日誌

校長室から

Hello校長室268


■ゆずの話題の続きです。と言ってもあの「ゆず」のお二人です。上砂川小の
校長の時、お二人が来校されました。きっかけは、学習発表会で世界情勢につ
いて発表した学年の内容が国際協力機構(ジャイカ)を通し、お二人に届いた
と記憶しています。学年の教員が事務所を訪れ内容を説明した覚えもあります。
ワンダフルワールドの中で、ゆずとして何かを伝えたいと真摯におっしゃって
いました。当日は9時からお昼過ぎまでお付き合いしていただきました。平成
22年4月30日のことでした。ゆずのお二人を、冬至のゆずにちなんで紹介
しては失礼過ぎますね。たっぷり歌を披露していただいて、子どもたちや教職
員にとって良い思い出となりました。いろいろなお話を通して岩沢さんと北川
さんが大変な勉強家というのがわかりました。おしのびで来校されたので二中
の皆さんも内緒にしてください。さて、給食最終日の今日は、シューアイスに
フライドチキンでした。欠席の生徒は、シューアイスの味が気になりますね。
ごめんなさい。おいし過ぎました。       (12月24日飯田芳男)

Hello校長室267


■昨日は冬至、金田一春彦先生は「冬至」と、お湯に入りでかける「湯治」は、
『同じ発音だが新潟県長岡市周辺は二つを区別して発音している』と述べてい
ます。冬至はトウジ、湯治は、タとトの中間の「タアージ」と発音するそうで
す。これは室町時代の、中央の標準語にあった区別の名残りであることが資料
にあるそうです。さすが金田一秀穂先生のお父様です。さて、冬至と言えば、
ゆずとかぼちゃ。どちらも運を呼び込むもので、強い香りで邪気を払う役割が
ゆずだそうです。かぼちゃは別名南瓜(なんきん)です。にんじん、だいこん、
れんこん、ぎんなんと「ん」がつく物は縁起が良いからだということです。た
だ、それだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗り切れるようにという先人の知
恵でもあるようです。冬は、何度もほくほくのかぼちゃをおいしくいただき、
風邪をひかないようにしたいです。       (12月23日飯田芳男)

Hello校長室266


■こんな私でも、小学校1年生を担任した時は、毎朝♪あわてんぼうのサンタク
ロースやジングルベルを児童と一緒に歌っていました。伴奏は右手だけで弾くオ
ルガンです。あわてんぼうのサンタクロースは、11月からずっと歌わせます。
7歳の子どもたちは2か月歌っても「飽きた」とは言いませんでした。ある日、
音楽の先生が、あわてんぼうのサンタクロースをピアノで伴奏しました。子ども
たちは和音を奏でる音楽の先生の伴奏にうっとり。やはり音楽は本物にかぎりま
す。私はクリスマスが近づくと、赤恥?のトナカイを口ずさんでいます。
                        (12月22日飯田芳男)

Hello校長室265


■20日の読売新聞夕刊に、「~~であります」という言葉は現在使わないとい
う記事が掲載されていました。フリーのアナウンサーさんのコメントです。でも
このアナウンサーは、格調高くなるので時々「であります」を使うと述べていま
す。そう言えば私も「~であります」は使いません。「~でございます」は頻繁
に使います。校長になったばかりの日、「~ごじゃりまする」と言ってしまいま
した。私の場合、「格調高く」は危険がいっぱいです。
                        (12月21日飯田芳男)

Hello校長室264


■今日はデパートの日です。三井家の越後屋が、三越呉服店として開業したのが
1904年、明治33年の今日だということです。なんでもそろうアメリカンス
タイルの百貨店を目指したそうです。以前勤めていた小学校は、重要文化財三越
日本橋本店が学区域の中心でした。地域の方が「子供のころはデパートが遊び場
だった」と語っていました。私は池袋の東口の西武デパートや西口の東武デパー
トが子供のころのハレの場でした。年に何回も行けないので、西が東武で東が西
武という立地がなかなかなじみませんでした。池袋は当時たくさんのトロリーバ
スが走っていました。もう一度乗ってみたいと思っています。さて、二中生の皆
さんは立川の第一デパートが思い出でしょう。デパートメントストアと言う人は
いなくなりましたね。「デパート」はすっかり定着しました。
                       (12月20日飯田芳男)

