日誌

校長室から

スマカツオ(1月7日)

 スマカツオをくら寿司さんが提供をはじめたことがテレビで報道されていました。スマカツオは、幻の養殖魚といわれているそうです。魚を食べる世界の人口が増え、輸入にたよっている日本には魚が入って来ない状況が目の前にきています。養殖で活路を見いだす戦略です。鶏肉についても日本より高く買い付ける外国が多くなり、輸入が難しくなっている鶏肉問題も新聞で掲載されていました。
 日本の食糧問題は、以前から取り上げられています。実感がわかないところもあるかもしれません。でも近くまで迫っていることを感じました。

鳥インフルエンザ(1月6日)

 鳥インフルエンザが1シーズンとして過去最多を更新した報道がありました。はじめて鳥インフルエンザが確認された時に修学旅行に行くか、目的地を変更するか、検討したことを思い出します。養鶏農家さんの不安を思うと、コロナウイルスと同様に感染拡大を防ぐワクチンの開発をと一刻も早くとのぞみます。
 ウイルスの感染拡大が広がっているのは、地球からの警告ではないかと考えてしまいます。自分でできることをコツコツと行ない、自然環境を大切にしていきたいです。
 朝の風景
 

放射冷却(1月5日)

 朝の冷え込み、青い空、放射冷却によって気温が下がりという天気予報でのことばをよく耳にします。地球は、太陽の光を受けています。一方、赤外線と呼ばれるみえない光として、熱を宇宙空間へと放出しています。地面から熱が放出されて冷えることを放射冷却といいます。太陽から受ける熱が地球から出る熱を下回れば、放射冷却は起こります。また、冷え込みがあるかないかは、雲の存在によって変わります。
 自然現象は、よく入試にも取り上げられます。放射冷却について出題されるかもしれませんね!?

 朝の風景(放射冷却の朝です)
 

スポーツが熱い(1月4日)

 2023年は、3月にワールド・ベーシック・クラシック(WBC)、7月にサッカー女子ワールドカップ(W杯)、8月にFIBAバスケットボールワールドカップ2023、9月にラグビー・ワールドカップ(W杯)等が開催されます。女子サッカーは2011年には初優勝しています。目標に向けて自分との戦いに勝ち、スポーツの価値を伝えてくれると思います。
 2023年が感動あふれる年であることを願います。

 朝の風景
 

ラーゲリより愛を込めて(1月3日)

 久しぶりに映画館に行きました。ラーゲリより愛を込めてを観てきました。第二次世界大戦後、シベリアの収容所であるラーゲリで捕虜となるも、希望を捨てず生き続けた山本幡男さんの半生を描いた映画です。
 戦争は悲しみしかもたらさない、極限の状況の中で人間らしく道義をもって自分なら生きられるのか、希望とは何か等考えさせらました。また、多くの命が失われている現戦争が一日も早く終えてほしいと強く願います。

ウエルビーイング(1月2日)

 ウエルビーイング。心身の健康と幸福等と訳されています。2023年度から5年間にわたる教育振興基本計画の中心的な理念です。これからの教育は、大人が子どもの視点に立ち幸福や成長を支えるもの、指導から子どもに伴走する教育の転換であるとも朝日新聞に掲載されていました。
 ヤングケアラーや不登校、日本語指導や特別に支援が必要な生徒等、より一人ひとりの学びを見つけ、寄り添う教育を推進していくことが求められています。子どもの心からの笑顔が増えていく2023年にしたいです。

道(1月1日)

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 相田みつを 道 で2023年スタートしたいと思います。
 道はじぶんでつくる
道は自分でひらく
 人のつくったものは
じぶんの道にならない 
 挑戦、感謝、貢献を軸に道をひらいていきたいと思います。  

サッカーの王様ペレ②(12月31日)

 サッカーの背番号10は、ペレ選手がつけていた背番号です。10番を背負うということは、誰もがあこがれることだと思います。また、選手の交代枠のルールを作るきっかけもペレ選手だそうです。当時は、交代が認められず10人で試合を続ける時代でした。W杯メキシコ大会から交代枠のルールが採用され、ペレ選手が3度目のW杯優勝を手にしました。クライフ選手、マラドーナ選手、オシム監督等と天国でリフティングをしているかもしれません。
 前校長に引き続き、Hello校長を書き綴ってきました。文才がないことを実感しながら気ままに記してきました。これでよいのかどうか悩む時もありますが、2023年も続けていきます。2022年、多くの方に支えられてここまでこれました。ありがとうございました。

サッカーの王様ペレ(12月30日)

 サッカーの王様、元ブラジル代表のペレ選手が亡くなられた報道がありました。私達が小学校の時には、ペレ選手のようになるんだとサッカーをしていたのを思い出します。夢を与えてもらった人も多くいると思います。心に穴があいた感じがします。ご冥福をお祈り申しあげます。

学問のすゝめ(12月29日)

 福澤諭吉代表作 学問のすゝめ の初編の発行が1872年です。今年で150年であることを知りました。何回か目を通したことがありますが、時代背景を意識しながら熟読したことはありませんでした。今年もあとわずか。明治初期と現代、通ずることは何かを考えながら学問のすゝめをあらためて読みたいと思います。

部活地域移行(12月28日)

