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校長室から
実存主義(Hello 校長室 3月16日)
哲学者のサルトルは、人間対して「実存は本質に先立つ」として自分の意志で自分になると伝えています。ペーパーナイフは、先に紙を切るという本質が先にあってペーパーナイフが作られ実存が生まれているが、人間は逆であるとしています。(赤ちゃんの時は何者ではない)だからこそ、自分の人生を自分で主体的に育てていくことが大切と説いています。自分がどうなりたいか、自分が選択していく責任が人間には与えられています。生徒の皆さんは未来を切り拓く存在です。
鼻水(Hello 校長室 3月15日)
鼻水は1日にどれくらいの量が出ているのでしょうか。健康な人でも1リットルから2リットルといわれています。びっくりです。今は花粉が飛んでいるのでもっと出ています。鼻水は異物を除去する働きがあります。ほとんどが喉に流れていきます。花粉症との戦いに鼻水は大切な味方です。
行動(Hello 校長室 3月14日)
フランスの哲学者サルトルは著書「実存主義とは何か」の中で「希望は彼の行動のなかにしかなく、人間を生かす唯一のものは行為である」と記しています。未来を切り拓くのは行動。行動の原動力となるのは希望。人間にとって、自ら選択して行動することが重要です。希望を捨てずに行動を続けることが未来を切り拓くのです。地震や津波から立ち上がる原動力はまさしく希望にあると感じました。
優越感(Hello 校長室 3月13日)
アドラーは成長するにつれて優れた存在になろうとすることは自然のことであると伝えています。一方で現実の自分と理想の自分が違い、劣等感裏返し(優越コンプレックス)を抱き、背伸びをして自分を大きく見せようとすることに気をつけるようにとも伝えています。自分の優位を保とうとして自分を誇示してしまう場合があるかもしれません。その場合、信頼を得ることは難しくなります。常に謙遜に素直に人と比較するのではなく、自分の良さを認めて進んでほしいと願います。私自身も肝に命じて進みます。
ビブリオバトルワークショップ開催(Hello 校長室 3月12日)
3月26日の9時30分から立川中央図書館の4階の会議室でビブリオバトルのワークショップが開催されます。本校では1年生が国語の授業でビブリオバトルに取り組みました。ぜひ、学びを深めて欲しいと思います。保護者の参観も可能です。参加を希望する人は担任まで申し出てください。