日誌

校長室から

コロナに翻弄された甲子園の本から(8月27日)

 コロナに翻弄された甲子園の本を読み終えました。甲子園を目指して入学し、練習を積んできた選手の目標がなくなる。この状況で監督や選手がどう前を向いて進んでいくか、8校の強豪チームの様々な取組が記されていました。共通しているのは、コミュニケーションだけは密にとること、短い練習時間を効率よく行うために組織の上下関係を見直していました。また、甲子園が目的でなく、高校生活後の生き方についても強調されていました。
 書きすぎてしまうと、これから読みたい方に申し訳ないですね。仙台育英高校の監督さんが 青春は密 と語られた優勝インタビューの重みが伝わってくる一冊です。

夢(8月26日)

 元日本女子代表サッカー選手の澤 穂稀さんは、夢は見るものではなく、かなえるもの と語っています。将来の夢は、小学校の時とは変化しているかもしれません。夢を見るのは楽しいことかもしれません。実現に向けては、常に挑戦や努力等が求められます。自分との戦いです。2歩進んで3歩下がることがあっても良いです。生徒の皆さんの一歩を応援していきたいと思います。

鉄道開業150年(8月25日)

 公園等に置かれている蒸気機関車を維持していくには、かなりの費用がかかります。昨日のニュースで、維持か撤去するか検討しているいくつかの自治体を取り上げていました。全国各地で、ローカル線が存続か廃止かの岐路にも立たされています。
 小さい時に行った青梅の鉄道公園は、どうなっているのだろうとふと頭に浮かびました。大きな機関車に圧倒された記憶があります。時間をつくって訪ねてみようと思いました。

学び(8月24日)

 サッカーの三浦知良選手は、学びについて以下のように話しています。 
 学ばない者は人のせいにする。学びつつある者は自分のせいにする。学ぶということを知っている者は誰のせいにもしない。僕は学び続ける人間でありたい。
 私もそうありたいです。一生、学びは続きます。

チャレンジド(8月23日)

 昨日は、障がいのある生徒の就労先の一つ、小平市にあるブリヂストンの中の特例子会社 ブリヂストンチャレンジドを見学してきました。チャレンジドとは、米国でハンディキャップに代わる言葉として使われ、障がいに負けることなく自分に課せられた使命や課題に立ち向かうという意味があることを知りました。実際にトイレみがき、メール便の仕分け、床のモップ清掃をしているところを見学しました。誇りをもって活き活きと働いている姿に感動しました。
 働くために必要なこととして①体力②意欲③素直な心④チームで働く力をあげていました。社内でも班長さんを中心に組織的に人材育成がされていました。指導員(班長)が支導員(指→支)と支える人材育成の視点でした。中学校の段階で身に付けさせておきたい力について学ぶことができました。素直な心は大切です。

運(8月22日)

 一昨日に コロナに翻弄された甲子園 の本を紹介しました。中央図書館に行ってその本を探してみるとちょうどタイミングよく返却があり、借りることができました。読んでみたいという思いが通じたのかもしれません。運が良かったのかもしれません。 
 しっかり今週読んで、2学期からの教育に活かしていきたいと思います。

宿題②(8月21日)

 クイズ王の伊沢拓司さんは、夏休みの宿題について、後半になって追い込まれるタイプだったそうです。大事なのは何が目的なのか親子で考えることと話しています。読書感想文や自由研究もコンクール入賞が目的じゃなくて、自分で調べ、考え、発表する過程に意味がある。失敗したり、思っているような結果が出なかったときこそ、学びの本質につながる と夏休みの宿題について振りかえっていました。
 挑戦、チャレンジです。自分で追い込んでやることも力の一つです。宿題を通して、何かの発見や気付きがあることを期待しています。

読書①(8月20日)

 朝日新聞に本を紹介している記事があります。その中で コロナに翻弄された甲子園 という本の紹介がありました。強豪といわれる8校の監督さんに2020に選抜大会が中止となり、答えのない問いに対して、何を考えていたかを中心にまとめてある本です。読んでみたいと思いました。
 甲子園では準決勝が始まります。2020の時は、無観客の交流試合でした。様々な想いを背負っての甲子園での熱い戦いですね。

もの忘れ(8月19日)

 名前が思い出せない、ほら、あれ と考えて、顔は浮かんできているのに思い出せないことが増えてきていることを実感しています。脳科学からみると、ことばは、今を生きることに必要でなくなったものから消えていくとあリました。脳は寝ている間に必要なものとそうでないものを整理しているとも言われています。
 脳について知ると、もの忘れの不安が和らいできました。これは勝手なこじつけによる自分の慰めにしかなっていませんが・・・。脳についてより調べたいと思いました。

準備(8月18日)

 昨日私は、道徳科の授業で扱う教材 銀色のシャープペンシル の中心発問をどうするか考えていました。立川市の中学校研究会の道徳科部会で話し合うためです。授業を創るのは、大変ですが楽しいことです。私は特別支援学級(特別支援学校を含む)を16年経験した後に通常級に異動しました。異動した夏休みに、2学期に行う授業準備や学習カード作りに励んでいた楽しさを思い出しました。
 子どもたちは、どんな反応するかな、こっちの発問のほうがいいかな、など考えていると、あっという間に時間が過ぎていきます。先生という職業の醍醐味です。

