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日誌
校長室から
Hello校長室284
■今日の名言カレンダーは『素直さも実力のうち』でした。へそまがりの私には
耳の痛い名言です。しかし、まさにおっしゃる通りのお言葉です。先日、自分の
クラス会で、小学校時代の恩師が「自分が成長する瞬間は青春期は一年に一回以
上ある」と熱く語っていました。経験からくるものでしょうが嬉しい話でした。
「飯田君は学級会で意見が言えなかったもんねえ」と付け加えられ私は赤面でし
た。二中生の皆さん、誰もがグーンと伸びるものです。応援していますよ。私の
場合は青春期じゃないので…。(´;ω;`)ウゥゥ (1月9日飯田芳男)
Hello校長室283
■今日の読売新聞の夕刊に、まどみちおさんの「しろ」と題する詩が紹介されて
います。『あかいもの あおいもの くろいもの まる しかく さんかくのも
の でこぼこ すべすべ ざらざらのもの なにができてもいいんだよ』という
詩です。始業式に伝えたかった内容です。学校の一年の計は始業式にあります。
私は、二中生の皆さんに、いつもお説教じみた話をしてしまい反省しています。
私が変われば、皆さんも、もっと伸びますね。学び舎が、いろいろな色に染まる
ことが楽しみです。 (1月8日飯田芳男)
Hello校長室282
■今朝は七草粥をたべました。二中生の皆さんも、春の七草は覚えていると思い
ます。「セリ ナズナ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ スズナ スズシロ」
ですね。お粥づくりは、まな板の上でトントンたたく回数まできまっていたとい
う地方もあるようです。読売新聞のコボちゃんのおじいちゃんは、「まな板トン
トン」にこだわっていました。さて私も、これから少しは「旬」の食材を味わい、
季節の移ろいを大切にしながら食事をいただこうと思います。
(1月7日飯田芳男)
Hello校長室281
■今日は「小寒」です。寒の入りです。校庭は3℃です。野球のボールも寒くて
微動だにしません。「寒くて」は私の個人的見解です。今朝は初出勤の人が多く
見受けられました。私はいつもの電車でしたが空いていました。いつもの電車に
乗るいつもの人が、初出勤にめげてしまったようです。いえあくまでも私の独自
の見解です。でも、世の中には、連日身を粉にしてお仕事にあたっている人もた
くさんいらっしゃいます。私も気持ちを切り替え、広い視点で物事を考えるよう
にします。今朝も一番乗りで出勤したはずですが、すでに副校長先生が平然と仕
事をしていました。私も今、平然と仕事をしています。しかし、誰も校長室に来
ないけど…ひょっとして平然ではなく、憮然かな?いえ個人的見解です。
(1月6日飯田芳男)
Hello校長室280
■さて三が日が過ぎ、身だしなみの一環として、先ず爪(つめ)を切ろうとしま
したが、亡き祖母の「7日を過ぎるまで爪をきってはいけない」という「おふれ」
を思い出し、延期しました。私は子供時代、自分の部屋にその「おふれ」を掲示
していました。祖母はお年玉を提供してくれる有力なスポンサーです。忠実に従
いました。母の解説は、「昔は病院が松の内はやってないので、深爪したり指を
切る心配があったから、子どもたちへの注意喚起だった。」とのこと。まあ先人
の知恵というたぐいですね。でも驚いたことに、私が中学の時に書いた「おふれ」
の写真が実家から出てきてしまいました。『七日を過ぎるまで瓜を切らない』と
いう文字がくっきり登場してます。一気に親戚・家族から私の漢字力にブーイン
グです(笑)…瓜(うり)にツメあり!つめにツメなし!
