日誌

校長室から

エビングハウスの忘却曲線(4月16日)

 「エビングハウスの忘却曲線」とは、忘れるまでの時間と記憶の関係を表した図のことで、ドイツの心理学者のヘルマン・エビングハウスという人が提唱したものです。

 人の脳は一度勉強したことは、1時間後には56%忘れ、1日後には74%、さらに一週間後には77%、1ヶ月後には79%忘れるとされています。もちろん、これには、個人差があります。時間が経つほど、記憶は減るというのは事実です。

 復習のタイミングをどうしていくか。記憶を定着するにはどうしたらよいか、是非、調べて取り組んでみてください。

 そこから昨日の記事にある、付箋を活用して、特許をとって商品化した高校生には脱帽です。

ふせんへの気付き(4月15日)

 4月14日の朝日新聞の夕刊に高校生が考案した ふせん に関する記事がありました。
 単語を覚えたのに、すぐ忘れてしまう→効果的な復習はないか→エビングハウスが提唱した忘却曲線を活用した問題集に出会い、取り組む→成績が向上→より効果的な方法を考えたときにふせんに出会う。

 ふせんから特許を申請→試作品を生産してくれる会社を探し、2社か決定。

 「エビングハウスフセン」と名付け、販売もはじまる。

 発明は身近なものにある、効果的な方法を探す(探求する)なかで発見、気付きがあると強く感じました。

 忙しさに心を失われず、アンテナを張っていきたいです。

杉の木(4月14日)

 中学校給食の共同調理場方式の移行に伴い、校舎の工事が始まります。1年生の昇降口が2年生と重なり、ご不便をおかけしております。工事に伴い、杉の木も切られてしまう予定です。長年、第二中学校を見守ってきた杉の木、伐採後に何か活用できないかと思うところです。

  

進んで学ぼう③

 内発的動機付けには、楽しいからやる、自分の成長が実感できる、ワクワク感があるという要素があると思います。
 他者から認められることや、認められている自分を感じることで、内発的動機は高まるそうです。
 子どもが自分でできたということが実感できる そのような取組を目指していきたいです。

進んで学ぼう②

 学習意欲 やるきスイッチはどこにあるのか、知りたいところです。
 
 脳科学の知見では、「線条体」という脳の中心部に近い部分に位置する領域が動機付けと関連しており、やるきスイッチの場所かもしれませんと言われています。内発的動機付けが高いほど、線条体が活発になるそうです。

 内発的動機付けって何? みなさんもちょっと調べてみてください。

ありがとう(4月11日)

 全校朝礼が行われました。全校生徒545名でのスタートです。自分の命、仲間545人の命を大切にすることをまず最初に伝えました。

 私達はお互いに支え合って、励まし合って、多くの人と関わり合って生活しています。お互いに「ありがとう」と感謝のことばを声に出して、伝えていこう、そして世界一、「ありがとう」のことばであふれる学校、立川第二中学校にしていきましょうと話をしました。

 今日は、ありがとう のことばを だれかに 伝えたかな!

進んで学ぼう(4月10日)

 本校の教育目標に「進んで学ぼう」があります。「学ぶ」だけでなく、「進んで学ぶ」というのは、学習意欲と関連します。
 進んで学ぶには、学ぶことが楽しいと感じることが必要です。そのために先生方は今日も授業づくりに励んでいます。
 自分が興味のあることを少しずつ追求していくのが良いかもしれません。

魔法の言葉(4月9日)

 先日、テレビをみていたら、あるお医者さんがストレスをためない、魔法の言葉を紹介していました。それは「お先にどうぞ」という言葉です。その言葉を使うと心が落ち着いていくそうです。
 忙しい時でも「お先にどうぞ」と言えるように励んでいきたいと思いました。 

新入生歓迎会(4月8日)

2,3年生による新入生歓迎会(各種委員会の紹介、部活動紹介)が行われました。1年生は、何に取り組んでみたいと思いましたか。あらたな挑戦ですね。2,3年生も自分のやりたいことに積極的に取り組んでください。

 青春です。

 

 

 

 

入学式(4月7日)

 第76回入学式を行いました。182名(在籍数)の新入生を迎えました。新入生の皆さんは、今日から立川第二中学校の一員です。担任の先生から名前を呼ばれ、しっかりと返事して、より中学生になった実感が強くなったと思います。

 入学式では中学校生活が始まるにあたり、心がけてほしいことを2つお話ししました。

 一つは、「お互いを認め合う」ことです。

 二つ目は、「挑戦、チャレンジする」ことです。

 是非、取り組んでみてください。

着任式・始業式(4月6日)

 着任式・始業式が行われました。今年度は多くの先生方が異動し着任しました。詳しくは本日配布された学校だよりを御覧ください。
 私からは、立川第二中学生で本当に良かったと心から思えて卒業していこう、そのために何を行うことができるか、自分の中に答えはある と伝えました。
立川二中生としての誇り、プライドをしっかり育てていきたいと思います。
 明日は入学式です。先輩として進んで準備をしてくれる2,3年生 ありがとうございます。

Hello校長室1063


■今日はオーケストラの日です。ミミにイチバンという語呂合わせで3月31
日になったようです。今日は、全国で特色あるオーケストラの演奏会が行われ
ることを知り驚きました。二中の学び舎もオーケストラの演奏会に例えること
ができます。一人一人が自分のパートで一生懸命であり、気持ちを一つにして
物事を成し遂げているからです。「二中オーケストラ」は、これからも数々の
名曲を披露することでしょう。南風が心地良い学び舎です。   
                        (3月31日飯田芳男)

Hello校長室1062


■3月は弥生と呼ばれます。金田一春彦先生によれば、イヤオイが転じた名称
とのこと。「いよいよ茂ること」を意味するそうです。旧暦の三月のことなの
で「花見月」や「桜月」とも呼ばれたそうです。たまには旧暦の味わいにひた
るのも「いとおかし」です。万葉の春は気持ちがおだやかになります。
                        (3月30日飯田芳男)

