日誌

校長室から

良いところ(9月15日)

 昨日は、生徒会選挙が開催され、推薦者は、立候補者の良いところを伝えていました。改めて友達の良いところを見つめることは、人間関係を築いていく上で大切です。仲の良い友達が推薦人になることが多いですが、改めて話を聞いて、「そうだったね、そういところもあるのかな」等考える機会でもあって欲しいと思います。人間は、二面性や状況に応じて行動が違うことがあります。その中でも、友達の良いところに目を向けていくことを大切にしてほしいです。「愛少女ポリアンナ物語」の「良かったさがし」を思い出しました。

パキスタン(9月14日)

 パキスタンは、この夏に記録的な大雨で、国土の約3分の1が冠水したといわれています。日本で3分の1と考えていると、日本沈没のドラマが浮かんできてしまいました。パキスタンの国について調べ、このような状況が起きている原因や何か自分としてできることはないか、考えてみてください。アジアの国で起きていることです。

ワクチン(9月13日)

 鼻スプレーワクチンについて開発が進んでいるようです。上気道において感染そのものを入り口で防ぐ粘膜免疫抗体をつくり出すことができるとあります。何よりも注射針が不要で痛みがないことは、子どもたちにとって嬉しいことでしよう。実用化には、まだ時間がかかるそうです。ウイズコロナで色々なことが工夫、進化して一面です。

中学生の主張(9月12日)

 昨日、中学生の主張東京都大会が都庁の都民ホールで開催されました。10人の生徒が発表し、本校からも片山さんが発表しました。身近に感じていることをテーマに、自分の考えや解決策について語っていました。審査委員長の講評からは、中学生らしさを大切にして、自分のことばとして語る ことを強調されていました。
 自分のことばとして語るには、何が大切かを考えていき、実践していくことが求めらます。様々な体験が生徒を成長させていきます。自分のことばとして語ることは、その人の個性を輝かせることにつながるのではないかと思いました。

魔法の言葉(9月11日)

 どのような言葉があなたにとって、魔法の言葉ですか?と聞かれたら私は、おはよう、ありがとう、good、ナイスプレー等をあげます。3秒あれば、相手を元気にすることができると信じています。マザーテレサは、関心を示されない無関心が一番悲しいことだと語っています。相手の顔を見て、おはよう と声をかけるのは大人の大きな役割です。
 できれば+α、おはよう、調子はどう!?、 ありがとう、本当に助かった等、プラスアルファがあるとよいと思います。生徒に接する時に私が心がけていたことです。言葉には力があります。

漢字(9月10日)

 大西洋は 大 なのに、太平洋は 太 なのは? ちこちゃんに叱られる番組で放送されていました。答えは、マゼランが一度も嵐にあわなかったから だそうです。なぜそうなのかは、調べてみてください。
 漢字の由来を調べてみると、今まで学んだ知識と結びついて、記憶が定着します。マゼランがどうして世界を旅しようとしたのかも知れば深い学びにつながります。学びはワクワクします。

言葉(9月9日)

 言葉の使い方一つで、感情的な言い合いを、学習の時間に変えることができる。子どもたちは、様々なミスをする。スポーツでミスをした時に、そのプレーを批判するのではなく、一緒になって考える。一緒にプレーを見直してみようと問いかける。言葉は、育成の視点を忘れずに使うことが大切です。

マルチ語呂(9月8日)

 教育アドバイザーの清水章弘さんは、マルチ語呂を勧めています。年号を覚えるのに語呂合わせで記憶した人も多かったと思います。鳴くよウグイス平安京だと鳴くよ(794)と年号を覚えていました。しかし、テストに出るのは年号だけではありません。平安京を遷都したのは誰か も一緒に覚えらるように語呂合わせの中に関連知識を忍ばせていました。鳴くよカンカン平安京と覚えていたと話しています。シェークスピアの4大悲劇は、オセロ、ハムレット、マクベス、リア王 ですが、オセロにはまりました  とマルチ語呂合わせで覚えるようです。自分が知っている知識と結びつけて覚えることで思い出す手がかりが増えます。
 友達とマルチ語呂合わせを作成してみるのは、いかがでしようか。自分で創った世界で一つの記憶語呂合わせ。楽しそうです。

思い(9月7日)

 昨日のハローワークの山下さんの話の中で2中生に対する熱い思いがあつたと感じました。本校の期待する生徒像の挑戦する大切さについて話されていました。また、2年生がしっかり体験できることが後輩に繋がっていく、3年ぶりの職場体験で立川2中さんは、一番しっかりしていると言われるようにとエールを送ってくださいました。 
 今日は、事前訪問です。笑顔で姿勢を正しく、大きな声で挨拶、自己紹介をしてきてください。2中という看板を背中に背負っていることを忘れれずにいきましょう。そのことは、必ず社会人に向かって進む君たちの財産になります。

2年職場体験事前学習(9月6日)

 2年生は、5校時にハローワーク立川の山下 正さんを講師に迎え、職場体験を行う上大切なマナー等について学びました。第一印象は、とても大切です。挨拶や姿勢を含め大切なポイントを教えていただきました。明日は、事前訪問に行きます。3年ぶりの職場体験です。2中生としての誇りをもって行動してください。

 
 
 

決断(9月6日)

 弁護士の伊藤 真さんは、自分が決断する時に5つのルールがあると紹介しています。①迷ったらワクワクする方を選ぶ ②リスクで比べず、思い通りにいったゴールを想像すること ③あえて困難な方を選ぶ ④あえて二兎を追って、努力すること ⑤自分の選択に後悔をしないこと
 皆さんはいかがですか!? 校長職は、決断するのが大きな仕事です。子どもたちにとって大切なことは何かを、ぶれずに決めていきたいと思います。

