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日誌
校長室から
Hello校長室42
■今日12日は、フローレンス(フィレンツェの英語読み)・ナイチ
ンゲールの誕生日にちなんで「看護の日」です。ナイチンゲールは、
1854年、クリミア戦争での負傷兵の扱いに心を痛め、看護師の道
を歩み始めたと言われています。諸説ありますが伝記を読むと、トイ
レ掃除に力を入れることから、ビクトリア女王の支援を取り付けるこ
とまで、たくさんの業績があり、クリミアの天使と呼ばれる活躍ぶり
だったそうです。今もある「白衣の天使」という呼称はナイチンゲー
ルの種々の偉大なエピソードに由来するようです。「天使とは、美し
い花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者である」と
いうナイチンゲールの言葉に背筋を伸ばした私です。
(5月12日飯田芳男)
Hello校長室41
■青葉繁れるころになったなあと思ったら、今日の読売新聞のコラム
で取り上げられていました。井上ひさしさんは『青葉繁れる』という
青春小説を出版しています。井上さんは波乱万丈の子ども時代をおく
ったようで、小説にも反映されています。私は中学、高校と、笑いた
いとき井上さんの「ポッキンポット師の後始末」を読み、根性を発揮
したいときは、新田次郎の「孤高の人」を再読していました。あっ、
泣きたいとき、最近では「君の膵臓を食べたい」をパラパラ読みしま
す。二中の皆さん、中間考査のふりかえりをしつつ、鋭気を養う週末
にしてはいかがでしょうか…。 (5月11日飯田芳男)
Hello校長室40
■中間考査がおこなわれました。誰もが良い結果を得られることを願
っています。1年生の皆さんは緊張したことでしょう。これから何度
か経験していくうちに勉強のコツを体得していきます。応援していま
す。私自身は、中1での緊張感を保つことができず、中2で中だるみ
し、この暗黒時代をとりもどすのに3年生ではとても苦労しました。
友人の「おれ、全然勉強してねえよ」というセリフにつられ、なまけ
ていたら悲惨な結果が待っていました。仲の良い友人も成績と進路は
一緒に付き合ってくれないということを学びました。「きちんと青春
しよう」って実感した我が中学校時代です。(5月10日飯田芳男)
Hello校長室39
■手作りハンバーグの給食でした。おいしくいただきました。私も年
に数回ハンバーグを作ります。難しい献立ですが時々挑戦しています。
子供のころ泥だんご作りの名手だったのが影響しています。味?です
か?まっ それなりです!料理は愛情と言いますが、作るほうが食べ
るより大変です。私は毎朝、家族のためにゆで卵を作ります。これが
また奥深い料理です。新鮮な卵はむきにきくいので、100円ショッ
プで買った「卵のからに穴を開ける機械」を使います。自分の気持ち
を冷静に保たないと卵が割れます。スクランブルエッグに変更した時
はそれが理由です。家族には告白できません。ゆで時間の調整もむず
かしいです。「固め」や「半熟」等、家族のリクエストを右から左に
ながす度胸も必要です。さらに卵をむくのにも高度な?技術をつかい
ます。冷やしたり水を流したり…。きれいにむけると嬉しいですよ。
時々、なんと卵の殻で指を負傷します。何事にもあきらめず、油断せ
ず、ていねいに取り組むことが大切なんですね。あっ 試験勉強も!
(5月9日飯田芳男)
Hello校長室38
■栗おこわと揚げたサバは絶品でした。さて今日はさわやかな陽気と
なりました。歳時記には「卯の花の匂ふ垣根にほととぎす早も来鳴き
て、しのび音もらす夏は来ぬ」(佐佐木信綱作詞)が登場しています。
夏が来るらしいとうたったのに、藤原定家が「来たらしい」と解釈し、
新古今集の夏の部に入れたという説があります。「初夏」も夏だから
まあ良しとしましょう。ところで、立川や北多摩あたりでは、「来な
い」ことを「きない」言っていました。そうなるとこの名曲「夏はき
ぬ」は、夏がいまだに来ていないということになります。ややこしい
ですが、おもしろいですね。「初夏」だとか「来ぬ」とか、ファジイ
なところが日本的で興味深いです。ところで3年生の皆さん、上賀茂
神社と下鴨神社で「かも」の字に違いがあります。修学旅行でぜひ、
理由を解明してください。 (5月8日飯田芳男)