日誌

校長室から

Hello校長室827


■ピークより20分ほど日の出が遅く、日の入りは早くなりました。中学生
は関心がないと思いますが、私のような年代では大好きなテーマです。暑さ
はまだまだ続きますが、暦の上では立秋です。私が中学の時は立秋を知らず
顧問に「飯田、フー リッシューはおまえだ」とからかわれました。とって
もおろかでした。               (8月7日飯田芳男)

Hello校長室826


■昭和20年8月6日、広島に原爆が投下されてから、76年目の夏がやっ
てきました。広島の子ども代表のお二人が、世界の平和を次世代につなげる
と述べていました。そのとおりです。私は、あたりまえの日常があることを
感謝しています。あわせて二中生の皆さんが、日々穏やかに暮らしていける
ことを願っています。             (8月6日飯田芳男)

Hello校長室825


■「ちょっと富士登山をしてくる」と、サンダルで家を出て、手ぶらで登りに
行く人はいません。児童生徒に、準備の大切さを伝えたくてよく話す話題です。
そんな富士登山ですが、登山のスペシャリストが先日こんなことを言っていま
した。「酸素を取り込むために意識的に息を吐く」「のどが渇いたから水を飲
むのではなく汗をかくために水を飲む」です!初めて知ったことです。何事も
準備が必要だと肝に銘じました。すこ~し背筋が伸びピリッとしました。
                         (8月5日飯田芳男)

Hello校長室824


■「このはしを歩きましょう」という看板をひと目見ただけなら「橋」なのか
「端」なのかわかりません。一休さんのとんち話に出てきそうな看板です。さ
て今日は「箸」の日です。さすがに「箸」なら、橋や端ほどまぎらわしくあり
ませんね。でもまぎらわしいのは、8月4日も11月11日も箸の日というこ
とです。8月4日は割りばし組合が制定、11月11日は箸国際学術シンポジ
ウムが制定したとのことです。まぎらわしいですが別団体が制定したのでスッ
キリです。でも今日は「橋の日」でもあり、「つり橋の日」でもあり、ハジの
日でもあります。「恥」ではなく名曲を聴かせるユニット、ハジです。
                         (8月4日飯田芳男)

Hello校長室823


■局地的に天気が違う様子を伝える時「馬の背を分ける」ということわざを使
います。この頃、二小と二中のような距離で大きく天気が異なることを体験し
ました。日本は山と山が連なるところで天候が違うと言います。馬の背を山々
が連なった山脈に見立てたのがこのことわざなのでしょう。そのうち、自分の
右肩は雨で、左肩はカンカン照りという現象もあるかも知れませんね。そんな
自然現象に「校長の体を分ける」ということわざが誕生するかもしれません!
今、私の右肩は上がらず、左肩はパンパンに張ってます。これは老化現象です。
                         (8月3日飯田芳男)

Hello校長室822


■東京新聞7月31日の夕刊で「スタイラスな鉛筆キャップ」という記事を読
みました。鉛筆キャップに導電処理をして、デジタル端末でタッチペンとして
使えるようにしたという記事でした。葛飾区の鉛筆メーカーの社長さんは「鉛
筆の価値を高め、時代の主人公のそばに居続けたい」と語っていました。この
記事で、全国の鉛筆メーカーのほとんどが葛飾区や荒川区等の23区東部に集
まっていることを知りました。町工場が元気なのが伝わってきました。鉛筆が
転がりにくいように六角形だったり、消しゴムがついたり、赤や青の鉛筆があ
ったり、シャープペンに負けないで鉛筆が存在するのは素晴らしいです。キャ
ップは250円、1年足らずで1万個が売れたそうです。びっくりです!私は
先のとがった棒状で、インクなしで押し当てて使用する筆記具を「スタイラス」
ということも初めて知り、びっくりです!     (8月2日飯田芳男)

Hello校長室821


■『8月や6日9日15日』この句が今日の読売新聞コラムに掲載されていま
した。広島、長崎の原爆忌そして終戦を詠んだ句です。戦後76回目の8月が
始まったことを心に留めました。          (8月1日飯田芳男)

Hello校長室820


■二中生の一日が始まっています。何気ない日常をまっとうすることは偉大で
す。それぞれの一日を応援します。        (7月31日飯田芳男)

Hello校長室819


■今日の読売新聞に、避難誘導の日本最古の言葉が紹介されていました。出典
は古事記です。おおくにぬしのみこと(大国主命)を火事からすくう時の呪文
です。ネズミが言ったといわれてます。「内はほらほら 外はすぶすぶ」と唱
えるそうです。「穴の内側は広い、穴の入口はすぼまって狭いけれど」と、穴
の中で火をやり過ごせるように教えたと言われています。なんとなく雰囲気が
伝わる呪文です。呪文といえば、学芸会でおなじみのマジョリンが、魔法をか
けるときの「ポンピロパ~ン」が好きでした。しかし、子供のころ使ったのは
「テクマクマヤコン」です。テスト前は「優秀な男子」に変身するため鏡の前
で20回くらい唱えていました。暗黒の少年時代でした。
                        (7月30日飯田芳男)

Hello校長室818


■今日は図書室の開室日でした。生徒が数名利用していました。立派ですね。
私は、老眼に近眼ですから読者は苦痛です。ですから、中学生の時もっと本を
読んでいれば良かったと後悔しています。こんな私でも、2年間ほど図書館で
アルバイトをしていた経験があります。苦労したのは、本にカバーをかける仕
事です。ブッカーというカバーは、空気が入りやすく、下手をすると本がぼこ
ぼこになります。私はうまくかけられず、職員の方にやり直させてばかりだっ
た思い出があります。でも、本が多くの人にわたるまでには、いろいろな作業
があることを知り、やりがいを感じていました。今も、図書館の本にしろ購入
した本にしろ、とにかく本との出会いに感謝してページをめくっています。し
かしページを開いた瞬間に睡魔と出会うことが増えました。    
                       (7月29日飯田芳男)