日誌

校長室から

Hello校長室744


■今日も西門に立って、挨拶運動に来校の地域の方と登校の様子を
見ていました。25分のチャイム後は私一人になりました。すると
カラスが路上に舞い降り、横断歩道を渡りながら私に近づいてきま
した。するどいくちばしです。「おはよう」と言うべきか無視する
べきか葛藤しました。「誰とでも仲良く」と言ってる手前、無視は
できません。カラスは近づいてきます。私は恐怖で、あとずさりし
ましたが、よく見ると体が小さい子供のカラスでした。1分位する
とこのカラスは、なんと同じように小さな体の三羽の仲間を呼んで
きました。四方をカラスに囲まれた私は、手をクロスし「また今度
ね」とささやきました。カラスは「ジャアー」と鳴いて去っていき
ました。ひょっとするとカラスのパン屋さんの子供だったのかもし
れません。              (4月16日飯田芳男)

Hello校長室743


■今朝の学校は14度、湿度は35㌫くらいでした。雨模様の昨日
の湿度は80㌫でした。今日は乾燥した晴天となりましたが、少し
気温が低めでしたので「ひんやりさわやか」といったところでしょ
うか。今日は富士山に雲がかかっていたので明日は天気がくずれる
かもしれません。この頃はスマホで風速も気圧も測れるので、気象
予報士顔負けの予想ができると思います。私は気圧が低くなると、
笑顔が少なくなるようです。それでは皆さんに迷惑がかかかるので、
いつも「心の青空」を心がけています。職員室から「ウッソー」と
いう声が予想されます。        (4月15日飯田芳男)

Hello校長室742


■本校の藤棚を見上げると、紫色の花が咲き始めたのがわかります。
用務主事が剪定をしているので毎年花が咲きます。全国の藤の名所
には藤棚がなくても美しく咲いているところがあります。二中生の
皆さんも「藤の名所」を訪れたことがあると思います。私は名所は
多く知りませんが、藤色は好きです。時々、お坊さんの袈裟(けさ)
や、神主さんの衣装にも藤色が使われているのを見かけると、ちょ
っと気になります。私も「藤」について調べてみようと思います。
                   (4月14日飯田芳男)

Hello校長室741


■委員会活動が始まります。私は中1の春、委員になりたくて立候
補して二度落選しました。係より委員と名の付く職になりたかった
のは私が見栄っ張りだったからです。一生懸命スピーチをしたので
すが私より上手に演説をした友人が当選しました。私は国語係にな
りました。とても怖そうな先生でしたが、係になったおかげで親し
くなれました。落選した当初は嫌でしたが、縁がある係や委員にな
れば楽しいものです。私は何でも一回で当選したり合格したりした
ことがありません。でも、そこそこ、ご縁があるところにおさまっ
てます。負け惜しみ?いえいえ自己弁護です。
                   (4月13日飯田芳男)

Hello校長室740


■給食の片付けが上手な生徒が多いです。給食当番は週末にかけて
とても動きがよくなります。一週間で交代するようなので、木曜や
金曜あたりは最高のパフォーマンスを発揮します。はて?私ですが
何十年も生きているので、今や最高のパフォーマンスを発揮してい
るはずですが、どうもそうではありません。いつのまにかピークを
過ぎ、賞味期限切れが近づいています。いえ、二中生の皆さんをお
手本に頑張ります!月曜日の誓いです。(4月12日飯田芳男)

Hello校長室739


■今日は今年になって101日目です。私は、元旦にたてた計画を
見直して101回目の反省をしたところです。人生のほとんどを反
省の時間にあてています。明日からは二中生の皆さんに学び、月並
みですが充実した週でありたいです。  (4月11日飯田芳男)

