日誌

校長室から

Hello校長室894


■日経新聞10月12日の夕刊は、見直してみたい敬語表現という記事でした。
「お水のほうは大丈夫ですか」は、「お水はいかがでしょうか」という表現で
じゅうぶんですという提言がありました。私はいつも電車のホームで「ドアを
閉めさせていただきます」というアナウンスに、なんて上品なんだろうと聞き
ほれていましたが、課題もありそうです。また、ある日教え子が「それな!」
と言ったのですが意味がわかりませんでした。さきほどは「なにげに校長じゃ
ん!」とつぶやいた生徒がおりました。言葉は楽しいものです。目くじら立て
ずに楽しむのもいいかなと思って聞いていました。なにげに。
                      (10月13日飯田芳男)

Hello校長室893


■昨日の猛暑(?)が一転し、雨降りの涼しい天気になりました。秋の空は
変わりやすいとはいいますが、京都あたりだと午前中天気が良くても、午後
は、ぱらぱらとしぐれが降ってくる「北山しぐれ」が有名らしいです。しぐ
れのあと、またすぐ晴れるようすを「きつねの嫁入り日照り雨」というそう
です。有名な天気の語句は、京都を標準としてできているらしいです。また、
京都で作られた品々は最高級品が多かったので「下りもの」、東京のモノは
「くだらん」と言ったとか。ほかにも「京都が標準だった証(あかし)」を
探してみます。               (10月12日飯田芳男)

Hello校長室892


■先生から私語を注意され、「けじめをつけなさい」と(先生に)肩をつか
まれた児童が「はなせばわかります」と名言を吐きます。児童は小学校3年
生。名言の主は『生協の白石さん』です。「話せば」と「放せば」がうまく
かかって教室が沸いたと言います。(10日の読売新聞に掲載)二中生の皆
さんが生まれていないのですが、大学の生協にお勤めの2005年頃の白石
さんのコメント力が大評判でした。時には学生からの無理難題も、ユーモア
にあふれた回答で、読み手の私も心が癒されたものです。私は今でもお手本
にしている方です。            (10月11日飯田芳男)

Hello校長室891


■私のもっているカレンダーは、明日がスポーツの日です。もちろんオリン
ピックの関係で祝日がうごいたのですが、うっかりする人がいないことを祈
ります。私は先日、出張を忘れました。相手先には丁重にお詫びをしました。
「誰にでもつい、うっかりはありますよね」と寛大なお言葉に甘えさせてい
ただきました。月並みですが、心から再発防止に必死です。
                      (10月10日飯田芳男)

Hello校長室890


■昨日は都内も地震の影響が残りました。私も電車の遅延で、学校に来るの
が遅れました。中でも日暮里と見沼代親水公園を結ぶ舎人ライナーは、終日
利用できないと報じられていました。日頃利用される方や、沿線の方々は、
ご不便かと思います。ところで「舎人(とねり)」と言う読み方はなかなか
難解です。舎人とは皇族や貴族に仕えていた方々の役職名と言われています。
なぜこの名がついたのでしょう。また、近くには都立舎人公園があります。
多摩地区とは違う歴史の香りにひたり、勉強したいと思います。いつか律令
政治の主人公の気分になってみたいとも思います。(10月9日飯田芳男)

Hello校長室889


■10月は神無月です。日本中の神様が出雲大社に集まるからと言われてい
ます。でも江戸時代の国学者「荷田春満(かだのあずままろ)」さんは、雷
が無くなる月だからと解釈したそうです。また、雅楽の十二律の音階の10
番目が上無(かみむ)なので「上無の月」が変化したという説もあるようで
す。ところで出雲地方では神が集まるので「神在月(かみありつき)」なの
だそうです。「神在月のこども」という映画も興味深いです。
                       (10月8日飯田芳男)

Hello校長室888


■給食でサツマイモをたくさんいただきました。旬の味を楽しみ、畑から命
をいただきほっこりした日に、ボランティア部の生徒はにんじんを収穫しま
した。丹精込めて育てたにんじんの味は格別だと思います。皆さんありがと
うございました。作物は土と太陽そして水が大事です。「土を耕すことが基
本」と農家の方は言います。大きさのちがう土のかたまりを、役割に応じて
上手に組み合わせるといいそうです。土をただ細かくしてもだめなのだそう
です。私は自分の心を、やみくもに耕している毎日です。反省です。
                       (10月7日飯田芳男)

Hello校長室887


■今日の月齢は29.1 20:06頃から月は新月になります。月の出は5時
ですが、今日はいくら探しても月は見えません。月齢は0と称することもで
きます。太陽と地球の間に月があると、地球からみると月の光が失われ真っ
暗になります。月が地球の周りをおよそ29.53日の周期でまわっていること
に関係があります。…と、中学の時教わりましたがこれ以上は説明ができま
せん。「願い事が最も叶う日」と祖母が言ってました。願いがかなった状態
でお願いするのがいいと、祖母の口ぐせでした。ある本にもそう書いてあり
昨日はびっくりでした。            (10月6日飯田芳男)

Hello校長室886


■西門を入り、藤棚の手前にタイムカプセルを埋めたことを示すプレートが
あります。平成2年12月1日に埋設した記録があります。当時の生徒の皆
さんは45歳前後になられるでしょうか。2040年までお預けのカプセル
ですが何が入れられているのでしょう。立川市制100年目の年がとても楽
しみです。大切にしたい二中のスポットです。 (10月5日飯田芳男)