Hello校長室1061


■花曇りの一日になりました。桜を長く楽しめると思えば、良しとしたほうがい
いかもしれません。天気も人生も同じです。良いとき、そうでないときも、これ
から良くなると信じて過ごしたいですね。明けない夜はないと信じましょう。
                          (3月29日飯田芳男)

Hello校長室1060


■校庭の桜も見事に満開です。校歌の二番が示す通り、さすが清新の花どころで
す。さて「清新の花どころ」と歌われる校歌の二番は、歌詞は『…明るく美しく
…』とあります。でも「美しく」は『はしく』と歌います。2年前、ある先生に
指摘されたのですが、それまで気がつきませんでした。二中生は「…あかるく 
はしく たくましき」と歌います。「はしく」はパソコンで変換しても「美しく」
とは表記されません。ちょっと不思議ですが、謎のまま歌っても味わいがありま
す。私は気に入っています。            (3月28日飯田芳男)

Hello校長室1059


■読売新聞コラムで新美南吉さんの詩「窓」が紹介されていました。『窓を開け
れば 風がくる 風がくる 光った風がふいてくる…』良い気持ちで一日が始ま
ります。                     (3月27日飯田芳男)

Hello校長室1058


■兵庫県西宮の甲子園は雨のようです。中学の時、理科の先生が「天気は西から
崩れるが、雨雲が箱根の山を乗り越えるのは大変な事なんだ!」と言っていまし
た。時々思い出す恩師の言葉です。でも私は「箱根の山を乗り越えるのがなぜ、
大変なのか?」を聞き洩らしたようです。解明したいです。またまた取り組むべ
き課題を発見した次第です。            (3月26日飯田芳男)

Hello校長室1057


■二中の桜が咲き始めました。卒業生に見せてあげたいなと思いました。今日
は暖かくて小学校の卒業式には良い日和(ひより)となりました。私は以前か
ら「こぶしもスイセンもいいね」と言いながら、桜びいきの話題を提供してし
まうことにうしろめたさを感じますがお許しを。本校は校歌にもある『清新の
花どころ』です。多くの木々や花を愛(め)でながら、二中生の進学、進級を
お祝いしたいです。               (3月25日飯田芳男)

Hello校長室1056


■読売新聞連載の4コマ漫画、今日は、コボちゃんが400字詰め原稿用紙1
枚に作文を書く話題でした。コボちゃんが先生に提出後、返却された作文をお
じいちゃんが眺めながらつぶやきます。「添削(てんさく)の字数が400字
以上あるな」と…。感じることはいろいろです。コボちゃんの立場、おじいち
ゃんの立場、添削した先生の立場等、感想を交えて意見交換したい話題でした。
それにしても「作文」は難しいですね。文字を綴る作業は一生モンですね。避
けていられません。もちろん読むことも。私は、今年立てた読書計画がはかど
りません!がんばらねば。            (3月24日飯田芳男)

Hello校長室1055


■小学校は、卒業式の予行練習をしているころかもしれません。今はコロナで
練習に多くの時間は費やせないと思います。でも小学校での練習のおかげで、
中学生は礼法にかける時間が少なくて済みます。積み重ねは大事ですね。私は
中学、高校と、証書をいただく練習をしたことがありません。やはり「積み重
ね」の効果があったからでしょう。いつか表彰状をいただくときにも、立派な
礼法で臨むつもりです。しかし私は卒業証書以外にもらったことはなく「積み
重ね」が生かせず残念に思っています。さて、在校生はまもなく修了式です。
修了証を渡す担任の礼法は、積み重ねが生きているはずです。  
                        (3月23日飯田芳男)

Hello校長室1054


■学校の花壇にわずかな積雪がありました。3年生がいない学校は寂しいです
ね。雪の中、校舎も静まり返っていました。春への足踏みです。♪名曲「なご
り雪」をつい歌ってしまいました。明日は暖かくなるといいです。心も!
                        (3月23日飯田芳男)

Hello校長室1053


■昼と夜の長さが同じと言われても、微妙に差がある今日春分の日です。自然
をたたえ、生物をいつくしむ日です。そして春分の日の3日前からの7日間が
『春彼岸』です。私は時々文豪のお墓参りに行きます。夏目漱石のお墓参りの
時は水たまりに足を取られてボッチャン!     (3月21日飯田芳男)

Hello校長室1052


■さわやかではない話題ですが、サリン事件が起きたのが平成7年の今日でし
た。中央区の学校に赴任していたので時々集団下校をしていました。「安全」
「平和」「昨日と同じ日常」どれも大切なキイワードです。地震の被害に遭わ
れている方々にお見舞い申し上げます。もちろん国際情勢も案じています。
                        (3月20日飯田芳男)

Hello校長室1051


■寒い日もあれば日差しが心地良い日もあります。二中生のすべての皆さん
にとって、いい一日となることを祈ります。3月31日まで3年生も、本校
の3年生です!                (3月19日飯田芳男)

Hello校長室1050


■私の人生では、中学校生活はあっという間に過ぎ去ったという印象です。
高校も3年間でしたが「あっという間」と思わなかったのは、先への見通し
がもてたからだったのかなと分析(?)してみました。二中生の皆さんはい
かがでしょうか。皆さんが卒業する時も「3年間充実していてあっという間
だった!」と思ってもらえれば幸せです。    (3月18日飯田芳男)

Hello校長室1049


■西門のこぶしは、いくつかつぼみが開きました。杏子(あんず)の花は、
春の訪れを喜んでいます。生徒の活躍を近くで見てきた200本以上の木々
たちも3年生の旅立ちを祝福していることでしょう。でも空からは、涙雨が
降ってくるかもしれません。          (3月17日飯田芳男)

