日誌

2022年8月の記事一覧

2学期始業式(8月30日)

 本日から2学期が始まります。学校が始まることを楽しみにしていた人、緊張している人、少し渋りがある人等それぞれ期待や不安があるかもしれません。自分のペースを大切にしながら生活リズムを整えて行ってください。登校時は慌てないで、忘れ物がないか確認してください。新型コロナウイルス感染症がなかなかおさまらない状況なので、放送(ミート)での始業式になります。体温もしっかり計って、体調管理をお願いします。
 皆さんと笑顔で会えることを楽しみにしています。

盆踊り(8月29日)

 27日(土)、28日(日)に曙町の盆踊りが開催されました。3年ぶりの開催でした。ジュニアリーダーの本校の生徒が、盆踊りの太鼓をたたいていました。地域の行事に貢献していること、素晴らしいことです。これからも地域に貢献して曙町を盛り上げて行ってほしいです。
 挑戦・感謝・貢献は本校の目指す生徒像のキーワードです。PTA本部も見守りに参加していました。ありがとうございました。

 

ふみ子の海(8月28日)

 昨日は、立川市社会を明るくする運動映画上映実施委員会が主催の ふみ子の海 の映画を鑑賞してきました。ふみ子の海は、新潟県の高田盲学校で教鞭をとり、生涯を視覚障害者教育に捧げた粟津キヨさんの少女時代を描いた、市川信夫原作の同名小説に基づいた、実話の映画化です。昭和のはじめ、貧しさゆえに、瞳から光を奪われた少女ふみ子。点字の存在を知り、盲学校への進学を希望するも、女には学問は不要という時代に、母親を楽にさせたい願いからあんまの道を選び、つらい修行の中でもヘレン・ケラーのようになりたい夢を捨てない内容に涙、涙してしまう映画でした。
 多くの人に鑑賞していただきたい映画でした。本校の生徒にも鑑賞させられたらと切に願うところです。学校へ行ける環境があること、当たり前にあることに感謝です。外国では、学校に行きたくても行けない、働かなければ食べて行けない国がたくさんあります。コロナ禍で当たり前の日常に感謝する思いを抱いた人も多かったと思います。また、人との絆についてもあらためて教えてくれました。生きづらさを生きていく、地域の中でどのように考えていくかを問う映画でもありました。立川市社会を明るくする運動の映画鑑賞は、今回で5回目になります。いつも心に訴える映画をありがとうございます。
 
   

コロナに翻弄された甲子園の本から(8月27日)

 コロナに翻弄された甲子園の本を読み終えました。甲子園を目指して入学し、練習を積んできた選手の目標がなくなる。この状況で監督や選手がどう前を向いて進んでいくか、8校の強豪チームの様々な取組が記されていました。共通しているのは、コミュニケーションだけは密にとること、短い練習時間を効率よく行うために組織の上下関係を見直していました。また、甲子園が目的でなく、高校生活後の生き方についても強調されていました。
 書きすぎてしまうと、これから読みたい方に申し訳ないですね。仙台育英高校の監督さんが 青春は密 と語られた優勝インタビューの重みが伝わってくる一冊です。

夢(8月26日)

 元日本女子代表サッカー選手の澤 穂稀さんは、夢は見るものではなく、かなえるもの と語っています。将来の夢は、小学校の時とは変化しているかもしれません。夢を見るのは楽しいことかもしれません。実現に向けては、常に挑戦や努力等が求められます。自分との戦いです。2歩進んで3歩下がることがあっても良いです。生徒の皆さんの一歩を応援していきたいと思います。

鉄道開業150年(8月25日)

 公園等に置かれている蒸気機関車を維持していくには、かなりの費用がかかります。昨日のニュースで、維持か撤去するか検討しているいくつかの自治体を取り上げていました。全国各地で、ローカル線が存続か廃止かの岐路にも立たされています。
 小さい時に行った青梅の鉄道公園は、どうなっているのだろうとふと頭に浮かびました。大きな機関車に圧倒された記憶があります。時間をつくって訪ねてみようと思いました。

学び(8月24日)