Hello校長室738


■学区域を歩いていても、カッコウとウグイスの鳴き声を耳にしま
す。私にだけ声をかけてくれていたのかなと、つい都合よく解釈し
てしまいました。でも鳥や動物が何を話しているか、科学が進歩し
ても人間は知らない方がいいのかもしれません。さえずりや鳴き声
に、人間がわからないなりに、いつくしみをもって接した方がかえ
って趣(おもむき)があるように思います。私は金魚に話しかける
こともあります。しかしいつもどの金魚も、私の声かけをいやがる
そぶりを見せます。キンギョ迷惑なのかもしれません。  
                   (4月10日飯田芳男)

Hello校長室737


■地域の方も挨拶運動をスタートしていただきました。いつもの猫
ちゃんも新学期に合わせて二中生の見守りに参加です。どの学年も
挨拶がじょうずです。今日のカレンダーの名言は『あいさつはここ
ろ』でした。こころの底から、こえ高らかにあいさつすれば、ろう
にゃくなんにょ(老若男女)みんな明るく元気になれるという意味
だそうです。頭文字が「こころ」なんですね。学びました。週明け
も、二中生の皆さんの笑顔とあいさつを楽しみにしています。
                    (4月9日飯田芳男)

Hello校長室736


■唯我独尊(ゆいがどくそん)という言葉があります。「うぬぼれて
いる」という意味で使われていますが、本来は「すべての人の命に等
しい価値がある」ことを教えた言葉と言われています。仏教の祖、お
釈迦様の言葉です。お釈迦様は、誕生した直後に東の方角へ7歩歩い
てから、右手で天を、左手で地を指し「天上天下(てんじょうてんげ)
唯我独尊」と宣言したそうです。今日8日が誕生日です。お釈迦様が
花園で生まれたので、お釈迦様のお誕生日を花まつりと呼ぶようです。
お寺によっては甘茶をごちそうしてくれますね。私は6歳の時、甘茶
を「うまーい」と叫びながらお坊さんからいただいた記憶があります。
                     (4月8日飯田芳男)

Hello校長室735


■入学式に参列される保護者の自転車置き場です。自転車のマークが
石灰で描かれているのでユーモラスです。大きな行事はいろいろな係
を教職員で分担します。以前も述べたのですが、私は卒業式の係で、
「あめふらし」の係になりました。当然「雨の音」を用意しました。
6年生の先生は大笑いして「アメフラシの写真を大伸ばしする係だよ」
と教えてくれました。アメフラシとは潮が引いた後に見ることができ
るウミウシの仲間でした。臨海学校の思い出の場面だったのです。恥
ずかしい思い出は忘れることにしています。(4月7日飯田芳男)

Hello校長室734


■小学校の初日は外で「学級開き」が行われることが多いです。入学
式の関係です。あわただしいですが、新たな学校生活がはじまる清新
な雰囲気は感じられました。桜が満開だったからかもしれません。最
近は始業式の日には桜が散っています。地球温暖化は始業式の景色も
変えています。変わらぬは春の訪れを喜ぶ私たち、いえ私です。万葉
の春に感謝です。             (4月6日飯田芳男)

Hello校長室733


■「♪菜の花畑(畠)に入り日うすれ見渡す山のは かすみ深し」
と歌われるおぼろ月夜。「山のは」というのが、山の端を意味する
ということは二中生の皆さんならおわかりだと思います。ちょうど
多摩にもあてはまる心なごむ光景かもしれません。私は時々中央線
から、秩父や青梅の山並みをながめていますが、それは眼精疲労を
取り除くためです。お恥ずかしいかぎりです。ところで、菜の花だ
けでなく青い「ムラサキハナナ」も今が盛りとばかりに咲いていま
す。またこの時期、芽吹いてきた木々もたくさんあります。自然界
も新学期です。             (4月5日飯田芳男)

Hello校長室732


■今日はアンパンの日です。八重桜の花びらの塩漬けをアンパンに
埋め込んだ業者が、明治天皇に献上したのが今日だということです。
私は牛乳が苦手でしたが、中学の友人たちが「アンパンと牛乳は合
う」と言うので今もその習慣を守っています。最近ではアンパンの
あんは、食物繊維が豊富だとテレビで知り時々食べています。主体
性のない私です。            (4月4日飯田芳男)

