日誌

校長室から

嬉しかったこと(Hello校長室 3月5日)

 昨日、立川4中に副校長として勤務していた時の保護者と生徒さん(当時は中1)に2年ぶりに出会いました。話の中で「Hello校長室を楽しみにして読んでいます、娘も読んでいます」と言われ、心が温かくホットしました。そして心から嬉しいと素直に思いました。あらためてHello校長室に目を通して頂いていることに感謝です。ありがとうございます。

語呂合わせ(Hello校長室 3月4日)

 今日は、語呂合わせで「ミシンの日」だそうです。平成2年にミシン発明200年を記念して当時の日本家庭用ミシン工業会が制定しました。昭和49年には高野連が公式戦での金属バット使用を許可、昭和42年には、ハワイ出身の力士・高見山が関取に、外国人初の十両になった日でもあります。金属バットといえば、徳島県の池田高校を、高見山といえば2倍2倍とアピールした丸八真綿のCMを思い出します。

学研調査(Hello校長室 3月3日)

 学研が「家庭学習の実態と親の教育観に関する調査2023」を発表しました。前年比で割合が増えたのは「社会の一員として役割を果たし社会や地域に貢献する姿勢」「金融・資産形成の知識」「プログラミング力」でした。「貢献」は本校の目指す生徒像の一つであり、教員を含めての学校経営の軸です。スキー移動教室でも自分のことだけでなく、みんなが楽しむことを目指していました。生徒の心にも感想文からもそのことが響いていることを感じます。引き続き、誰かのために惜しみない力を発揮できる生徒の育成に力を注いでいきます。

自由英作文(Hello校長室 3月2日)

 今年度の東大の自由英作文の問題は、以下の主張のいずれかを選び、その主張に対するあなたの考えを、理由を添えて、60〜80語の英語で述べよ。

「紙は人類の最も偉大な発明の一つである」「自転車は人類の最も偉大な発明の一つである」 英語で書く前に日本語で分かりやすく伝えることや自分の考えをしっかりもつ重要性を感じました。東大を受験しないから関係ないのではなく、普段から色々なことを考える習慣の大切さを教えてくれた気がしている私です。

発表(Hello校長室 3月1日)

 今日は都立高等学校入試の発表です。受験した高校に行って掲示されている合格発表をみるあの緊張感は、なんとも言えないものを思い出します。今はネットでも見れるので何かと便利になりましたが、あの緊張感は人生の思い出の一つです。

うるう日(Hello校長室 2月29日)

 本日はうるう年のうるう日です。地球が太陽の周りを一回りするのにかかる日数が365日です。しかし詳しく調べると地球が太陽のまわりを一回りするのにかかる日数は365日と約6時間です。1年に6時間なので4年で24時間、つまり1日だけずれる訳となり、4年に1回うるう年を作り、調整しているのです。「うるう」は「閏」と書きます。「閏」は「平年より月日の多い年」という意味だそうです。本日がお誕生日の人は待ちに待った4年お誕生日ですね。おめでとうございます。

ミラーイメージの法則(Hello校長室 2月28日)

 ミラーイメージの法則とは、「相手に対するイメージはすべて自分に返ってくる。相手に向けた感情や思考がそのまま自分に跳ね返ってきて自らの思考や行動に影響する」という心理学にある考え方です。相手が私のことを嫌っていると感じたら自分も嫌いで負の行動に移りやすい、相手が私のことを好意的に思っていると感じたら、積極的に声をかける(恥ずかしい場合は難しいかもしれません)等のことです。クラスの友達に対して良いイメージをもつことが人間関係を良くするコツかもしれません。人には必ず良いところがあります。それを積極的にみるようにしてみるのはどうでしょうか。

プロ39年目(Hello校長室 2月27日)

 プロサッカーの三浦知良選手が昨日誕生日を迎え、57歳になりました。そしてプロ生活39年目、現役でプレーしています。この前向きの力はどこから出てくるのか、また周りに与える影響力の強さに年齢が近い私としては、尊敬するばかりです。自分にできることをひたむきに取り組んでいく力を与えてくれます。ありがとうございます。

戦争(Hello校長室 2月26日)

 ロシアとウクライナの戦争が2年を経過しました。武力は何も解決を見いだすことはできない、いつも命が犠牲にされることを突きつけられます。ウクライナでは戦争に駆り出される年齢が引き下げられるニュースが流れ、両親の心の悲しみが映し出されていました。日本も学徒出陣で同じことがありました。一日も早く戦争が終結することを祈るばかりです。

ビブリオバトルワークショップ(Hello校長室)

 以前に担任の先生から紹介され、教室にも掲示されている「ビブリオバトルワークショップ」のことを覚えていますでしょうか。立川市中央図書館が主催です。担任に渡す申し込みは過ぎてしまっていますが、まだ大丈夫です。1年生は総合的な学習の中でもビブリオバトルを行っています。効果的な方法を学ぶ良い機会です。ぜひ参加をお勧めします。