 サッカーの三浦知良選手は、学びについて以下のように話しています。 
 学ばない者は人のせいにする。学びつつある者は自分のせいにする。学ぶということを知っている者は誰のせいにもしない。僕は学び続ける人間でありたい。
 私もそうありたいです。一生、学びは続きます。

チャレンジド(8月23日)

 昨日は、障がいのある生徒の就労先の一つ、小平市にあるブリヂストンの中の特例子会社 ブリヂストンチャレンジドを見学してきました。チャレンジドとは、米国でハンディキャップに代わる言葉として使われ、障がいに負けることなく自分に課せられた使命や課題に立ち向かうという意味があることを知りました。実際にトイレみがき、メール便の仕分け、床のモップ清掃をしているところを見学しました。誇りをもって活き活きと働いている姿に感動しました。
 働くために必要なこととして①体力②意欲③素直な心④チームで働く力をあげていました。社内でも班長さんを中心に組織的に人材育成がされていました。指導員(班長)が支導員(指→支)と支える人材育成の視点でした。中学校の段階で身に付けさせておきたい力について学ぶことができました。素直な心は大切です。

運(8月22日)

 一昨日に コロナに翻弄された甲子園 の本を紹介しました。中央図書館に行ってその本を探してみるとちょうどタイミングよく返却があり、借りることができました。読んでみたいという思いが通じたのかもしれません。運が良かったのかもしれません。 
 しっかり今週読んで、2学期からの教育に活かしていきたいと思います。

宿題②(8月21日)

 クイズ王の伊沢拓司さんは、夏休みの宿題について、後半になって追い込まれるタイプだったそうです。大事なのは何が目的なのか親子で考えることと話しています。読書感想文や自由研究もコンクール入賞が目的じゃなくて、自分で調べ、考え、発表する過程に意味がある。失敗したり、思っているような結果が出なかったときこそ、学びの本質につながる と夏休みの宿題について振りかえっていました。
 挑戦、チャレンジです。自分で追い込んでやることも力の一つです。宿題を通して、何かの発見や気付きがあることを期待しています。

読書①(8月20日)

 朝日新聞に本を紹介している記事があります。その中で コロナに翻弄された甲子園 という本の紹介がありました。強豪といわれる8校の監督さんに2020に選抜大会が中止となり、答えのない問いに対して、何を考えていたかを中心にまとめてある本です。読んでみたいと思いました。
 甲子園では準決勝が始まります。2020の時は、無観客の交流試合でした。様々な想いを背負っての甲子園での熱い戦いですね。

もの忘れ(8月19日)

 名前が思い出せない、ほら、あれ と考えて、顔は浮かんできているのに思い出せないことが増えてきていることを実感しています。脳科学からみると、ことばは、今を生きることに必要でなくなったものから消えていくとあリました。脳は寝ている間に必要なものとそうでないものを整理しているとも言われています。
 脳について知ると、もの忘れの不安が和らいできました。これは勝手なこじつけによる自分の慰めにしかなっていませんが・・・。脳についてより調べたいと思いました。

準備(8月18日)

 昨日私は、道徳科の授業で扱う教材 銀色のシャープペンシル の中心発問をどうするか考えていました。立川市の中学校研究会の道徳科部会で話し合うためです。授業を創るのは、大変ですが楽しいことです。私は特別支援学級(特別支援学校を含む)を16年経験した後に通常級に異動しました。異動した夏休みに、2学期に行う授業準備や学習カード作りに励んでいた楽しさを思い出しました。
 子どもたちは、どんな反応するかな、こっちの発問のほうがいいかな、など考えていると、あっという間に時間が過ぎていきます。先生という職業の醍醐味です。

宿題①(8月17日)

 昨日、宿題に関するニュースが流れていました。宿題は子どもだけでなく保護者にとっても重荷になっているとのことでした。そのため宿題代行サービスの方が作文を請け負っていたりする場面が映されていました。自由研究は何をするか、私も後回しにしていたような気がします。
 計画的に取り組む力は大切です。進んでいない時に修正していく力も大切です。宿題を通して様々な事が身に付いていってほしいと思います。