Hello校長室1048


■ミニ揚げパンが人気の給食でした。「食事が楽しみ」ということはいいこと
だと思います。母の晩年が流動食だったので切実にそう思います。ビタミンサ
ラダもおいしくいただきました。ネーミングの良さで食欲も倍増です。我が家
には冷蔵庫一掃チャーハンとか残り野菜炒めとか、食欲が??というネーミン
グもありますが、おいしく食べています。さて、校庭のスイセンに目がいきま
した。「私を見て!」とばかりにきれいに咲いています。黄色のスイセンは、
「私の元へ帰って」という花言葉です。心に留めておきます。
                        (3月16日飯田芳男)

Hello校長室1047


■気温が25度以上は夏日です。昨日は24度台なので「夏日に一歩手前」と
報道されていました。3月にしては珍しく高温だったと言えます。でも昨夜は
昼間の夏日がうそのように木枯らしが吹き荒れていました。寒暖を繰り返し春
になるといいますがまさにそのとおりです。また春は、短い周期で天気が変わ
るとも言われているので、間違いなく春の訪れです。卒業式が「晴れ」の周期
に当たることを願っています。          (3月15日飯田芳男)

Hello校長室1046


■学校の植物は春の気配を感じ、動き始めました。西門の花は自生しているよ
うで、今朝は一気に開花していました。折々に花の名前を調べているのですが
名前がわかりません。ユリのようでユリでなく、白紫蘭(しろしらん)のよう
ですがそうでもなく…。アナログ的ですが図鑑を開いてみようと思います。
                        (3月14日飯田芳男)

Hello校長室1045


■春めいてきて、桜だけなくこぶしもチューリップ、沈丁花も「私を見て!」
とばかり、開花へのスタンバイが完了したようです。3年生には春の景色が
どう映るのでしょう。春本番、もうすぐです。  (3月13日飯田芳男)

Hello校長室1044


■1876年、明治9年の今日、官公庁の日曜は休み、土曜は半休の制度が
実施されました。午後からお休みの形態は半ドンと呼ばれました。オランダ
語のゾンタークは休日を意味するそうです。それがなまってドンタク、半分
お休みなので「土曜は半ドン」となったようです。「博多どんたく」という
名称も調べてみます。             (3月12日飯田芳男)

Hello校長室1043


■東日本大震災から11年経ちました。今もまだ行方不明の方がいらっしゃい
ます。津波等、被害に遭われた方々に心より哀悼の意を表します。時計の針は
もどすことができません。どんな時も前を向いて、ゆっくりでも歩みを進めて
いこうと思います。               (3月11日飯田芳男)

Hello校長室1042


■今日は東京都平和の日です。昭和20年3月10日は、未明から下町を中心
に爆撃を受け、10万人が犠牲になりました。改めて哀悼の意を表します。明
治生まれの祖母が、私が中学のころその模様を語ってくれていました。ところ
で、私が勤務した都心の学校は、関東大震災からの被害を教訓に、建て替えら
れた復興小学校でした。空襲の時は学校の地下室が役立ったという話も聞きま
した。復興小学校の多くは窓がアーチ型です。明日は2年生が校外学習で都内
を巡ります。復興小学校を探してほしいですね。  (3月10日飯田芳男)

Hello校長室1041


■今日の給食は、第10話「二人だけのカレーライス」ドラマ「おいしい給食」
とのコラボと、献立表にありました。何のことかわからずカツカレーをほおば
りました。学生時代は王道のメニュー、なつかしくいただきました。私が中学
の時は一日5食くらい平気でした。あの食欲はどこから湧いたのかと思いつつ、
人生の下り坂を実感しています。昨日食べたものもすぐ思い出せません。完全
に下り坂です。                  (3月9日飯田芳男)

Hello校長室1040


■給食のおかずは「ひじきとカラフル野菜」です。二中生が考えたメニューの
登場です。そして主食は卒業をお祝いするお赤飯です。3年生の皆さん、あと
少しの学校生活ですをどうか楽しんでくださいね。さて、今日は散髪の日です。
平成27年に制定された記念日です。理髪店は明治の初めに、横浜に開業した
お店が第1号のようです。理髪店には赤・青・白のサインポールがあります。
サインポールという呼び方は諸説あります。また色は赤が動脈、青が静脈、白
が包帯と言われてますが、こちらも諸説あるようです。もし私が小学生にもど
れたら「散髪の日」を「夏休み自由研究」として取り組みます! 
                         (3月8日飯田芳男)

Hello校長室1039


■今日は消防記念日です。江戸時代から「いろは四十八組」の町火消し「め組」
が有名です。大岡越前が組織したことで有名で、それにちなんだ記念日かと思
いましたが違うようです。消防記念日は、昭和23年に消防法が施行されたの
がきっかけです。火消しの人は、時代劇等では「粋な人」というイメージがあ
ります。でもなるべくなら、火災で出動しないほうがいいですね。火事もなく
名曲「め組の人」をゆっくり聴ける日々が一番です。 (3月7日飯田芳男)

Hello校長室1038


■昨日は春一番が吹きました。花粉を運んでくることや大きな災害をもたらす等、
喜ばれない面もありますが、春のきざしを感じさせる一日でした。♪重いコート
ぬいで でかけませんか…♪とキャンディーズを思い出し鼻歌を歌った私です。
                           (3月6日飯田芳男)

Hello校長室1037


■今日は二十四節気の一つ、『啓蟄(けいちつ)』です。虫が冬眠から目覚め
活動を始める頃です。虫も小動物も春を感じる頃になりました。今日を啓蟄と
した先人の感性は見事です。次の二十四節気は春分です。でもその年の春分の
日は、国立天文台が決めています。先人の心境はいかがなものでしょう?
                         (3月5日飯田芳男)