箱ひげ図(Hello校長室 2月24日)

 先日(都立高等学校入試日よりも前)、中学2年生のクラスで初任者の数学の並木教諭の研究授業が行われました。学習内容は「箱ひげ図」を扱っていました。箱ひげ図とは、データを可視化するグラフの一つで主にデータの分布を把握するために用いられます。私がある生徒に箱ひげ図の問題文は、「都立入試問題で見たことがあるな」と話すと俄然やる気を出して取り組んでいました。そして、なんと今回の都立入試問題にも箱ひげ図の問題が出題されていました。一人で内心、偶然が重なったとびっくりしている私でした。データの読み取りの考え方、見方をしっかり覚えておくとよいでしょう。

都立高校入試(数学) 朝日新聞掲載記事から抜粋

根拠(Hello校長室 2月23日)

 都立高校国語の入試問題に「こんきょ」を漢字にする問題が出題されました。3年生は国語科の授業でクリティカル・シンキングの授業が行われ、繰り返し、根拠に基づきと話があったかと思います。根拠の漢字を身近に感じでいたのではないか、しっかり書くことができたのではないかと期待している私です。

夢は動詞で語ろう(Hello校長室 2月22日)

 「夢は動詞で語ろう」といわれます。肩書きや名刺の表現だとそうなった時がゴールになってしまう考え方だからです。「プロのサッカー選手になる」ではなく「プロのサッカー選手になって子どもたちにサッカーの楽しさを伝えたい」などのほうが本質を忘れないで成長していけるとのことです。「仕事や夢の本質は動詞にあり」です。

教室の風景

都立第一次募集・分割前期学力検査(Hello校長室 2月21日)

 本日は都立高等学校入試選抜です。まずは忘れ物をしないように持ち物をしっかり確認して出発してください。気持ちを落ちつけるには深呼吸がよいと思います。自分が取り組んできたことを信じて、向かってください。全力で勝負です。陰ながら応援しています。

新生児微笑(Hello校長室 2月20日)

 生後まもなく新生児の赤ちゃんがにっこり笑うことを新生児微笑(生理的微笑)といいます。生後2か月頃になると見られなくなります。反射的にほほえみが起きるものだと言われています。口角をあげてニコっとします。愛おしく感じる瞬間です。新生児微笑は、大人に愛されるための本能であるとも考えられています。

 人は愛されるために微笑という本能を備えていることをはじめて知りました。微笑は赤ちゃんが生み出す大人とのコミュニケーションです。すてきなことです。

クラス掲示の様子

WILL美術家展(Hello校長室 2月19日)

 たましんRISURUホールでWILL美術家展が開催されていたので見てきました。私が20代の頃に一緒に仕事をさせていただいた美術の講師の大橋先生の作品があり本人とも少しお話しできました。現在70歳になられたとか。奥多摩の自然の大作に目を奪われました。いつまでも描き続ける熱意にエネルギーをもらいました。ありがとうございます。

大橋先生の作品(掲載許可承諾済)

ドックイヤー(Hello校長室 2月18日)

 技術革新など変化の激しいことのたとえを「ドックイヤー」といいます。イヌの一年は、成長の速いイヌにとって人間の7年に相当するそうです。空飛ぶ車の実現の日も近いかもしれません。ドラえもんのように空を飛べる日もやってくるかもしれません。自分もアップデートしなくてはいけません。

天使の囁き(Hello 校長室 2月17日)

 天使の囁きと聞くとどんなイメージを浮かべますでしょうか。今日は天使の囁き記念日です。1978(昭和58)年、非公式の日本最低気温マイナス41.2度を記録。これを記念して北海道幌加内町の「天使の囁きを聴く会」が制定されました。天使の囁きとは、空気中の水蒸気が凍ってできるダイヤモンドダストのことです。一度は聴いてみたいものです。

諸手を挙げる(Hello校長室 2月16日)

 「諸手」はなんて読むでしょうか。「もろて」と読みます。「諸手を挙げて」は「無条件に歓迎する」「積極的に歓迎する」という意味です。久しぶりに見たこどばの表現でした。「諸手」は両手、もろもろの軍隊、また隊伍という意味があります。もしかしたら、戦時中に多く使われていたかもしれません。今は「両手を挙げて」のほうが一般的に使われています。こどばは面白いと素直に感じました。

教室の風景

スポーツ心理学(Hello校長室 2月15日)

 昨日は立川市内中学校の教員対象の研修会が行われ、スポーツ心理学について学びました。競技力向上に向けての心理的スキルをどのように授業に生かして行くか、学級経営や部活動指導に生かして行くか、楽しみなところです。やる気は、目の輝きで判断すると話されていました。授業観察では、生徒の目の輝きにも注目していきたいと思います。

朝の日差し