2週間(8月16日)

 残暑御見舞申し上げます。本校の夏休みは、残り2週間となりました。生徒の皆さん、計画的に過ごせていますでしょうか。もし進んでいない場合は、この2週間での計画を立てて取り組んで見ましょう。計画的に進んでいる生徒の皆さんは、そのペースで取り組んでください。
 1日24時間は、皆さんに平等にあります。時間は貴重です。時間を大切にして過ごしましょう。

終戦(8月15日)

 今日は終戦日であり、77年が経ちます。映画 日本のいちばん長い日 は、戦争末期、降伏か本土決戦かで揺れる首脳部を描いています。この映画は心にズシンときました。ずーっと何か心に響いていたのを思い出します。いちばん長い日の意味をもう一度考えてみたいと思います。立川市富士見町には、空襲を受けた山中坂という場所があります。山中坂は、崖を利用して横穴式の濠が掘られていた場所で防空壕として使われていました。防空壕近くに爆弾が落ち中に避難していた全員が犠牲となりました。
 戦争の悲惨さを繰り返してはなりません。教育の重みを感じます。

 
 
 

左利き(8月14日)

 昨日の天声人語では、左利きについて書かれていました。記事の中で、世の中に出ている多くの商品が、右利きの人を想定して開発されています。左利きの人が訴える力点は、①生活の不便さ②発想の独創性③右利き中心の社会への違和感 根っこにあるのは、わかってほしい思いだ。とあリました。
 私は中学生の一時期、左手でボールを投げる練習や左手で箸をもって食事をしていました。右手が使えなかった時の練習のために です。あくまでも自分のためでしたが、左利きはかっこいい印象がありました。左利きの人の思いになっていなかったことは、反省です。昨日が世界左利きの日だということも覚えておきたいです。

スマホについて(8月13日)

 朝のニュースで スマホ顎関節症が増えている と流れていました。スマホを見ている姿勢の多くが頭が前になって下を向いているため、顎の関節がずれてくるようです。また、全国学力調査質問紙からSNSや動画視聴が長いほど正答率が低くなる傾向にある結果がでました。
 スマホは生活には欠かせないものになっています。使い方や時間を改めて振り返ってみるのも良いと思います。顎が痛くなった事がありますが、噛むことができなくなるので大変な思いをしたことを思い出しました。

努力②(8月12日)

 エジソンの名言に 天才は1%のひらめきと、99%の汗でできている があります。努力の大切さを説く名言と解釈される場合が多いです。ここには、明確な目標や揺るぎない信念が根底にあります。闇雲に努力するのではないことも伝えているかもしれません。

努力(8月11日)

 努力をしたが結果が伴わないこともあります。また、努力しなければとプレッシャーを感じてしまう事があります。自分の好きなことであれば、夢中になったり集中して取り組んだりします。その時は、努力している感覚は少ないかもしれません。努力することは大切ですが好きなことや夢中になれることを見つけていくことも大切と大谷翔平選手の偉業から私は感じました。

平和宣言(8月10日)

 長崎市の平和宣言は、毎年、市民十数人が話し合って文案を練ると新聞に記載されていました。今年の平和宣言は、被爆時の外傷がもとで半身不随となり小学校の教員だった渡辺千恵子さんの言葉で始まりました。世界の皆さん、どうぞ私を写してください。そして、二度と私を作らないでください。(渡辺さんが演壇に上がる前に記者が写真を撮ることに対し会場の人たちが見せものではないなどと反対し会場が騒然とした事がありました。)
 言葉の重みが心に伝わり響きました。小学校の教員生活の中でも自分の生き方を示してきたのではないかと想像できます。私自身はどうか、考えさせられました。

長崎 原爆の日(8月9日)

 今日は、長崎県に原爆が投下された日です。小学校の時に はだしのゲン の漫画をくり返し読んだことや長崎原爆資料館を訪れたことを思い出します。77年の月日が流れています。何年経とうとも、平和とは何か、自分にできることは何か、考えていきたいと思います。

バスケット交流大会(8月8日)

