日誌

校長室から

Hello校長室238


■この時期の連日の雨を「さざんか梅雨」というそうです。唱歌「たき火」の
2番に『さざんかさざんか咲いた道 たき火だたき火だ おちばたき』という
歌詞があります。さざんかは一般的に10月から12月に咲きます。似ている
椿はおおむね年明けに咲きます。小学校4年の理科を教える時、さざんかと椿
の区別を教えられたら一人前だよとよく先輩に言われました。とてもむずかし
い判別です。二中生の皆さんはいかがでしょうか。さて、右の写真は、「♪か
きねのかきねの曲がり角」のモデルになった中野区上高田の垣根です。たき火
の作者、巽聖歌さんが近隣に住んでいたという地です。巽さんは、立川八小の
作詞もされています。私は時々この垣根の周りを歩いています。でも歌は歌い
ません。                   (11月24日飯田芳男)

Hello校長室237


■勤労感謝の日です。二中生の皆さんはすでにどんな日か知っているでしょう。
以前私が校長として勤めた小学校では、先生方に一人一回「祝日講話」をお願
いしていました。前日に講話に関して下調べしている先生方に感謝しっぱなし
です。まさしく「勤労に感謝」です。ところで、二中生の皆さんも多くの方々
にお世話になっていることを自覚していると思います。でも自分自身に感謝し
てあげるのが一番です!。今日は、私も自分にお礼と謝罪を言おうと思います。
「こんな私ですみません」と。         (11月23日飯田芳男)

Hello校長室236


■人は利き手がありますが利き足もあります。私は靴を履くとき左足から履き
ます。ズボン(スラックス??)に最初に足を通すのは左足です。でもボール
を蹴る時は右足が中心です。利き足は右と思っているのですが、日常生活では
左足が先に出ます。二中生の皆さんはどうでしょうか。私はプロ野球選手にな
りたくて、大リーグボール養成ギプスをつけて練習しようと思っていました。
漫画「巨人の星」を真似ていました。それはともかく左打ちを練習してみまし
た。でも左投げは練習してもなかなか身につきませんでした。不思議です。し
かし、いつもの習慣を変えて普段と違うことをやってみるって新鮮ですね。小
さなことでも新たな発見があると嬉しいものです。(11月22日飯田芳男)

Hello校長室235


■今日の読売新聞「ぷらざ」欄に、「印象に残った名前の説明」という投稿が
ありました。投稿者は浩子さんと言います。「さんずいに広告の告」とふだん
は説明するそうです。しかし遺失物係の警官が「さんずいに告訴の告ですか」
とか「告白の告ですか」と聞きなれない言葉が使われたので吹き出しそうにな
ったという内容でした。私は自分の名を「ごはんの飯、田んぼの田、芳しい男
です」と説明します。ところが若い人の中には「かんばしい」がわからない方
もいて、「草かんむりにホウです」と言い直したことが何度もあります。祖母
の晩年に「おばあ~ちゃん、今日かんばしい!がわからない店員さんがいたよ」
と耳元で大きな声で伝えたことがあります。「やかましい!」と返されました。 
                       (11月21日飯田芳男)

Hello校長室234


■今日はピザの日です。イタリア王妃マルゲリータさんの誕生日だからという
のが理由のようです。1889年にマルゲリータ王妃は、ナポリを訪問した時
に献上されたピザをとても気に入ったエピソードが知られています。イタリア
の国旗をイメージしたピザはそれからマルゲリータというそうです。そういえ
ばトマトの赤、モッツアレラチーズの白、バジルの緑がマルゲリータピザの定番
ですね。二中生の皆さんも食べながら世界の歴史を語ってください。私はマル
ガリータを飲んでみようと思います??。     (11月20飯田芳男)

Hello校長室233


■11月も半ばを過ぎました。秋が深まりました。紅葉の美しさというのは♪
「もみじ」の歌詞にあります。♪…あかや黄色の色さまざまに 水の上にも織
る錦…秋の風景を錦の織り物に例えることができるのは、日本語の美しさでも
あります。ここには、「ヤバイ」とか「めっちゃ」などと言うお言葉は登場し
ません。品があります。そしてゆく秋は、そこはかとなく(なんとなく)悲し
い気分にさせられます。こんな時こそ、心静かに試験勉強に取り組みましょう。    
                       (11月19日飯田芳男)

Hello校長室232


■『モグラさんといっぱい綱引きしたよ』~今日の名言です。3歳のお嬢さん
がイモ掘り遠足帰宅後に言った言葉です。イモのつるをなかなか引き上げられ
なかったのでしょうね。みずみずしい感性です。こんなエピソードの時は、毎
年綴っている「海の水はなぜしょっぱいの?」を思い出します。「お魚さんの
涙だから」ですね。小1を担任していた時の体験です。二中生の皆さんも感性
豊かな面々ばかりです。期待しています。私には感性のかけらもありません。
今から目を閉じて、感性を研ぎ澄ませます。寝てしまいました。 
                       (11月18日飯田芳男)

Hello校長室231


■学生の頃から卒業業後もしばらく警備員の仕事をしていました。いろいろ
な現場に行きました。地味で大変な仕事です。先日「交通誘導員ヨレヨレ日
記」という本を手にして、私の体験をだぶらせ共感した次第です。ホントに
ヨレヨレになる仕事でした。学校の警備もやりました。仮眠もできますが、
物音一つで目が覚めます。朝を迎えるとぐっと疲労感が漂います。お金を稼
ぐことに王道はないと実感しました。今朝はまぶしいほどの日差しでした。
あたりまえに朝がきますが、とっても意義があることです。夜は必ず明ける
ものですね。                (11月17日飯田芳男)

Hello校長室230


■今日は幼稚園記念日です。1876年明治9年の今日、お茶の水女子大付
属幼稚園開園がきっかけのようです。私は保育園出身でしたので、幼稚園が
昼頃終わるのがとてもうらやましかったです。両親が私の迎えをわすれるこ
とが何度かありました。その私も、忘れることこそなかったですが、迎えに
遅刻したことが何度もありました。土曜日というとシーツを取り換えに行っ
ていました。布おむつだったのでこの取り換えも学びました。人生は常に学
びの日々ですね。              (11月16日飯田芳男)

Hello校長室229


■昼休みに生徒が友人に「首にレッグウオーマーをすると温かい?」と言
っていました。私は、足に履くレッグウオーマーを首につけたら、それは
それは温かいですが、首がきついだろうなと思いました。おそらくネック
ウオーマーのことだったのでしょう。しかし二人の会話は、おだやかにな
がれていました。青春の友情は美しいです。私の中学時代の友人に、試験
勉強してる?って尋ねると、友人は中2の2学期まで毎回「やってない」
と答えていました。おろかな私は「じゃあ おれもやんなくっていいかな」
と宣言してしまっていました。後悔してます。私もきちんと青春したかっ
たです。                 (11月15日飯田芳男)