日誌

校長室から

Hello校長室794


■枝豆ごはんとさわらの西京みそがけの給食でした。魚へんに春と書いてサワラと
読むのは、二中生の皆さんから、「いまさら言わないでください」と言われてしま
いそうですね。ではあと一歩解説を進めます。まぐろを細くしたような魚なので、
さ➡狭い わら➡腹と言う言葉が転じて、サハラ。サハラが、サゴシ➡ヤナギ➡
サワラと成長するにつれ名を変える出世魚だそうです。体調70センチ以上がサワ
ラと呼ばれるようです。関西は春が旬、関東は冬が旬!でも夏本番前の今日もおい
しくいただきましたね。味噌味も最強でした!      (7月5日飯田芳男)

Hello校長室793


■高校野球、都の予選が始まりました。卒業生の活躍も楽しみです。昨日の開会式
では、アナウンスや独唱で活躍する高校生も紹介されていました。二中でも週末は
部活動にいそしむ生徒の姿がありました。部活に限らず、二中生の皆さんが健康で
過ごしてくれていることが何よりです。         (7月4日飯田芳男)

Hello校長室792


■南側の門は昨年ペンキを塗りました。おごそかな門柱は『これぞ正門』と言わん
ばかりにオーラを放っています。今は開かずの門になってしまって残念ですが、開
校して数年は、人も車も通る二中の表玄関でした。卒業生が門柱を入れて撮影した
集合写真がアルバムに写っています。校名の脇には『贈 第十三回卒業生』とあり
ます。卒業生の皆さんは、75歳前後になられるのでしょうか。大先輩方の青春は、
令和の二中生にしっかり受け継がれています。      (7月3日飯田芳男)

Hello校長室791


■今日は半夏生(はんげしょう)です。二十四節気でありませんが、雑節とよばれ
ます。雑節は季節の移り変わりがわかる日です。節分や八十八夜等、九つあります。
二中生の皆さんは興味がわかないと思います。でも知っておくといいですよ。大人
のたしなみ?ですね。夏至から数えておよそ11日目が半夏生です。葉が半分白く
なる草が半夏生です。カラスビシャクとかカタシログサと呼ばれるようです。この
草が生えるから半夏生です。そして今頃の雨が半夏雨(はんげう)と言われます。
大雨になります。今日はまさにそんな天気です。気象の知識は、モネさんからいた
だいています。                    (7月2日飯田芳男)

Hello校長室790


■年に何回か「森は海の恋人」を読み返します。牡蛎(カキ)養殖の専門家
の方の著書です。おいしいカキの養殖は、海がきれいでなくてはなりません。
でも海に流れる川の水も清流が望ましいのです。さらに欲を言えば地下水は
土が良くなくてはなりません。葉が落ちたら土に栄養が満たされます。です
から森と海は恋人です。梅雨の大雨は困りますが災害にならなければ、貴重
な水資源になります。梅雨も自然には欠かせないのですね。今日は学校を出
る時カエルに出会いました。そのカエルは、二中に来たのか家に帰るのか?
ゲコゲコと鳴いていました。あっ ゲコウですね。(7月1日飯田芳男)

Hello校長室789


■6月30日で今年の上半期が終わります。明日からは後半戦です。二中生
の皆さんは時のながれが早いと思いますか?早いと感じると大人への第一歩
を踏み出したと言えるでしょう。3年生の皆さんの中には、「毎日があっと
いう間です」という人もいるかもしれませんね。もし進路のことが気になっ
てあせっている人がいたら、来年の今日のことを思い浮かべてみるといいで
すね。思いめぐらしていると心が落ち着きます。私は去年の今日、どんなこ
とで悩んでいたか?思いめぐらしたものの、よく覚えていません。どうやら
プレッシャー様はにっこり笑って去って行かれたようです。
                       (6月30日飯田芳男)

Hello校長室788


■学校運営協議会の皆さんが立川の思い出を語っていました。昭和がよみが
えるなつかしいお話ばかりでした。私は、高校野球の応援で立川市営球場に
来て、サンモリノのスパゲティーを食べたのが思い出です。母校が勝たない
と何度も食べられないので必死に応援していました。昭和58年に昭和記念
公園が開園しました。開園直後に友人と訪れ、広さを実感しました。少しだ
け基地の町のおもかげがありました。二中生の皆さんにとっては、当然今は
「わが町立川」ですね。皆さんもそろそろ「立川の駅に降りただけで元気に
なる」という言葉に「イイネ」をうつようになりますよ。
                       (6月29日飯田芳男)

