ゴン攻め』とは?使ってみたくなりました。
想像力を稼働せず、いきなり副校長先生に向かって初使用。「今日一日、張り切
ってゴン攻めね!」……  時は静かに流れています。(7月27日飯田芳男)

Hello校長室815


■「夏休み二週目」になりました。二中生の皆さんは計画的に過ごしていること
でしょう。私は中・高校と、この二週目の過ごし方がいい加減になっていたので
始業式直前の週は、苦しい戦いをしていました。8月に入ると時計の針は、超猛
スピードで動きます。のほほんと過ごすと始業式直前は、まるで突貫工事です。
時間が3倍速で過ぎていきます。『突貫の美学』と、うそぶいて親に叱られてい
ました。                     (7月27日飯田芳男)