日誌

校長室から

Hello校長室28

■連休ですが、お仕事をされている方もたくさんいらっしゃいます。
二中生の皆さんも、学習や部活にいそしんでいるのでしょう。さてこ
ういった休みには、警察や消防、警備の方々の存在は心強いものです。
人の暮らしには「安全を守る」仕事が欠かせません。そういえば都心
をはじめお城のある土地には、「見附(みつけ)」と呼ばれる地名が
たくさんあります。東京では四谷見附、赤坂見附がおなじみです。お
そらく城門や橋があり、お城への不審者の侵入をふせいだのでしょう。
江戸の頃は大名や旗本がその仕事についていたようです。また、皇居
の大手門の警備が当時最も給料が高かったと言われています。興味深
い歴史スポットです。私もこれからは、意欲的に「見附」をみつけよ
う??と思います。           (4月28日飯田芳男)

Hello校長室27


■今日は離任式でしたが、新元号について生徒に話しました。令和は
最初の元号「大化」から数えて248番目です。たくさんの元号があ
ったのですね。でも慶応・明治・大正・昭和・平成はすらすら言えて
も他は断片的です。天保、寛政、享保と言ったら三大改革ですから知
ってます。「人よむなしい応仁の乱」でおなじみの応仁は、有名です
が元号らしくありませんね。二中生の皆さんの元号ベストスリーとい
えば何でしょう?私は1位が昭和、2位が天平の甍(いらか)が好き
なので天平、3位は祖父母が生まれた明治です。元号に対して大した
知識がないものでお恥ずかしいです。ところで漢字の令は小4で習い
ます。和は小3です。私は、漢字の意味を考えながら、新しい時代へ
の抱負を考えてみようと思います。昭和63年に都の教員になった私
は、平成が終わるのがちょっと寂しいです。(4月27日飯田芳男)

Hello校長室26

■昨日の読売新聞「こどもの詩」を引用します。かげふみという題で
す。『だいじょうぶだと おもうけど いたいとこあったら いって
ね ふまないように するからね』幼稚園に通っているお子さんの詩
です。二中生の皆さん、私にもこういう純粋な感性を持っていた時期
がありました。歩いていてアリが行列していると立ち止まったもので
す。また、大人に、「いいだくん、海の水はなぜしょっぱいの?」と
聞かれて、「おさかなさんんが泣いているから」と名言を残しました。
表現力をみがくには、心の鏡をみがかなくてならないなあと、この頃
つくづく思います。私は二中生の皆さんの一挙手一投足に学び、心の
鏡をせっせとみがいています。       (4月26日飯芳男)

Hello校長室25


■昨日は、サンジョルディにちなみ書店に出かけました。数冊購入し
ました。いえ、贈り物ではありません。自分のためです。今日は偶然
読売新聞が、全国中学ビブリオバトル決勝の記事を載せていました。
グランドチャンプ本は「昆虫はすごい」(光文社新書)でした。記事
のタイトルもセンスがありました。「無視できない虫の世界」です。
この本の中には、「恋愛や戦争、人間がやっていることはたいてい先
に(昆虫が)やっている…」と書かれているそうです。ユニークな視
点だと思います。1月は高校生のビブリオバトルがあります。毎年楽
しみにしています。私は以前から、バナナのたたき売りや、ういろう
売りも、ビブリオバトルのようだなと思っていました。二中生の皆さ
ん、いい視点でしょう?  えっ、ちがいますか。そんなバナナ!?
                   (4月25日飯田芳男)

Hello校長室24


■手作り白桃ジャムをつけてパンをいただきました。先日、「パン食
危機」という記事を読みました。給食のパン食が減って、パン屋さん
の廃業がふえているという内容でした。給食用のパンを製造してくれ
るパン屋さんにはまだまだ活躍してほしいと思います。さて、ハナミ
ズキがきれいな頃となりました。二中にはハナミズキが多いです。こ
のあたりでも、国立駅に向かう街路樹はハナミズキが今が盛りと咲い
ています。一青窈(ひととよう)さんの名曲「ハナミズキ」は、「百
年続きますように」という言葉が多く使われれています。ハナミズキ
は、6040本の桜をアメリカに贈った返礼品と言われています。ア
メリカのタフト大統領から1915年に東京市がいただきました。花
言葉は「答礼」。今は3世代目の木で、原木が都立園芸高校にあるそ
うです。2015年4月10日に「ハナミズキ100年祭」が盛大に
行われました。一青窈さんは、母から子へのメッセージとしてこの曲
を作ったのでしょうか。「百年続きますように♪…。」目が潤みます。
                    (4月24日飯田芳男)