Hello校長室787


■今朝は学校に着く5分位前に、うぐいすの鳴き声をききました。まだ鳴き
方が今一歩だったので、子供のうぐいすだったかもしれません。ホーホケキ
ョのホーが、あまり伸びずに終わってしまいました。すると、親鳥が見本を
きかせます。美しい「ホーホケキョ」でした。私はうぐいすの実物をみたこ
とがありません。カッコウもそうです。遠野物語では二羽の姉妹の鳥が登場、
姉はガンコでカッコウになり、妹はホトトギスとなって「包丁欠けた」と鳴
いているという話題が定番です。うぐいすやカッコウのいるところにホトト
ギスがいるようです。でもやはり本物は見たことがないです。しかし私には
鳴き声が「特許許可局」と聞こえています。  (6月28日飯田芳男)             

Hello校長室786


■本校の校章の印象のせいか、スクールカラーは?という問いに青、紫、紺
という答えを述べた教職員がいました。たった3人ですが…。「あけぼの」
という町名から、オレンジ色!と答えた者が1名いました。私です。思い描
く色のイメージは、人それぞれで良いのでしょう。人生色々です。
                       (6月27日飯田芳男)

Hello校長室785


■今日の月齢は15.7。今宵は、ほぼ満月が見られると思います。天気が良
いことを願います。先人は月の満ち欠けで生活をしていました。それはそ
れはロマンがあったと思います。さて、今日は暑い一日になりそうです。
今朝、日の出は4時27分。きのうは4時26分でした。着実に季節は動
いています。                (6月26日飯田芳男)

Hello校長室784


■今日発行の読売中高生新聞に、『和菓子を楽しもう』というコーナーが
ありました。そこで「黒文字」を知りました。黒文字というのは、和菓子
をいただくときに使う、大きめの「ようじ」です。クスノキ科の黒文字と
いう木を削って作られていることを知りました。二中生の皆さんは、つま
ようじ(爪楊枝)ならご存じでしょう。お新香や果物を取るときに便利で
す。また大人の人が食べたあとにひっそりと歯のお掃除に使っています。
お食事中の方はごめんなさい。でも爪楊枝の用途は元々は歯ブラシだった
ようです。クスノキを使うのも殺菌が理由という説もあります。黒文字は
和菓子を上品に口に運ぶために欠かせない品です。私は串にささったおだ
んごが好きですが、これからは黒文字を使って、時間をかけ上品にいただ
こうと思います。             (6月25日飯田芳男)

Hello校長室783


■昨日の名言カレンダーに「やり方次第でおもしろくなるよ」とありまし
た。勉強もそうですし、ひいては人生もそうかもしれません。勉強は楽し
いばかりではありませんが、確かにやり方次第で気持ちの持ちようが変わ
りそうです。私の持論ですが、つらいことも大変なことも「始まれば終わ
ります!」私も今やっていることを、ちょっとだけ工夫して明日を迎えよ
うと思います。明日は、自分の努力で変えられますから…!
                      (6月23日飯田芳男)

Hello校長室782


■シャープペンの音が鳥たちにも届いているのでしょうか。校庭に生徒が
来ないので羽休めの鳥がくつろいでいました。生徒の皆さんは、今日も机
に向かっていることでしょう。ピアニストの中村紘子さんは「練習はうそ
をつかない」と言って練習に励んでいました。先日青バットで二打席凡退
だった大谷翔平選手は、黒バットに持ち替えてホームランを打ちました。
私のテスト前は、苦手な教科から逃げていました。今でも反省しています。
二中生の皆さんはていねいに準備をしていると思います。がんば~れ!
                      (6月23日飯田芳男)