Hello校長室731


■昨日ツバメを見ました。低く飛んでいたので雨が降るのかなと気に
なりました。ツバメが登場し、ツツジが咲くと早くも初夏を感じます。
暖房も冷房もいらない期間が年々短くなっているような気がします。
おだやかな天気が続くことを期待し、新入生を迎える春を実感したい
ですね。                  (4月3日飯田芳男)

Hello校長室730


■新学期の準備に忙しいころかもしれません。小学校への入学準備は
親御さんが大変です。私も経験がありますが、学用品に名前を書くだ
けでも多くの時間をさいたものです。保育園や幼稚園の入園準備では
ふとんカバーやシーツカバー、ぞうきんもありました。手作りがいい
のでしょうがなかなかそうもいきません。今はぞうきんも売られてい
ますが私の子供の頃は、親が古いタオルを縫い合わせ作ってくれまし
た。苦労をかけたなと思います。その頃父が「鉛筆に貼る名前シール
があればいいなあ」と言っていました。今なら少し楽をさせることが
できたなと空に向かってつぶやきました。  (4月2日飯田芳男)

Hello校長室729


■4月1日になりました。祖母に「四月一日さんに出会ったら失礼が
ないように、わたぬきさんですねと、ご挨拶をするものだ」と教えら
れました。その後、このお名前は、昔は4月1日に衣替えの「綿抜き」
をした名残だと大学の民俗学の授業で知りました。それにしても祖母
がどうして話題にしたのか謎です。50年前の今日の事です。アメリ
カンクラカッカーという不思議なおもちゃが流行っていた頃です。 
                      (4月1日飯田芳男)

Hello校長室728


■陸上部員の走る姿に魅せられてしまいました。見事な走りです。
さすがですね。私だって…エヘン、中学時代は50㍍6秒9という
記録保持者です。それが人生のピークです。以来、下降線をたどる
ばかりです。でも40歳になった頃、秩父でイノシシに追いかけら
れ全速力で逃げました。その時も6秒9は軽く出してたと思います。
革靴でしたからおそらく世界新記録だと思います。さて今日は年度
末の31日です。月日は誰にでも平等にながれていきます。新たな
出会いに感謝です。          (3月31日飯田芳男)

Hello校長室727


■ソメイヨシノが見ごろを終えても、杏子(あんず)や桃(もも)
李(すもも)の花を楽しむことができます。昔は、桃や李の花は美
しいので、人が集まりやすい、だから自然に木の下に道ができると
言われていたそうです。李はやや白い花ですが、二中生の皆さんに
はプラムと言ったほうがわかりやすいですね。さて、自然に木の下
に道ができるという話は司馬遷の史記に登場します。また中国では、
「桜は梅になれないし、桃は李になれない。だからみんないいとこ
ろがある」という意味の「桜梅桃李」(おうばいとうり)という、
ことわざも存在します。そういえば、私によ~く似た???俳優の
松坂桃李さんのお名前に由来するのかもしれませんね。
                   (3月30日飯田芳男)

Hello校長室726


■四季折々の美しさにふれると、いろいろなことに思いがめぐりま
す。桜(ソメイヨシノ)が満開になっていくと、花びらが白くなっ
ていくなあと思ったのは、私の目の錯覚ではなかったようです。開
花したばかりの頃は赤みが濃いようです。花びらは水を消毒するの
で、玉川兄弟は上水に沿って桜を植えた?等、勝手な推測は続きま
す。昨日と同じ天候はありません。今日の風の心地良さは、いつま
でもとっておこうと思います。     (3月29日飯田芳男)

Hello校長室725


■ソメイヨシノは枯れて散るのではなく、生きたままきれいに散っ
ていきます。それが人の過ごし方や所作に例えられることもありま
す。桜の満開が告げられてほぼ1週間、もう少し楽しませてほしい
ですね。               (3月28日飯田芳男)