 中学校の部活動の休日指導を地域に移行する計画が2023年〜2025年の3年間で全国で実現する計画が緩和されました。教員の働き方改革や教員不足対応のために、部活動が改善の一つとして挙げられています。一方、指導者不足や予算の問題等の課題も山積しています。
 中学生になってどの部活動に入るかを楽しみにしている小学生は多いと思います。中学生になった実感があるのかもしれません。部活動のある意義は私は大きいと思いますが、教員に過度の負担はかけられません。保護者や地域との対話を通してより良い方向性が見いだせることを願います。

立川市総合リサイクルセンター(12月27日)

 立川市ではゴミを分別し、再利用するために16種類に分別収集しています。作業員の方が目で確かめながら、異物があると手作業で取り除いています。まぜればごみ、わければ資源 です。スプレー缶やリチウムイオン電池などがゴミに混入しているとごみ処理場での火災・爆発事故につながります。
 作業員の方の立場になって、大掃除や片付けをしていくようにしたいですね。

 朝の風景
 

折々のことばから(12月26日)

 昨日の朝日新聞の折々のことばの記事は 
 おとなは、だれも、はじめは子どもだった。(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。) サン=テグジュペリ 
 子どもは誰も拒まない。どんな生き物とも差をつけずに語らう。ほんとうの大人になるにはこうした寛さ(ひろさ)、あどけなさを失ってはならない。内なるそれを護りとおしてこその大人である。・・・・・星の王子さまから。
 星の王子さまは、何度も読んだ本です。大切なものは目にみえないということばが心に強く残っています。あどけない子どもの感性をいつまでももち続けたいです。

 朝の風景
 

就活のリアル②(12月25日)

 昨日の続きです。企業が見ているのは、必ずしも取り組んだ内容や成果そのものだけでない。なぜそれに取り組もうと思ったのか、そこから何を学んだのかを見ています。その活動を選んだ理由に学生が大切にしている価値観や志向、強み等の人柄が現れるそうです。また、それらの経験から学ぶ姿勢に、これからの仕事で成長につながる熱意や可能性を感じることができると話しています。
 日頃から、なぜなのかを考える習慣が大切です。なんとなくから始まってもそこから学んだことを伝えられるようにしていきたいですね。

就活のリアル(12月24日)

 就職活動で学生時代のどんな経験から自分の強みや特徴をアピールすべきか。3年生の面接練習でも中学生時代で感動したことや自分で頑張ったことを聞いています。企業が採用基準で重視する項目トップ3は、人柄、自社への熱意、今後の可能性に対し、学生が企業にアピールしたいのは、アルバイト経験、人柄、所属クラブ・サークルでした。企業がアルバイト経験やサークルを重視する回答した割合は低く、大きなギャップがあるそうです。企業は何をみているのか、生徒の皆さん、考えてみて下さい。

終業式にむけて(12月23日)

 本日は2学期の終業式です。今年もあと8日です。自分を褒めることをしてほしいと思います。どんなことに頑張ってみたか、チャレンジしたか、必ず良かったことがあるはずです。反省だけでなく、自分の良さを振り返ってほしいと思います。その話をしたいと考えています。

 朝の風景

 

出逢い(12月22日)

 2学期における3年生との面接練習が終わりました。面接練習だけでなく、生徒の頑張りを聞くと嬉しくなります。また、応援したくなります。相田みつをさんは、 
 いつどこでだれとだれがどんな出逢いをするか それが大事なんだな と語っています。これからも生徒との話を出逢いとして、大切にしていきたいです。

 校長室扉近くに飾りました。
 

メッシ選手の言葉②(12月21日)

 メッシ選手がW杯初戦を翌日に控えた記者会見の中で自身について語っていました。
 年齢を重ねて、別の視点から物事を見るようになった。今まで気づかなかった小さなことを大切にしている。全ての経験を楽しむことを第一にしている。
 過去のW杯とは違う向き合い方の変化があった。と記者は述べています。メッシ選手の言う小さなこととは何かを知りたくなりました。楽しむこと、それが重圧を感じない心のもち方だとあらためて思いました。

 朝の風景  
  

メッシ選手の言葉(12月20日)

 アルゼンチン監督のスカローニ監督がW杯優勝直後の会見で、W杯大会前にメッシ選手との会話について語っていました。スカローニ監督の不安に対し、メッシ選手は、
 続けよう。なぜって、絶対にうまくいくからだ。そうじゃないながら挑戦する意味もないさ。
 メッシ選手の言葉が監督の気持ちを後押ししたそうです。チャレンジすることで多くのことを学びます。失敗を恐れず前に一歩踏み出す勇気を持ち続けたいですね!

 朝の風景
 

W杯決勝(12月19日)

 アルゼンチンが36年ぶりにフランスを激闘の末にPK戦で破り優勝しました。フランスの同点に追い付く粘り強さにサッカーの醍醐味を感じました。アルゼンチンの創造性あふれるプレーにも感動しました。このような名勝負に出会えたことに感謝です。アルゼンチンチームが メッシ選手のために の思いがフランスを上回ったのかもしれません。
 何かを得るためには何かを犠牲することがあります。目標を達成するためには、我慢をしなければいけないことも多くあります。だからこそ真剣勝負は心に響くのだと思います。

 朝日が入った教室