Hello校長室1036


■給食は、ウドと里芋のグラタンでした。市内中学生が考案したメニューです。
おいしくいただきました。立川産のウドは味も良く、まさに名産品です。市内
のウド農家さんのウド室におじゃましたことがあります。この時期だと暖かく
感じました。暗いウド室で真っ白に育ったウドが数千本?その姿がりりしかっ
たです。「ウドラ」のキャラクターどおりの姿でした。里芋との相性がぴった
りのグラタンでした。優しい味でした。      (3月4日飯田芳男)

Hello校長室1035


■今日は桃の節句、ひな祭りの日です。ひな人形の飾り方や片付け方には作法
や風習があるようです。でも「ご家庭で決めてください」が通説のようです。
二中生の皆さんの家ではいかがでしょうか。子供の頃、ひな祭りの日は、ちら
し寿司を食べながら、母や祖母から「おまえは、まだ、梅、桃、杏の区別がつ
かないのか」と小言を言われていました。不機嫌になった私は、「ちらし寿司
(まぜごはん)より本物のお寿司が食べたい!」と吠えていました。恥ずかし
い思い出です。ともあれ、今年も桃の節句をお祝いします。  
                         (3月3日飯田芳男)

Hello校長室1034


■私は今日、給食の五目あんかけそばが楽しみで学校に来ました。と言ったら
某先生が大笑いしていました。私だって給食は楽しみです。献立表は我が家の
冷蔵庫に貼ってあります。さて「五目」とは?私は五種類の具材を言うのかと
思いましたが、「多彩な具材のことを言う」と、大学の文章構成法という授業
で学びました。こういうことは良く覚えているものです。五目そばや五目ごは
んは見た目もにぎやかで楽しいですね。「楽しく食べる」って大事ですね!!
                         (3月2日飯田芳男)

Hello校長室1033


■朝の冷え込みがゆるみ、日中も春を思わせる天気でした。しかし、今は一転
雲が多くなりました。でも『花曇り』とよぶには少し時期が早いようです。私
は『花曇りの向こう』という瀬尾まいこさんの作品を読むと、入学したての中
学生の姿を思い浮かべます。3年生の皆さんはこの作品を覚えていますか?あ
のころと違って、卒業直前の皆さんには凛々しさがいっぱいですね。『花曇り
の向こう』には、何が見えますか。二中生の心は「いつも青空」だと思います。
                         (3月1日飯田芳男)

Hello校長室1032


■パティシエの辻口さんが、友人の誕生会で食べたショートケーキのおいしさ
に衝撃を受けたことで洋菓子職人になろうと思ったと述べていました。辻口さ
んが小学校3年生だったようです。私が衝撃を受けたショートケーキは、イチ
ゴがのった生クリームのショートケーキでした。やはり小学校3年生でした。
その頃、友人が「飯田君、イチゴはお尻から食べて、最後にとがっている方を
食べると甘さを感じておいしいよ」と教えてくれました。その事も衝撃でした。
今もその教えを忠実に守ってイチゴをいただいています。
                        (2月28日飯田芳男)

Hello校長室1031


■メジロが、ふくらんできた木の実をついばんでいました。人々が花を楽しめ
る程度についばむバランス感覚が見事です。と言っても、木の実は「かんべん
して」という思いかもしれません。自然界の生き物は誰に言われるまでもなく、
季節を敏感に感じ取っていきます。「自然のままに」です。私もそうします!!
                        (2月27日飯田芳男)

Hello校長室1030


■先日ある小学校を通ったら、学芸会が行われていました。おそらく延期にな
った行事のひとつなのでしょう。きこえてきたセリフから「からすのパン屋さ
ん」が演じられていたようでした。普段は人気がないカラスですが、絵本や劇
の中では人気者です。そう言えばチコちゃんと仲の良いキョエちゃんもそうで
すね。                     (2月26日飯田芳男)

Hello校長室1029


■読売中高生新聞に北海道の方言「おだつ」が紹介されていました。札幌出身
の先生がよく使っていた言葉でした。毎日一回は子供たちに向かって「おだつ
状態だね~。」と言っていました。「調子に乗る」とか「はしゃぐ」という意
味があります。やわらかい表現なので私は気に入っていました。北海道の方言
は「そだね」もすきですが、「なまら」も気に入っています。今日の試験は
「なまら頑張った」と使います。「とても」という意味です。二中生の皆さん
お疲れさまでした。               (2月25日飯田芳男)

Hello校長室1027


■今日は富士山の日です。富士山が高いのは、すそ野が広く大きいからです。
日本一高い山ですから、すそ野の広さも日本一?かも。それは調べてみまし
ょう。富士山の思い出はたくさんありますが、遠足の引率で、富士山五合目
の駐車場についた時、児童が「先生、富士山まであとどのくらい?」という
質問をしてきたシーンが印象に残っています。私は「いっしょに調べてみよ
うか」と答えました。質問してきた児童は心のすそ野が広い大きい子でした。
                       (2月23日飯田芳男)

Hello校長室1026


■2022年2月22日です。にゃんにゃんで猫の日です。また、にんにん
で忍者の日だとか。個人的には「二中の日」かなと思います。今日は二中生
に良いことが起こりますよ。良い一日をお過ごしください。ゾロ目というな
ら、200年後の2222年の今日は、まさに「二中の日」です。きっと、
二中では大イベントが開催されるはずです。私は「出席する」予定です!?
                       (2月22日飯田芳男)

Hello校長室1025


■「おふとんの 誘惑強し 目も開かず」読売中高生新聞に掲載されていた
句です。布団から出にくい日が続いています。でも、週末は暖かくなるよう
です。先人が2月4日から春と決めました。そのおかげで、「春寒」と呼ぶ
日もありますが、日差しの暖かさは先月とは違います。小さな春をさがしな
がら歩いてみると、気持ちが温まります。    (2月21日飯田芳男)