(1月5日飯田芳男)
Hello校長室279
■乗客がまばらな電車に乗りました。私は立っています。私ふだんから空いてい
てもほぼ座りません。二中生の皆さんは「健康のためか?」と察してくれますね。
いえ真相は「不健康だから…」です。座ると立つのが大変だからです。それはさ
ておき、ドアにもたれかかりボーっとしていたら、キャスター付きスーツケース
が車内を行ったり来たりしていました。AIによる自動運転?と思えなくもない
ですが。20秒ほどで、さまよっていたスーツケースは、居眠りしていた持ち主
の前にもどりました。スーツケースは、しばしの自由行動を楽しんでいたのです
ね。ところで我が家のベランダからいなくなった亀は、もう3年位もどってきま
せん。永過ぎる自由行動です。 (1月4日飯田芳男)
Hello校長室278
■中川ひろたかさん作曲の「にじ」という曲がCMで流れています。♪庭のシャ
ベルが 一日濡れて 雨があがって くしゃみをひとつ 雲が流れて 光がさし
て 見上げてみれば ラララ 虹が虹が 空にかかって 君の君の気分も晴れて
きっと明日はいい天気♪つるの剛士さんも歌っていますが、幼稚園や保育園また
は、小学校の思い出を胸に、二中生の皆さんにもお似合いの歌詞です。八小の学
週発表会で歌った面々も受験勉強に忙しい頃かもしれません。雨の日も曇りの日
もありますが雲の上には太陽が輝いているものですね。 (1月3日飯田芳男)
Hello校長室277
■友人宅を訪れていただくお雑煮は、家々で違って二つと同じ味はありませんで
した。我が家は椎茸と鳥肉でだしをとるおすまし風です。餅はゆでておきます。
私の実家では、里芋が必ず入る醤油味のつゆで、餅は焼いてから投入(?)しま
すから、こげ目がちょっと恥ずかしいです。函館であずき入りの丸餅入りお雑煮
をいただきました。どうみてもお汁粉ですが「郷に入っては郷に従え」のごとく、
完食してきました。他にも、白みそや赤みその汁でいただいた事もありました。
福島県の会津のはずれで「こづゆ」をいただきました。これにはお餅が入ってい
ませんでした。いろいろな食文化を考えさせるお雑煮は趣のある一品です。以前
「おせちもいいけどカレーもね」というCMが流行りました。ウ~ン私は、三が
日はお雑煮を楽しんでいます。 (1月2日飯田芳男)
Hello校長室276
■多摩モノレールで通っていた時は、日の出や夕暮れのダイヤモンド富士に癒さ
れていました。今日は雲が多いながらも太陽が顔を出してくれました。二中生の
皆さんにとって、いい一年になってくれることを願いました。さて、三が日は独
特の雰囲気があります。それぞれの家で独自の過ごし方があることでしょう。私
は祖母、両親からお年玉をもらうのが楽しみでした。一年間をまかなう、きわめ
て有力な資金源(?)です。貴重です。お年玉をもらうときの祖母の名言は今も
忘れられません。「つうしんぼと卒業証書とお年玉は両手でもらうものだ」
(1月1日飯田芳男)
Hello校長室275
■今日の月齢は4.9、日の出は6:50、日の入りは16:37です。そして通算の日数
をしめす「通日」はなんと365です。読売新聞には、小林一茶の『うつくしや
年暮れきりし 夜の空』が紹介されていました。昔と違って年末らしくないとは
言っても、大晦日は独特の一日だと思います。二中生の皆さんも、あと10年も
すれば「子どもの頃の年末の風情は良かった」なあんて、つぶやいていることで