Hello校長室885


■10月にしては暑い一日でした。それでも湿度はそれほどでもなく、生徒
は暑さをもろともせず校庭を駆けまわっていました。さて、暑いといっても
八百屋さんの店頭には梨や柿がならんでいます。熟したくだものに秋を感じ
ています。ところで熟すは「じゅくす」と読みますが、「こなす」とも読み
ます。「なんでも熟せるね。」と言われたら、「じゅくせるね」と読むので
はなく「こなせる!」と読みたいです。と、えらそうに述べましたが教員に
なってから知りました。漢字も一生勉強です。  (10月4日飯田芳男)

Hello校長室884


■澄んだ青空で一日が始まりました。さて今日は、昭和46年に八王子市が
自治体で最初に「ノーカーDay」を呼びかけた日だそうです。当時は、排
気ガスやばい煙の害が『公害』と称され、教科書にも登場していました。し
かし今では人々の協力で、『公害』とよばれる『害』の面は、大きく改善さ
れました。秋空を眺めながら、マスク着用でも深呼吸できることに感謝です。
                       (10月3日飯田芳男)

Hello校長室883


■兼好法師が鎌倉時代末期に書いた『徒然草』は、興味深い話題がたくさん
あります。そのなかの「花は盛りに」は、盛んに咲いている桜より、今にも
咲きそうなこずえや、しおれた花びらが点々とある庭にも見る価値があると
書かれています。「教養があるとはこういうことなのだ」と教えてくれてい
るような気がします。私も「今日、用がある」のはいいことだと自分に言い
聞かせています。               (10月2日飯田芳男)

Hello校長室882


■中間考査が終了し、秋晴れの中で下校できれば良かったのですが、台風の
影響で大雨に見舞われてしまいました。外は雨でも、心の中では青空を広げ
てほしいと思います。さきほど、2年生の教室にお邪魔しました。屈託のな
い笑顔の2年生も、来年の今頃は3年生と同じ立場になります。私が中2の
時、「来年は3年生だ」と自分に言い聞かせながらも、怠惰な生活習慣が改
まらず苦労しました。でも、賢明なる二中生の皆さんは心配はいりませんね。
目標に向かってゆっくりと歩みを進めてください。(10月1日飯田芳男)

Hello校長室881


■台風の接近で天気が心配です。しかし中間考査も気になるところだと思い
ます。今日の振り返りより明日に備えたほうが良いと思います。テストも天
気も気にならず明日を迎えられるといいですね。良い結果が得られるように
しっかり祈っています。            (9月30日飯田芳男)

Hello校長室880


■生徒に人気があるスパゲティーミートソースが給食でした。自校式給食の
学校では、給食のにおいでお腹が空いたものでした。二中生の皆さんは家庭
で「今日の食事は何かな」とにおいで台所に近づくこともあることでしょう。
私は中学の頃は勉強に飽きるとよく冷蔵庫を開けに行ったものです。我が家
の冷蔵庫内には目新しいものが入っていることがないのですが、一日に何度
も開閉していました。試験勉強に疲れたらどんな休憩時間を過ごしているの
でしょうか。私は休憩時間が多かった気がします。反省です。皆さんはがん
ばってください。              (9月29日飯田芳男)

Hello校長室879


■昨日の給食「他人丼」は、今月の予約率ベスト3に入る気がしています。
生徒の皆さんが、「他人」という言葉にひかれたのだと思います。牛か豚と
卵が入れば他人丼です。発祥は、関西だと聞いています。あぶら揚げがのっ
た京都のきつね丼や、かまぼこと卵の、木の葉丼等、関西はネーミングがお
しゃれなどんぶりが多いです。きつね丼の「卵とじバージョン」が衣笠丼と
呼ばれています。いつか京都で調査したいです。いくらと鮭も親子丼ですが
鴨と卵だといとこ丼です。もっと調べたいですが試験前はこれくらいで!!
                       (9月28日飯田芳男)

Hello校長室878


■中学時代、定期考査の数日前は、一緒に帰る友人4人がお互いに「勉強
してる?」と声をかけあっていました。成績が4人ともバラエティーに富
んでいたので、どう答えても私たちの友情がこわれることはなく、のんび
りしたものでした。時代背景も影響していたと思いますが…。中3の時は
「定期考査や入試が終わったら大人に近づく!」と思って元気??に試験
勉強をしていました。鏡の前で笑うことも試験勉強かもしれません。
                      (9月27日飯田芳男)

Hello校長室877


■満月から5日目は更待月(ふけまちづき)と言われています。月の出は、
「亥(い)の刻」午後10時頃だそうです。現代の東京標準時では、20時
29分に月が登場します。先人の案内とややずれますがそれも趣(おもむき)
があります。ところで、中間考査初日は9月30日です。旧暦ではありませ
んから、どうぞご留意くださいね。       (9月26日飯田芳男)

Hello校長室876


■読売新聞コラムで慣用句の『雨模様』を取り上げていました。雨模様とは
「雨が降っている状態ではありません」という解説でした。「雨の降りそう
な空」が正解でちょっとびっくりしました。でも世の中では雨が降っていれ
ば雨模様が多数説かなと思っています。混乱するので試験に出ないことを願
っています。さて今日は3年生の登校日です。雨が降らないといいですね。
                       (9月25日飯田芳男)

Hello校長室875


■私は、祝日があると、翌日が何曜日であっても月曜日と錯覚したことが
多々あります。月曜日の時間割をそろえて困ったことが何度かありました。
「休日の次は月曜日」と、パブロフの犬のように反応していました。中学
の時の模擬国会の授業で、私が「休日の次の日は休日にするという法律を
作る」という提案をしました。先生は「飯田君、落ち着いて考えよう」と
温かく声をかけてくださいました。つい昨日のようです。
                      (9月24日飯田芳男)