Hello校長室1024


■この頃『…覚え違いタイトル集』という本で楽しんでいます。福井県立図
書館がまとめています。「だいぶつじろうの本ありますか?」これは、私が
中学生の時やらかしてしまった実際の話です。大佛次郎(おさらぎじろう)
さんという鞍馬天狗の作者ですね。友人に大笑いされました。その数日前に
「土一揆(どいっき・つちいっき)」を「どいっぱつ!」と言ってしまった
ので数日はつらい学校生活でした。でも先ほど読んだ内容は、私の失敗なん
て小さいなあと感じました。「夏目漱石の僕ちゃんお借りできますか」!!。
                       (2月20日飯田芳男)

Hello校長室1023


■この時期の句「梅一輪一輪ほどの暖かさ」(服部嵐雪)が思い浮かぶころ
になりました。1年生昇降口手前の紅梅は、枝が短くても咲いています。幹
から咲いているかのような一輪も見られました。健気(けなげ)に開く二中
の梅は二中生を応援しています。        (2月19日飯田芳男)

Hello校長室1022


■月の半ばには満月が見られます。月の満ち欠けも風情(ふぜい)があります。
今朝は、ほぼ満月を西の空に見ることができました。私は、日の出、日の入り
は気にかけても、月の出、月の入りは気にしません。でも今日は学校に着いた
頃が月の入り(7時27分頃)で空を見上げました。月は見落としましたが、
歩道橋を発見。一夜にして(?)歩道橋ができました。「月よりの使者のせい」
かもしれません。                 (2月18日飯田芳男)

Hello校長室1021


■何事にも集中できる人は素晴らしいです。私はとても飽きっぽいので学生時
代は勉強で苦労しました。カムカムエヴリバディでおなじみのNHK英語講座は
真っ白なテキストがずらりと並びました。意気込み良くテキストを買いますが
やり通したことがありません。でもマガジン、ジャンプといった漫画は夢中に
なって読みました。ということは、集中は飽きるけど夢中は飽きないというこ
となんですね。気づくのが遅かったです!!    (2月17日飯田芳男)

Hello校長室1020


■2月16日は寒天の日です。2005年の今日、寒天がテレビに放映されて
その後大ブームにつながり制定(制定は2006年)されたようです。寒天は
ほとんどが食物繊維からできています。抜群の整腸作用です。私は中学生の頃
から寒天が大好きでした。昭和の世代だからかもしれません。寒天を放映した
番組は「ためしてガッテン」でした。私は人にものを頼まれると、つい「ガッ
テン!」と言ってしまいます。昭和のおじさんです。(2月16日飯田芳男)

Hello校長室1019


■今日は「春一番 名付けの日」だそうです。1963年(昭和38年)2月
15日の朝日新聞に「春の突風」という記事があってこれが「春一番」の初出
だそうです。きっと諸説あるのでしょうが「春一番」の歴史を物語りますね。
私は、キャンディーズがネーミングしたと思っていました。昭和ですね~!?
                        (2月15日飯田芳男)

Hello校長室1018


■雪の予報の難しさがあるようです。素人の私が言うまでもありませんが、気象
庁の皆さんのご苦労をお察しします。電車のなかでも似たような話が、漏れ聞こ
えてきました。「湾岸低気圧が…」と聞こえてきました。でもきっと「南岸低気
圧…」の間違いでしょう。でもひょっとして、私の聞き間違えかなと、気を取り
直しました。しかし先日のラジオで、「明日は雪が降りそうなので、おクルマの
方は、冬用のタイヤか、チェーンソーをお忘れなく」と言うアナウンスを聞いて
しまいました。「ン?…チェーンソー?」 気持ちを取り乱してしまいました。
                        (2月14日飯田芳男)

Hello校長室1017


■校庭の南側の門は、リニューアルをほどこしています。本校の草創期の頃には
メインの通用門だったようです。今のテニスコートのところに体育館があった頃
です。この門も二中の歴史をつぶさに知っています。マイクを向けたら思い出を
語ってくれるかもしれません。           (2月13日飯田芳男)

Hello校長室1016

s
■今日はレトルトカレーの日です。昭和43年の今日、「ボンカレー」が発売さ
れたそうです。「B0N(ボン)」は、フランス語で「すぐれた」「おいしい」と
いう意味だそうです。私事ですが、我が家の週末はカレーが多いです。
                         (2月12日飯田芳男)

Hello校長室1015


■今朝は、童謡「ゆき」の歌詞のように、山も野原も綿帽子をかぶっていたと
思います。そんな景色を眺めることもなく、受験生は気を遣いながら会場に向
かったのでしょう。帰り道もどうか気をつけて。昨夜から今朝にかけてシャー
ベット状の雪でしたが、道すがら出会った長くつをはいた幼児は、歌いながら
雪だるまを作っていました。♪ゆ~きやコンコンではなく「ゆ~きやこんこ!」
と正しく歌っていたことに感心しました。      (2月11日飯田芳男)

Hello校長室1014


■札幌にいる教え子が「自分の人生で最大の積雪です。160センチです」
とメールをくれました。「東京も警報級の雪が降りそう」返信しようと思い
ましたがやめました。桁(けた)が違うので思いとどまりました。でも東京
は雪に弱いので降雪となれば警戒しなくてはいけません。学生時代、駅周辺
の線路では、ポイントごとに凍結防止のカンテラがたかれていました。保線
作業の方々のご苦労をひしひしと感じていました。さて、受験生の皆さん、
健闘を祈っています。              (2月10日飯田芳男)

Hello校長室1013


■降雪に備え、融雪剤として使われる塩化カルシウムを校庭に撒(ま)きま
した。塩化カルシウムが水に混ざると0度では凍らなくなります。でも凍結
防止には塩、つまり塩化ナトリウムが一番だそうです。塩化カルシウムは、
雪にとけて発熱する特性があるので大雪の時は役に立つようです。どちらも
うまく使いこなしたいです。私は雪なら演歌です。さて、冗談はともかく、
入試の皆さんが無事に会場に行けることを切に願っています。
                        (2月9日飯田芳男)