 昨日は、バスケットボール交流大会(男子)が柴崎体育館で行われました。女子は6日に行われました。隣のコートでは小学生の市内のクラブチーム同士が試合を行っていました。小学校と中学校の指導者が指導方法を確認したり情報交換したりすることは、子どもたちの育成において大切なことです。
 本校の元校長福田先生も試合を観戦し、本校のチームに助言をいただき、私から伝えました。高い目標をもち、深く学び、練習に励んでください。

  

関東中学校相撲大会(8月7日)

 昨日、関東中学校相撲大会が靖国神社相撲場で開催されました。本校萩原副校長は、競技委員として活躍しています。高らかに開会宣言をしていました。中学生とはいえ、激しいぶつかりからの押しあいは、迫力がありました。将来、相撲を職業として目指している生徒も沢山いたのではないかと思いました。
 私は、小学5,6年生の時に立川の諏訪神社にある相撲の錬成館に行っていました。どちらかというと父親に行かされていた方です。ぶつかり稽古のしんどさを今でも思い出します。その経験があっての今ですので、通わせた父親には感謝です。子供会や市民大会でも相撲大会があり、懐しく感じました。

  

原爆の日(8月6日)

 今日は広島市へ原子爆弾が投下された日です。二度と核爆弾が使用されることがあってはなりません。火垂るの墓の映画を思い出します。涙が止まりませんでした。本校の修学旅行では今年、広島に訪れる予定です。今日は、あらためて命や平和などについて考えてほしいと思います。

ウボンゴ(8月5日)

 昨日、ウボンゴというパズルで競争するカードゲームを初めてやりました。各プレイヤーは、8ピースからなるセットを持ちます。プレイヤー達は一斉に、自分のカードの白いマスにピッタリはまるようにピースを置きます。 
 ひらめきや図形の認識が遅く、家族の中でほとんど出来上がるのが最後でした。頭の体操を毎日取り組まないと・・・理想と現実の差を実感した一時でした。

大雨特別警報(8月4日)

 新潟県と山形県に大雨特別警報が出ています。警戒レベルが最も高いレベル5の特別警報です。最上川が氾濫したニュースも流れています。命を守る行動が大切です。新潟県や山形県に親戚がいる方は心配が尽きないと思います。また、これから旅行等で新潟県や山形県に出かける方がいましたら十分に注意して行動してください。

フェーズフリー(8月3日)

 フェーズフリーとは、日常時と災害時の境をなくし、災害への対応力を高めようという考え方だと新聞記事にありました。エコの分野では民間企業も積極的に取り組み、省エネ製品を生んでいます。防災にも取り込めないかという考えから、代表例として紙コップを3色に色分けして、その境目にはミリリットルの数値が示されている。災害時に粉ミルクづくりなどのための計量カップに活用できると紹介されていました。
 フェーズフリー製品にどんなものがあると普段の生活が豊かになり、災害に対して強くなるか、生徒の皆さん、考えてみてはいかがでしようか。

中学校学年学級経営研究大会(8月2日)

 昨日は、全国学年学級経営研究大会に参加し、研修を受けてきました。本校からも私を含めて6人参加しました。私は十数年間、参加している研修です。学級担任として、学年主任として取り組んできた実践報告の発表があります。担任をしている中での実践や悩み等を共有し、2学期に向けて取り組んでいく大きな力を与えてくれます。
 瀧澤先生の記念講演では、教員は教科の専門の教員免許状はもっている。教科の学習指導はできて当たり前。しかし、学級担任の免許状はない。学級担任として学級経営ができることがプロであるお話がありました。だからこそ、学び続けなくてはいけないとあらためて強く感じました。

稲穂(8月1日)

 稲穂の言葉を聞くと 実るほど頭を垂れる稲穂かな ということわざが浮かんできます。稲の穂は実るほど穂先が低く下がることから学問や徳行が深まるにつれ、その人柄や行為がかえって謙虚になることのたとえです。歳を重ね、謙虚な姿勢で人と接することができているのか あらためて振り返りたいと思いました。
 8月になりました。月目標を決めている人も多いかもしれません。私は毎朝、稲穂をイメージしていく ことにします。