日誌

校長室から

叔父と伯父(7月21日)

 おじさんのおじを漢字で書くと叔父、伯父と2通りあります。生徒の皆さん、この違いは何だと思いますか? 自分の両親より年上の兄姉に当たる人物か、年下の弟妹に当たる人物なのかで漢字を使い分けます。両親の兄姉であれば 伯父 伯母 両親の弟妹であれば 叔父 叔母 となります。
 伯は年長者を敬う意味が含まれています。画伯や伯爵など目上の人に使われる漢字なので上の人物には 伯 と覚えられます。漢字は意味が分かると覚えやすいものがたくさんありますね。

T字路(7月20日)

 三方向に別れる三叉路のことをT字路と呼びます。アルファベットのTに似ていることからこの名で呼ばれていますが法律上の正式な名称は 丁字路 ていじろ ということを知りました。道を表す言葉は、江戸時代に既に生まれていたそうです。
 丁には道を表す意味が含まれています。住所にも使われています。なるほど!と思いました。通学路には ていじろ はいくつありますか。ちょっと使いたくなりました。

ショートケーキ(7月19日)

 ショートケーキのショートとはどんな意味があるのか 何が短いのか ふと思いました。日本のショートケーキはアメリカのショートケーキを日本流にアレンジしたものだそうです。アメリカではビスケットの間に生クリームとイチゴを挟んだものをショートケーキと呼びます。ショートには サクサクしたという意味があるとのことです。
 言葉の由来を調べてみるのも面白いかもしれません。ショートケーキを食べる時に違った味わいがあるかもしれません。

対話(7月18日)

 対話と会話はどのような違いがあるのだろうか。対話とは、言葉を通じて互いの考えを理解しあうことを意味します。授業では 主体的、対話的で深い学び が求められています。なぜそう考えるのかの根拠を示すことが大切になります。
 企業ではコミュニケーション力が求められています。単なる会話のみでなく対話も含めた力が必要となります。対話は思考力を高めます。発問も重要になります。授業づくりはワクワクするものです。