Hello校長室1012


■中央線から、本校の校名の看板をほんの一瞬だけ見ることができます。
また国立駅方向から乗車すると、進行方向左手には富士山、右手に校名が
見えます。両方見たいので、車窓ウオッチングはとても忙しいです。看板
か富士山か、時々どっちつかずになります。そんな時、某都立高校の校訓
「二兎を追い、二兎を得る」のごとく頑張って体制を整えます。しかし、
今日も「一兎をも得ず」という結果でした。    (2月8日飯田芳男)

Hello校長室1011


■1184年2月7日は、源平合戦の花形、一の谷の戦いが行われた日で
す。一の谷は、今の神戸市須磨区あたりらしいです。私が中学生のころ、
関西の地名の「谷」は、「タニ」と読み、関東の「谷」は「ヤ」読むのが
一般的だと言う話を聞きました。確かに都内なら、四谷、世田谷、渋谷で
す。でも「鶯谷(うぐいすだに)」「清水谷(しみずだに)」「茗荷谷
(みょうがだに)」等はどうでしょう?これは江戸の武士が、京都にあこ
がれて名付けたので例外とのこと。では「タニ」と「ヤ」の境界は日本の
どこなのでしょうか。2年に1回くらい考えています。
                       (2月7日飯田芳男)

Hello校長室1010


■今日は「お風呂の日」です。平成28年に制定されたようです。お風呂
関連の記念日は多く、調べてみると奥が深いです。また、風呂の語源は、
物を保存するために作った洞窟のような部屋「室(むろ)」や、茶の湯で
湯を沸かす道具の「風炉(ふろ)」等、諸説あるようです。私は、語源や
物ごとの由来を調べる時、語源辞典を愛用してます。アナログも「いと 
をかし」です。                 (2月6日飯田芳男)

Hello校長室1009


■読売新聞連載のコボちゃんで、おじいちゃんは「1ミリの興味もありま
せん」というコメントが気に入らない様子。ところが、掃除を始めたおば
あちゃんに「あなたは(こたつから)1ミリも動かないわね」と言われて
しまいました。でも、おばあちゃんに「その(言葉の)使い方はしっくり
くる」と平然と言ってのけています。おじいちゃんに学びました。
                       (2月5日飯田芳男)

Hello校長室1008


■子供の頃、朝日年鑑が大好きで、学校の図書室でじっくり読んでいま
した。統計やその年のニュースが載っているので小・中学生時代のお気
に入りでした。小学校の時は、なぜか学校で配られていた「科学」と
「学習」も好きで、毎月、次の号が出るまで飽きるほど読んでいました。
この雑誌がなぜ担任の先生から配布されていたのか、今も不思議です。
                      (2月4日飯田芳男)

Hello校長室1007


■節分で鬼が登場するので、小学校では「赤鬼と青鬼のタンゴ」が歌わ
れることが多いです。また、フニクリ・フニクラの替え歌で「鬼のパン
ツ」も人気があります。それだけ節分にかぎらず、鬼は子供たちに愛さ
れているのかもしれません。人生には何度か「鬼」とご対面することが
あるかもしれません。二中生の皆さんが、金棒を持っていない、優しい
鬼に出会えることをお祈り申し上げます。   (2月3日飯田芳男)

Hello校長室1006


■2月2日のゾロ目で何となく嬉しくなります。個人の感想ですが……。
ゾロ目とは、2個のサイコロを振ったときに同じ目が出ることだそうで
す。そこから2桁以上の数列がすべてそろうのがゾロ目とのことです。
今日のように「2」がふたつのゾロ目は「安定」を示すようです。科学
的根拠はわかりませんが、今日は「2」中生の皆さんには良いことがあ
りそうですね。               (2月2日飯田芳男)

Hello校長室1005


■光の春、2月になりました。河津桜もつぼみがふくらんできました。
カンヒザクラとオオシマザクラの自然交雑で生まれたと、ものの本には
書いてありました。伊豆半島の河津町で1955年頃偶然見つけた苗を
育て1966年に初めて開花したそうです。今では東京でも早咲きの桜
として楽しむことができます。私はこの時期、いただき物の桜餅の方が
楽しみでした。コーヒーがブラックで飲めるようになった頃、桜餅も葉
っぱごと食べられるようになりました。柏餅を葉っぱごと?無理です。
                       (2月1日飯田芳男)

Hello校長室1004


■給食はチキンカツでした。ヨーグルトもつく豪華版で予約する人が多か
ったです。カツは「敵にカツ!」と言って、試合に挑む前にぴったりです。
でも私の高校の時の先生は、大事な日の前日は「きちんとカツ」でチキン
カツが一番だと豪語していました。ポジティブな発想は楽しいです。この
頃は「きっとかつ」にちなんで某メーカーのチョコレートが人気のようで
す。何かにあやかっても、前向きにいきたいですね。さて今日、電車の中
から、カワセミを見ました。青い宝石と呼ばれるカワセミです。二中生の
皆さんに、いいことがありそうです。    (1月31日飯田芳男)

Hello校長室1003


■今日は「3分間電話の日」です。1970年(昭和45年)公衆電話が
3分10円になったことに由来するそうです。以前は学校に赤い公衆電話
がありました。カップ麺を待つには長く、ウルトラマンが戦うには短く、
3分間のドラマはさまざまです。       (1月30日飯田芳男)

Hello校長室1002


■小学校の担任の時、この時期、縄跳びを良くやりました。低学年を担任
すると♫郵便屋さん、お入んなさい…と歌いながら大繩をやります。この
歌はハガキが10枚落ちましたと歌い、1枚、2枚と拾いながら10枚拾
って、「ありがとさん」で終わります。ある日「いいだセンセも入って」
と言われ参加。「ハガキが50枚落ちましたあ♫」と歌われました。その
日は体調がすぐれませんでした。真冬の思い出です。
                      (1月29日飯田芳男)