宿題①(8月17日)

 昨日、宿題に関するニュースが流れていました。宿題は子どもだけでなく保護者にとっても重荷になっているとのことでした。そのため宿題代行サービスの方が作文を請け負っていたりする場面が映されていました。自由研究は何をするか、私も後回しにしていたような気がします。
 計画的に取り組む力は大切です。進んでいない時に修正していく力も大切です。宿題を通して様々な事が身に付いていってほしいと思います。

2週間(8月16日)

 残暑御見舞申し上げます。本校の夏休みは、残り2週間となりました。生徒の皆さん、計画的に過ごせていますでしょうか。もし進んでいない場合は、この2週間での計画を立てて取り組んで見ましょう。計画的に進んでいる生徒の皆さんは、そのペースで取り組んでください。
 1日24時間は、皆さんに平等にあります。時間は貴重です。時間を大切にして過ごしましょう。

終戦(8月15日)

 今日は終戦日であり、77年が経ちます。映画 日本のいちばん長い日 は、戦争末期、降伏か本土決戦かで揺れる首脳部を描いています。この映画は心にズシンときました。ずーっと何か心に響いていたのを思い出します。いちばん長い日の意味をもう一度考えてみたいと思います。立川市富士見町には、空襲を受けた山中坂という場所があります。山中坂は、崖を利用して横穴式の濠が掘られていた場所で防空壕として使われていました。防空壕近くに爆弾が落ち中に避難していた全員が犠牲となりました。
 戦争の悲惨さを繰り返してはなりません。教育の重みを感じます。

 
 
 

左利き(8月14日)

 昨日の天声人語では、左利きについて書かれていました。記事の中で、世の中に出ている多くの商品が、右利きの人を想定して開発されています。左利きの人が訴える力点は、①生活の不便さ②発想の独創性③右利き中心の社会への違和感 根っこにあるのは、わかってほしい思いだ。とあリました。
 私は中学生の一時期、左手でボールを投げる練習や左手で箸をもって食事をしていました。右手が使えなかった時の練習のために です。あくまでも自分のためでしたが、左利きはかっこいい印象がありました。左利きの人の思いになっていなかったことは、反省です。昨日が世界左利きの日だということも覚えておきたいです。

スマホについて(8月13日)

 朝のニュースで スマホ顎関節症が増えている と流れていました。スマホを見ている姿勢の多くが頭が前になって下を向いているため、顎の関節がずれてくるようです。また、全国学力調査質問紙からSNSや動画視聴が長いほど正答率が低くなる傾向にある結果がでました。
 スマホは生活には欠かせないものになっています。使い方や時間を改めて振り返ってみるのも良いと思います。顎が痛くなった事がありますが、噛むことができなくなるので大変な思いをしたことを思い出しました。

努力②(8月12日)

 エジソンの名言に 天才は1%のひらめきと、99%の汗でできている があります。努力の大切さを説く名言と解釈される場合が多いです。ここには、明確な目標や揺るぎない信念が根底にあります。闇雲に努力するのではないことも伝えているかもしれません。

努力(8月11日)

 努力をしたが結果が伴わないこともあります。また、努力しなければとプレッシャーを感じてしまう事があります。自分の好きなことであれば、夢中になったり集中して取り組んだりします。その時は、努力している感覚は少ないかもしれません。努力することは大切ですが好きなことや夢中になれることを見つけていくことも大切と大谷翔平選手の偉業から私は感じました。

平和宣言(8月10日)

 長崎市の平和宣言は、毎年、市民十数人が話し合って文案を練ると新聞に記載されていました。今年の平和宣言は、被爆時の外傷がもとで半身不随となり小学校の教員だった渡辺千恵子さんの言葉で始まりました。世界の皆さん、どうぞ私を写してください。そして、二度と私を作らないでください。(渡辺さんが演壇に上がる前に記者が写真を撮ることに対し会場の人たちが見せものではないなどと反対し会場が騒然とした事がありました。)
 言葉の重みが心に伝わり響きました。小学校の教員生活の中でも自分の生き方を示してきたのではないかと想像できます。私自身はどうか、考えさせられました。

長崎 原爆の日(8月9日)

 今日は、長崎県に原爆が投下された日です。小学校の時に はだしのゲン の漫画をくり返し読んだことや長崎原爆資料館を訪れたことを思い出します。77年の月日が流れています。何年経とうとも、平和とは何か、自分にできることは何か、考えていきたいと思います。

バスケット交流大会(8月8日)

 昨日は、バスケットボール交流大会(男子)が柴崎体育館で行われました。女子は6日に行われました。隣のコートでは小学生の市内のクラブチーム同士が試合を行っていました。小学校と中学校の指導者が指導方法を確認したり情報交換したりすることは、子どもたちの育成において大切なことです。
 本校の元校長福田先生も試合を観戦し、本校のチームに助言をいただき、私から伝えました。高い目標をもち、深く学び、練習に励んでください。