Hello校長室263


■給食後、牛乳の空パックは学級ごとに配膳室に届けられます。きれいな学級は
毎日私が記録しています。袋に牛乳のしずくが付いていようものなら配膳員さん
は見逃しません。みんなで食事をする時は片づけも気持ちをひとつにしなくては
なりませんね。家族では自由に片づけていいかというとそんな事はありません。
子供のころ、食器を洗った後にポツンと流しに置いておくと母に烈火のごとく叱
られたものです。ところで新聞によると、「ご飯が左、汁物は右」というきまり
を5割の人は知らないと言われています。時代ですね。私が中二のある日、私が
汁を左に置いて、「丹下左膳(たんげさぜん)!」とつぶやきました。父に叱ら
れました。二中生の皆さん、なぜだかおわかりでしょうか?
                        (12月19日飯田芳男)

Hello校長室262


■今日は、二中の屋上からスカイツリーが見えます。20㌔以上ある場所が見
えるということはよほど視界がクリアだということです。二中の屋上は開放し
ていませんが、私は時々メンテナンスで上がっています。屋上からの地元三町
の景観はいいものですよ。さて、今日は暖かいと言っても12月半ばを過ぎ、
いよいよ冬本番です。インフルの流行や雪の便りに敏感になります。そして、
なべ物など、温かい食事が嬉しいころです。なべ物と言えば、金田一春彦先生
がすき焼きの話を紹介していました。ある会社の社長さんが、九州から上京し
た青年らに、牛肉を食べさせてあげようと、すき焼きのお店に連れていってあ
げたそうです。でも青年たちの感想にがっかりしたそうです。おいしい牛肉だ
ろう?いい牛だろうと聞くたびに、彼らは「うまかー!」と言ったからです。
                       (12月18日飯田芳男)

Hello校長室261


■コーヒー牛乳の日です。そしてパンに照り焼きチキンをはさみます。ペンネの
ボロネーゼをはさんだ人もいました。れんコーンサラダをはさんだのは私だけだ
と思います。ところで、二中生の皆さん、ボロネーゼとポロネーゼのとても微妙
な違いはお気づきでしょうか。パスタ系は「ボ」です。献立表も「ボロネーゼ」
です。ボローニャ風のというイタリア語でボロネーゼ、フランス語読みならボロ
ネーズらしいですね。ミートソースは今やボロネーゼと言われています。「ボ」
と「ポ」で意味が変わります。ポロネーズだと音楽用語で「舞曲」です。あくま
で「ポ」です。「ボ」と「ポ」でこんなに意味がちがうのですね。やれやれです。
ボロネーゼを食べながら、落ち着いて英雄ボロネーゼを聴こうと思います。
                        (12月17日飯田芳男)

Hello校長室260


■給食は「食欲進む!麻婆春雨」でした。三中の生徒のリクエストおかずです。
おいしくいただきました。発芽玄米入りのご飯にもぴったりで食欲がすすみまし
た。二中生の皆さんのリクエストも楽しみですね。私は立川八小で食べた沢煮椀
をリクエストしたかったのですが汁物なので残念ですが、二中生の皆さんにぜひ
食べていただきたい逸品です。逸品と言えば家庭の味ですね。ご家族が作った食
事が一番でしょうね。私はよく卵焼きをつくります。逸品ならぬ絶品です。家族
には好評です。課題は10回に7回は失敗することです。私は「三割打者は優秀」
とポジティブです。               (12月16日飯田芳男)

Hello校長室259


■今日読売新聞の「一色塗列車 再び GO」という記事を読みました。そう言
えば中央線や西武の新型特急も一色ですね。低コストが一因とのことです。昭和
40年代に南武線に乗ったことがあります。チョコレート色で車内中央に銀色の
つかまり棒があったような記憶があります。そのころの山手線はウグイス色でし
た。武蔵野線はオレンジとウグイス色の混成列車でした。私の母校は電車が見え
る中学でした。部活の足上げ腹筋は「黄色い車両が来たら終わり!」でした。ピ
ンクの車両が続いた時は地獄の苦しみでした。「あの時一色だったらなあ…」と
パンとみそ汁の朝食をとりながら思い出しました。 (12月15日飯田芳男)