Hello校長室1001


■まだまだ影が長いです。冬の日差しは長い影をつくります。影が黒いの
はなぜでしょうか。小学校3年生で勉強しました。光の量が減って色の差
がわかりにくくなるからですね。この影に白い石灰をかぶせたら白くなる
でしょうか。小学生はこの論争で午前中かかります。その小学校3年生を
相手に「飯田先生の影をふんでごらん?」と提案。すると「先生がけがを
しちゃうよ~。」と優しい声が。今の私が影ふみをしたら、ねん挫します。
                     (1月28日飯田芳男)

Hello校長室1000


■校庭のこぶしは、つぼみがふくらみ始めてきました。つぼみのふくらみ
が、小さな子の握りこぶしのように見えるのが名前の由来です。花言葉は
「歓迎」「友情」です。私はこぶしの花が好きです。でもハクモクレンと
区別がつかないので困っています。学校のこぶしは名札がついているので
安心です。このこぶしが咲き始めると、二中に春が来ます。私には去年の
春と同じですが、二中生の皆さんには去年と違った春が訪れます。うらや
ましいです。アオハルですから。       (1月27日飯田芳男)

Hello校長室999


■「おばあちゃんになっても、ほめられるって嬉しいわ!」って言って
歩いているご高齢の女性が、私の横を通り過ぎていきました。まさに同
感です。いくつになってもほめられると嬉しいですね。私は常にほめら
れたいと思っていますが、ふと、他人をどれだけほめているのか?自問
自答してみました。うわー、今日誉め言葉を口から発したのはゼロ回で
す。猛省してます。            (1月26日飯田芳男)

Hello校長室998


■祖母が「相手に腹が立つのは、相手のことを大切に思っているからだ」
と言ってました。私が中学の頃、母親に注意され、母と話さないでいる
と、何回か言われた言葉です。結構、名言(??)を聞かされて育ちま
した。さてその祖母は、私の高校の受験票の1枚を、受験当日まで毎日
着物の帯の中にしまっていました。3校の受験票から1校だけでした。
進学したのはその高校です。学校情報に無縁の祖母が、なぜその一枚だ
けを帯の中で温めていたか、今も謎です。  (1月25日飯田芳男)

Hello校長室997


■先日タレントの勝俣州和(かつまたくにかず)さんが、インタビュー
にこたえて『失敗も数多くやっているけど、一生懸命やった失敗って輝
くんですよね…』と述べていました。新聞で読んでから数日たちますが
心に残っています。何事も一生懸命やらなくては…!と奮起した私です。
                     (1月24日飯田芳男)

Hello校長室996


■今日は「ワン・ツー・スリー」で奇術の日だそうです。手品や奇術で
びっくりさせられることは楽しみでもあります。「たねもしかけもあり
ません」という言葉に加えて「♪オリーブの首飾り」という曲がかかる
とワクワク感に拍車がかかります。     (1月23日飯田芳男)

Hello校長室995


■各地から大雪の便りが届きますが、今日の東京は冬晴れです。青空の
下で深呼吸をすれば気持ちが落ち着きます。試験会場にいる3年生に、
エールをおくります。           (1月22日飯田芳男)

Hello校長室994


■読売新聞の家庭欄に「かっぽう着を着て心も体もあたたか」という
投稿がありました。二中生の皆さんも家事をするときにはエプロンを
身に着けることでしょう。かっぽう着という言葉の響きにぬくもりを
感じるのは私のような世代だけかもしれません。母のハンドクリーム
は「桃の花」でした。          (1月21日飯田芳男)

Hello校長室993


■1年で最も寒い大寒です。読売新聞のコボちゃんでは、おじいちゃん
が「大寒の今日は一番寒い」と言っても家族が同意してくれず、おじい
ちゃんは、スイッチを切ってこたつに入っていました。大寒は寒くなく
てはいけないようです。でも今日はじゅうぶん寒いですね。
                     (1月20日飯田芳男)

Hello校長室992


■今日はミートボールスパゲッティです。人気の給食です。今月のベ
スト3に入る献立だと思います。お昼ご飯は、給食もご家庭から持っ
てきたお弁当も、美味しくいただけるのが何よりです。ずっと黙食が
続いています。コロナが収束(終息)し、多少は談笑しながら食べら
れる日が戻ることを願っています。ところで今朝は、生徒が登校し終
えたあと、校門にメジロのつがいがやってきました。懸命に木の実を
ついばんでいました。目のところが白く、体が黄緑色なのですぐわか
ります。二中生の皆さんもメジロを探してみてください。メグロとい
う鳥はいないようです。         (1月19日飯田芳男)

Hello校長室991


■今日から日の出が1分早くなりました。ちょっとした変化ですが
気が早い私は「夏が近い!」と嬉しく思いました。とは言っても、
家を出たころは西に満月が輝いていました。冷たい空気に月も寒そ
うでした。3年生は少しでもゆっくり時間が過ぎたほうがいいので
しょうか。体に気をつけて準備を進めてください。応援しています。
                   (1月18日飯田芳男)

Hello校長室990


■阪神淡路大震災から27年経ちました。1月17日午前5時46
分マグニチュード7.3の地震が発生しました。6000人以上の尊
い命が失われました。私は6年生の担任でした。児童会でお見舞い
したいという子供たちは、赤十字を通して、作文や募金を現地に送
りました。当時の教え子も今日はご遺族に心を寄せています。あら
ためて哀悼の意を表します。     (1月17日飯田芳男)

Hello校長室989


■「花は盛りに 月は隈なきをのみ 見るものかは。…」(徒然草
137段)吉田兼好は、「桜は満開の時に、月はかげりがない満月
の時にだけ見るものでしょうか。いえそうではないですよ。」と述
べています。解釈は私の独自?のものですが、何事にもおもむきが
あるということを教えてくれているような気がします。18日火曜
日の満月は、今年一番小さな満月です。「おだやかな日々を送れる
よう」お願いしてみようと思います。  (1月16日飯田芳男)

