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2019年9月の記事一覧
Hello校長室162
■休校の校庭を点検しました。朝は、水たまりがたくさんできていました。
さらに木々から落ちた葉が舞っていました。また、暴風は蜂の巣を撃破し
てしまいました。蜂の巣が枝から落ちて蜂は一匹もいませんでした。蜂は
自分が戻る家をさがしていました。ミツバチマーヤならいいのですが、ス
ズメバチのような気がします。さされないようにそっと現場を離れました。
それにしても昨晩はすごい風でしたね。二中生の皆さんの家では被害がな
かったでしょうか。各地で40メートル以上の風が吹いたようです。人生
初の体験でした。コンパクトな台風という言い方を聞きました。コンパク
トという言葉の響きには良いイメージがあります。被害が大きいのですか
らコンパクトではありません!台風に使いたくないですね。さて今日は、
先週も述べた重陽の節句です。これから良いことが起きると信じたいです
ね。菊をあしらった和菓子が似合う一日です。 (9月9日飯田芳男)
Hello校長室161
■小学校4年生を担任していたとき、狛江の水害という教材を扱いました。
この災害は、昭和49年8月31日から9月1日に台風16号で、狛江市
付近で多摩川の堤防が決壊したのが発端です。19戸が濁流にのみ込まれ
る災害になりました。児童は授業で、多摩川が何度か洪水を発生させてい
ることに気が付きました。大田区、世田谷区と川崎市高津区や多摩区に似
た地名があることが証拠だと推測しました。洪水が町を分断してきたと考
えたのです。いい考えだと思いました。上丸子、下丸子、中丸子、野毛、
上野毛は、どれが東京なのか、神奈川なのか私は今も混乱しています。あ
らためてウイキペディアを見てみると、石田という町名が国立市と日野市
に存在します。多摩川の洪水は、町を分断してきたのかもしれませんね。
さて、台風が近づいています。自然の怒りが最小限におさまることを願う
ばかりです。 (9月8日飯田芳男)
Hello校長室160
■練馬区の学校に勤めていたとき、遠足で西武線の高麗駅から数分、巾
着田に行きました。日和田山から巾着のようになった田んぼを見るのが
定番でした。しかしこの頃は山より、巾着田の彼岸花の方が見どころに
なってしまいました。9月の声をきいて思い出しました。なかなか高麗
駅には行けませんから、街のあちこちで咲く彼岸花を楽しみたいです。
泉体育館の桜並木は彼岸花もきれいでした。きっと二中界隈でもきれい
にさいているところがあると思います。ところでこの花は別の名がたく
さんあります。狐花、ハリケーンリリー、雷花、葉見ず花見ず、マジッ
クリリー…等、そして曼珠沙華。こちらの名は有名ですね。そして花言
葉は、「情熱」もちろん諸説あります。先ず花が咲き、後から葉っぱが
つく珍しい花です。今年こそゆっくり眺めたいです。
(9月7日飯田芳男)
Hello校長室159
■9月9日の重陽の節句にちなみ、給食は菊花蒸し団子でした。手間の
かかる品です。おいしくいただきました。古来奇数の重なる月日は「陽」
の気が強すぎるので縁起が良くないそうです。そこで邪気をはらうため
に節句という行事を行い、のちに節句は「陽」の重なりで縁起が良いと
いう意味に転じていったとのことです。松尾芭蕉は『草の戸や 日暮れ
てくれし 菊の酒』と詠んでいます。奥の細道で知り合った川井乙州
(かわいおとくに)さんが芭蕉に菊酒をさしあげた時の句ですね。世離
れした自分にお酒を贈ってくれてありがたいという句だと思います。人
から贈り物をされた時、ささっと作句できるなんて素晴らしいですね。
では、一句。『重陽に 自分におくる おくりもの』誰からも贈り物を
いただけない作者(わたし)が、自分で買ったものを自分で楽しむ悲哀
を詠んだ句です。二中生の皆さん、私はプレバトには出られますか?
(9月6日飯田芳男)
Hello校長室158
■栄町の遊歩道は、引き込み線の跡だったと言われています。昭和43
年まで米軍のジェット燃料を送っていたそうです。私はいつも栄町を通
ると、遊歩道のレールのオブジェがどこにあるのか探しています。また
その奥の藤棚にもレールが使われているらしいです。興味深いです。ま
た二小の南側には緑川があったそうです。でも川の水は決して清流では
なかったそうです。このところ、二小が90周年を迎えるので町の方々
がいろいろと地域のことを教えてくださいます。二中は二小の校内で誕
生したので、二小に足を向けて寝ることはできません。最近二小に、ラ
ジオ体操の名手、本校副校長先生が、児童に体操を教えに行っています。
ちょっと恩返しです。でもいつもしっかり連携しています!私もさらに
二中校区を探訪していきます。 (9月5日飯田芳男)