公衆電話(9月5日)

 朝日新聞の夕刊に店先にある公衆電話を守り続けている店主の記事が掲載されていました。阪神大震災の時に電話を使えず困っている人の役に立ちたい気持ちから設置したそうです。また、公衆電話の使い方を子どもたちに教えているとありました。
 通信障害で携帯電話が使用できない時に、公衆電話は力を発揮します。生徒の皆さんは、公衆電話を使用したことがありますか!? もし使用したことがない人は、公衆電話から自宅に電話をかけてみることをおすすめします。公衆電話がどこにあるか、確認しておく必要がありますね。

HTT(9月4日)

 東京都は、7月1日〜9月30日をHTT推進期間として、節電の協力をお願いしています。Hは、へらす Tは、つくる Tは、ためる を意味していることを知りました。学校でも教室を使用しない時は、電気を消す等、徹底したいですね。節電に取り組めることに何があるか、考えてみてください。

こどもの発想(9月3日)

 朝日新聞の声の欄に、こどもの発想の豊かさに驚くと同時に小さな昆虫にも心を寄せる感性に感動した記事が掲載されていました。授業で昆虫の学習でアリについていくつかの課題が出されました。最後に アリに別の名前をつけるとしたら、どうつけますか と聞かれたそうです。皆さんなら、どう答えますか!? こどもたちが書いた名前で多かったのは、アスワクワガタ だったそうです。小さいアリがいつかは大きなクワガタになりたいだろうと、こどもたちはアリの気持ちを代弁したようだ と先生は語っていたそうです。
 こどもたちの発想には、心が温まります。私の娘が幼児の時に、大きくなったら何になりたいか 聞きました。そうしたらなんと 緑色 と答えていました。緑色が大好きだったからです。時々、思い出しています。

こどもの詩②(9月2日)

 読売新聞に掲載されていたこどもの詩を紹介します。
 どっちがつよい
 バッター大谷しよう平と
 ピッチャー大谷しよう平
 どっちが かつかな
 
 小学2年生の詩です。こどもの考える視点は、柔軟で想像力が豊かです。心温まります。いつまでも、こどもが考える純粋な疑問をもち続けたいです。

防災の日(9月1日)

 今日は、防災の日です。大正12年9月1日 11時58分に関東に大地震が発生しました。(関東大震災)。災害に備え、非常時の持ち出し品を備えておく、家具が倒れないように対策をしておくことは命を守ることにつながります。クイズ王の伊沢拓司さん率いる東大発の知識集団のクイズノックが問題を監修した東京都防災模試は、難易度別に4つのステージがあります。ぜひ、チャレンジしてみてください。
 後悔先に立たず。後から悔やまないように災害対策の準備、確認をしましょう。

あいたい人(8月31日)

 今年の24時間テレビは、会いたい がテーマでした。私は、中学生の同級生の一人に会いたいと思っていました。なんと曙町の盆踊り大会でばったり会いました。前に会ったのは、20年位前の曙町のお祭りでしたので、本当に久しぶりでした。彼は相変わらず一級建築士として活躍していました。また、一緒にいた奥様が昔に私が勤務していた中学校の生徒で、私のことを覚えていました。びっくりしました。
 私の中学生の年代は同窓会等を行っていないので、コロナ感染症が落ちついたら、同窓会ができるといいかなと思いました。

2学期始業式(8月30日)

 本日から2学期が始まります。学校が始まることを楽しみにしていた人、緊張している人、少し渋りがある人等それぞれ期待や不安があるかもしれません。自分のペースを大切にしながら生活リズムを整えて行ってください。登校時は慌てないで、忘れ物がないか確認してください。新型コロナウイルス感染症がなかなかおさまらない状況なので、放送(ミート)での始業式になります。体温もしっかり計って、体調管理をお願いします。
 皆さんと笑顔で会えることを楽しみにしています。

盆踊り(8月29日)

 27日(土)、28日(日)に曙町の盆踊りが開催されました。3年ぶりの開催でした。ジュニアリーダーの本校の生徒が、盆踊りの太鼓をたたいていました。地域の行事に貢献していること、素晴らしいことです。これからも地域に貢献して曙町を盛り上げて行ってほしいです。
 挑戦・感謝・貢献は本校の目指す生徒像のキーワードです。PTA本部も見守りに参加していました。ありがとうございました。

 

ふみ子の海(8月28日)

 昨日は、立川市社会を明るくする運動映画上映実施委員会が主催の ふみ子の海 の映画を鑑賞してきました。ふみ子の海は、新潟県の高田盲学校で教鞭をとり、生涯を視覚障害者教育に捧げた粟津キヨさんの少女時代を描いた、市川信夫原作の同名小説に基づいた、実話の映画化です。昭和のはじめ、貧しさゆえに、瞳から光を奪われた少女ふみ子。点字の存在を知り、盲学校への進学を希望するも、女には学問は不要という時代に、母親を楽にさせたい願いからあんまの道を選び、つらい修行の中でもヘレン・ケラーのようになりたい夢を捨てない内容に涙、涙してしまう映画でした。
 多くの人に鑑賞していただきたい映画でした。本校の生徒にも鑑賞させられたらと切に願うところです。学校へ行ける環境があること、当たり前にあることに感謝です。外国では、学校に行きたくても行けない、働かなければ食べて行けない国がたくさんあります。コロナ禍で当たり前の日常に感謝する思いを抱いた人も多かったと思います。また、人との絆についてもあらためて教えてくれました。生きづらさを生きていく、地域の中でどのように考えていくかを問う映画でもありました。立川市社会を明るくする運動の映画鑑賞は、今回で5回目になります。いつも心に訴える映画をありがとうございます。