Hello校長室988


■15日が成人の日だったと懐かしむ人は少なくなったかもしれませ
ん。1999年まで1月15日が成人の日でした。また今日は小正月
でもあります。正月の行事が一段落するという意味もあるようです。
先人は、生活にメリハリをつけていたのですね。さすがです。
                    (1月15日飯田芳男)

Hello校長室987


■小学校の担任をしていた時、学級の児童に班日記を書かせていまし
た。先日そのころ児童が書いた日記を目にしました。教え子の結婚式
の祝辞用にそのコピーを使ったのでした。その子は、昭和64年1月
14日と書き始めていました。平成元年の今日は、平成が浸透してい
なかったのです。教育活動は時代の証言者になるのですね。
                    (1月14日飯田芳男)

Hello校長室986


■食事をするとき「いただきます」と言い、食べ終われば「ごちそ
うさま」です。担任をしているとき、どっちがえらい?と聞くと、
「さま」がつくので「ごちそうさま」がえらいと答える子が多かっ
たです。でも罪作りな質問だったなと今は反省しています。6年生
を担任したとき「四季でどれが好き?」と尋ねると、尋ねたときの
季節が一番少なかったです。冬に聞くと「夏が好き」がダントツで
多数派でした。ないものねだりなのでしょうか。私も、今ならあの
猛暑が恋しいですね。         (1月13日飯田芳男)

Hello校長室985


■最近、「めっちゃ」という言葉を毎日聞きます。方言だと思って
いたら、ラジオで「関西の若者言葉だ」という説が紹介されていま
した。私も使ってみたいのですがちょっと勇気がいります。そんな
矢先、道を歩いていたら私より年上の方が「超めっちゃおいしい」
と、言っていました。「飯田校長先生の言葉遣いはさすがですね」
と言われたいために、職員室では「めっちゃ」は使わないようにし
ていますが、「めっちゃおいしい」なら使えそうです。いざとなる
と、めっちゃのアクセントは前なのか後なのか、めっちゃ迷います。
                   (1月12日飯田芳男)

Hello校長室984


■鏡開きと始業式がかさなりました。とは言っても、学校で鏡餅を
いただくわけにはいきませんね。でも、新たなスタートという気持
ちは同じなので、良き偶然を大事にしたいです。でも、3学期の
「スタートを切る」とか「餅を切る・割る」とはちょっと縁起が良
くないですね。鏡餅を「開く」と表現した先人に拍手です。
                   (1月11日飯田芳男)

Hello校長室983


■成人の日です。20歳を迎えた卒業生の皆さん、おめでとうござ
います!シグナルというグループの「二十歳のめぐり逢い」(昭和
50年初発)を歌ってお祝いをしたいのですが、古過ぎて歓迎されな
いと自覚しています。人生は長いですが、思い出作りに精を出すこ
とに意義がありますね。        (1月10日飯田芳男)

Hello校長室982


■昭和60年の今日、両国国技館の落成式が行われました。名称は、
「国技館(國技館)」のようです。前身の蔵前国技館等の歴史を調
べてみると興味深いものがあります。立川の諏訪神社にある錬成館
も相撲ができますが、それぞれの会場の沿革(えんかく)も調べて
みたいです。大相撲初場所が始まります。私は担任の時、相撲の本
場所に合わせて、漢字の「書き取り相撲」をやらせていました。楽
しく漢字を覚えさせることがねらいでした。詳細はいずれ。
                    (1月9日飯田芳男)

Hello校長室981


■全国高校サッカーに出場チームの「トルメンタ」が話題です。スペ
イン語で「嵐」と言う意味だそうです。ぐるぐる円陣から得点を決め
るプレーです。プレーには賛否両論あるのでしょうが私は選手の創造
力に敬服します。おおいに刺激を受けました。(1月8日飯田芳男)

Hello校長室980


■朝は校庭に雪が積もっていました。部活の生徒は、登校すると早速
雪を手に丸め始めました。雪合戦?と思いきや雪の結晶の話題となり
ました。「ホントに雪印なんだ!!」という声が聞こえてきました。
微笑ましかったです。さて、今日は七草粥をいただくご家庭も多いで
しょう。セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ スズナ、
スズシロですが、短歌のように詠むとさいごは「これぞ七草」か「春
の七草」と言い切ります。室町時代に詠まれた短歌と聞いています。
私は小学生の時、教室で自信満々に、なおかつ力強く「これぞ浅草!」
と言ってしまいました。どうか内密にお願いします。
                     (1月7日飯田芳男)

Hello校長室979


■雪になりました。校庭に融雪剤をいつまくか、思案しています。雪
の多い地方ほどではないですが雪かきも気になります。登下校の安全
や交通機関のこと等配慮事項も多くなります。安全はすべてに優先し
ます。                  (1月6日飯田芳男)

Hello校長室978


■小寒の名のとおり寒い一日になりました。そんな中、今日は部活の
生徒が登校し、にぎわいがありました。校舎は主事さんがワックスを
かけきれいになっています。皆さんの登校をお待ちしております。健
康に気をつけ、新学期の準備をしてください。私は激務で猛烈に疲弊
しています。イチゴ(??)を食べました。 (1月5日飯田芳男)

Hello校長室977


■霜が降りていて寒い朝でした。電車の中はいつも通りの込み具合でし
た。新年がしっかり始まった感を受けました。誰もが、新たな気持ちで
スタートしているのだなと思うと心強いです。私はさっき校庭の虎ック
を3秒走りました。千里を駆け抜けることができず、すでに疲弊してい
ます。                   (1月4日飯田芳男)

Hello校長室976


■先人は「いつも通りの一日が始まる」ことは幸せなことだ言います。
晴れ渡る空に感謝をしながら、大雪に見舞われている方々を案じてし
まいます。いろいろな方の日常があると思います。一日がいつも通り
暮れ行くことも祈りたいです。年頭の誓いを忘れそうになる新年3日
目が始まります。             (1月3日飯田芳男)