しょう。さて、同じく読売新聞子どもの詩欄にも、今年をしめくくる作品が載っ
ていました。『鈴虫』という詩が良かったです。『ママ ママ 月の音!』これ
は2歳の子の作品です。鈴虫の鳴き声は月の音!負けました。明日からも私の心
の修行が続きます。 (12月31日飯田芳男)
Hello校長室274
■杉並の小学校で副校長の時に、ピンチヒッターで2年生の担任をしました。
給食前、「いただきます」直前に読み聞かせたのがこの「あげぱんくん」でし
た。作者直々(じきじき)にいただいた貴重な本でした。子どもたちはとても
よく聴いてくれました。今でも時々目を通しながら、二中生の給食時間を見守
っています。杉並は民間委託の給食でした。民間のシェフがあげパンを揚げて
くれました。まぶすのは砂糖。中央区の時は、調理員さんがきな粉で味付けを
してくれました。各地区のあげぱんで、それぞれの特色と思い出を味わってき
ました。二中生の皆さん、冬休みは家庭の味を思い切り堪能してくださいね。
私は昨日、家族のためにそばを打ちました。ぼそぼその出来で、誰も食べてく
れません。ひたすら私一人ですすっています。孤独のグルメです。
(12月30日飯田芳男)
Hello校長室273
■年末は新聞が薄くなります。いえ新聞記者さんすみません。そんな気がした
だけです。新聞のテレビ欄は時間と時間の線がなくなり、長編の番組が目白押
しです。年末らしさを感じます。さて、年末と言えば掃除。掃除をするとなつ
かしいものが目に入り、片づけの手がとまることがあります。校長室を片づけ
ていると、学校の歴史を語る貴重な品が登場することがあります。72年間の
歩みは偉大です。風景、人、建物。すべてが少しずつ変化しています。では、
変わらないものはなんでしょうか。それを考えながらゆっくり年を越そうと思
います。年末は本欄も短いです。人のことは言えません。
(12月29日飯田芳男)
Hello校長室272
■晴れの日も、雨の日もあります。天気は人がどうのこうの操作できません。
せめて気持ちだけは「いつも青空」でありたいです。と、まあそんな心意気で
学級通信「いつも青空」を10年くらい発行していました。先日、その1年分
を綴じた学級通信を開いてみました。自己満足の結集というか、独りよがりと
いうか恥ずかしいものでした。無理やり読者にしてた面々も40歳前後、二中
生の皆さんのご両親の年代でしょうか。さて、今年も大詰め、私はやり残した
ことばかりですが、あきらめず着手していこうと思います。まだあと4日もあ
りますし。心はいつも青空です。 (12月28日飯田芳男)
Hello校長室271
■生徒がいないと「二中正門ストリート」がとても広く感じます。いちょうの
葉が落ち北風に耐えています。ところで武蔵野には立派な防風林を見かけます。
冬のからっ風を防ぐ知恵ですね。風と言えば、作家の遠藤周作さんがフランス
にいた時、「日本の家は紙と木で作られているけど大丈夫?」と聞かれた話を
思い出しました。遠藤氏は「だから大変なんだ!強風の時は、飛んでいかぬよ
う必死におさえて、運悪く飛んでいった時は、あきらめてまた新しいのを作る
んだ」と答えていました。私が中学生の時読んだジョークです。いまでも笑っ
てしまいます。でも40年以上経過しています。二中生の皆さんは現代のジョ
ークと比べて、違いがわかりますか? ♪Nescafé Gold Blend!!