Hello校長室781


■スパゲティーミートソースの予約率が高かったようです。ミートソースと
ナポリタンは毎月登場させてほしいと勝手に思っています。試験前は消化の
よい食事にかぎります。期末考査に向けて、食事と睡眠をほどよくとりしっ
かり準備をしてくれることでしょう。今宵は、横浜流星君を見るのをがまん
ですかね。私が見ておきます!準備はむだにはなりません。応援しています。
                       (6月22日飯田芳男)

Hello校長室780


■北海道を除いて梅雨入りしたようです。私は梅雨入りした日を『入梅』と
思っていたら、江戸っ子は「つゆ」の期間全体を入梅と言っていたそうです。
金田一春彦先生の本で読んだ記憶があります。ですから『梅雨空』を『入梅
の空』と呼んでもさしつかえないようです。日本語の細やかさが嬉しいです。
さて、週のはじまりです。味わいのある言葉に心を通わせ、梅雨を楽しみた
いですね。それにしてもなぜ江戸っ子だけが入梅と言うのでしょうか?…。
チコちゃんに聞いてみようと思います。     (6月21日飯田芳男)

Hello校長室779


■明日は夏至です。東京の日の出は、新聞発表では4時25分です。日の入
りは昨日同様19時です。日照時間はおよそ14時間33分です。北海道の
稚内(わっかない)では、日の出が3時45分頃、日の入りが19時25分
頃です。日照時間は、何とおよそ15時間40分です。ところで、夏至の日
に、関西では「タコ」を食べるようです。各地調べてみると三重はみょうが、
香川はうどん、福井は焼きさば等です。それぞれの理由までは、ちょっと…
わっからないです。 (´`)           (6月20日飯田芳男)

Hello校長室778


■今日の日の出が4時25分、日の入りが19時です。昼間が長いので勉強
に最適?かもしれません。時間は誰にでも平等に与えられるのですが、早く
終わってほしい時、時間はスローモーションのようにゆっくりです。また、
楽しい時を過ごす際は、「楽しくてあっという間だった」という感想を口に
することが多いです。二中生の皆さんも「勉強がはかどって、あっという間
に時間が過ぎた」という週末になることを祈っています。
                       (6月19日飯田芳男)

Hello校長室777


■ラジオ少年だった私は、ゲルマニウムラジオの制作に情熱を燃やしていま
した。中学の技術科の時間がとても楽しみでした。3年生はラジオが完成し
たら長寿番組「昼のいこい」を聴いてほしいです。見事な完成を祈ります。
さて、西門を通るとくちなしの香りがします。今日はようやく花を見つけま
した。三大香木(さんだいこうぼく)といえば、ジンチョウゲ、くちなし、
キンモクセイです。くちなしは実をつけますが、実が熟しても口が開きませ
ん。まさにくちなしです。くちなしの花言葉の一つは「とてもしあわせです」
と紹介されています。くちなしの花の命は短いです。でも今日対面できて、
私はとてもしあわせです。           (6月18日飯田芳男)

Hello校長室776


■梅雨入りをしても時々晴れ間があると嬉しくなります。つゆ晴れはホッと
します。しかし大日本国語辞典では、「つゆ晴れ」は梅雨明け後の晴れ間の
ことと明記されています。私は何十年も使い方を間違えていました。むしろ
さみだれの晴れ間を示す「さつき晴れ」の方が「今頃らしい」と、言語学者
の大槻先生は述べています。私は、5月の連休ごろのさわやかな晴れの日を
思いっきり「さつき晴れ」と言っていました。まだまだ勉強です! 
                       (6月17日飯田芳男)

Hello校長室775


■梅雨入りとなって、アジサイの色があざやかになりました。二中生の皆さ
んも見事なアジサイを楽しんでいることでしょう。私が中学生の時、リトマ
ス紙は何でつくるか?という質問に、友人が「アジサイの花でつくる」と答
え、理科の先生が「間違っているけどその発想は立派だ!」とほめました。
毎年そのエピソードを思い出します。さて、アジサイはあじさいと書いたり
紫陽花とも書きます。でも七変化(しちへんげ)、四片(よひら)、手毬花
(てまりばな)、オタクサ、八仙花(はっせんか)と言うアジサイの別名が
あるのを知っていると楽しいですね。アジサイの花びらは4枚なので「よひ
ら」とよぶようです。「よひら」という名の和菓子をさがすのも楽しいです。
                       (6月16日飯田芳男)