(12月27日飯田芳男)
Hello校長室270
■部分日食なので何度か校長室から空を見上げていました。空はどんよりして
います。日食かなと思いきや、曇っているだけのようです。残念です。このま
ま日の入りになりそうです。さて、今日は大正からはじめて昭和に変わった日
です。昭雄さんや昭一さんというように「昭」がつくと昭和のはじめのお生ま
れかなと推測してしまいます。この頃はちょっと読みにくいお名前も増えてき
ました。先日、兄に「読めなくて、校長泣かせのお名前が増えてね」という話
をしました。兄は返事をしませんでした。兄は「和助」と書いて「たかひろ」
と読みます。ふつうは読めません。家族泣かせです。
(12月26日飯田芳男)
Hello校長室269
■12月22日の読売新聞投稿欄は、「息子の小鍋で熱々ラーメン」という題
がついていました。鍋は20年前に大学生の息子さんが下宿生活で使ったもの
だとありました。ちょっとへこんで茶色の汚れのついた鍋は、ご実家の台所の
棚にもどっていたようです。出番が少なかった鍋は、投稿者であるお母さんが
お年をめして大活躍しているという内容です。ある日久々にラーメンを作り、
鍋ごとテーブルに置き、直接鍋からラーメンをすすったそうです。お母さんの
感想は「湯気でメガネが曇って、見えないままほおばったラーメンはおいしか
った」とのこと。私のハートも熱々になる投稿でした。私が中学の時、父が、
ラーメンを作ってくれました。ラーメンは、どんぶりに父の親指が入って運ば
れてきました。私の熱々ラーメンの思い出です。 (12月25日飯田芳男)
Hello校長室268
■ゆずの話題の続きです。と言ってもあの「ゆず」のお二人です。上砂川小の
校長の時、お二人が来校されました。きっかけは、学習発表会で世界情勢につ
いて発表した学年の内容が国際協力機構(ジャイカ)を通し、お二人に届いた
と記憶しています。学年の教員が事務所を訪れ内容を説明した覚えもあります。
ワンダフルワールドの中で、ゆずとして何かを伝えたいと真摯におっしゃって
いました。当日は9時からお昼過ぎまでお付き合いしていただきました。平成
22年4月30日のことでした。ゆずのお二人を、冬至のゆずにちなんで紹介
しては失礼過ぎますね。たっぷり歌を披露していただいて、子どもたちや教職
員にとって良い思い出となりました。いろいろなお話を通して岩沢さんと北川
さんが大変な勉強家というのがわかりました。おしのびで来校されたので二中
の皆さんも内緒にしてください。さて、給食最終日の今日は、シューアイスに
フライドチキンでした。欠席の生徒は、シューアイスの味が気になりますね。
ごめんなさい。おいし過ぎました。 (12月24日飯田芳男)
Hello校長室267
■昨日は冬至、金田一春彦先生は「冬至」と、お湯に入りでかける「湯治」は、
『同じ発音だが新潟県長岡市周辺は二つを区別して発音している』と述べてい
ます。冬至はトウジ、湯治は、タとトの中間の「タアージ」と発音するそうで
す。これは室町時代の、中央の標準語にあった区別の名残りであることが資料
にあるそうです。さすが金田一秀穂先生のお父様です。さて、冬至と言えば、
ゆずとかぼちゃ。どちらも運を呼び込むもので、強い香りで邪気を払う役割が
ゆずだそうです。かぼちゃは別名南瓜(なんきん)です。にんじん、だいこん、
れんこん、ぎんなんと「ん」がつく物は縁起が良いからだということです。た
だ、それだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗り切れるようにという先人の知
恵でもあるようです。冬は、何度もほくほくのかぼちゃをおいしくいただき、
風邪をひかないようにしたいです。 (12月23日飯田芳男)
Hello校長室266
■こんな私でも、小学校1年生を担任した時は、毎朝♪あわてんぼうのサンタク
ロースやジングルベルを児童と一緒に歌っていました。伴奏は右手だけで弾くオ
ルガンです。あわてんぼうのサンタクロースは、11月からずっと歌わせます。
7歳の子どもたちは2か月歌っても「飽きた」とは言いませんでした。ある日、
音楽の先生が、あわてんぼうのサンタクロースをピアノで伴奏しました。子ども
たちは和音を奏でる音楽の先生の伴奏にうっとり。やはり音楽は本物にかぎりま
す。私はクリスマスが近づくと、赤恥?のトナカイを口ずさんでいます。
(12月22日飯田芳男)
Hello校長室265
■20日の読売新聞夕刊に、「~~であります」という言葉は現在使わないとい
う記事が掲載されていました。フリーのアナウンサーさんのコメントです。でも
このアナウンサーは、格調高くなるので時々「であります」を使うと述べていま
す。そう言えば私も「~であります」は使いません。「~でございます」は頻繁
に使います。校長になったばかりの日、「~ごじゃりまする」と言ってしまいま
した。私の場合、「格調高く」は危険がいっぱいです。
(12月21日飯田芳男)